SPCグループ、「天然酵母で独立宣言」…韓国産を見つけて初商用化
SPCグループが、伝統麹から製パン用天然酵母を発掘して、国内で初めて製パン商用化に成功した。パン製造に欠かせない酵母を発掘したことで、国内製パン技術力の認証を受けることになり、海外市場進出に役立つものとみられる。
SPCグループは、「ソウル大学農業生命科学学部との11年間の共同研究を通じて、製パン用天然酵母を発掘した」とし、「国内での特許登録を終え、フランスや米国、中国、日本の4か国で特許登録を進めている」と明らかにした。天然酵母の名前は、SPCとソウル大学の英語名の略字であるSNUから取って「SPE-SNU70-1」に決めた。これまで、国内製パン業界のほとんどは、パンを膨らませる酵母としてイーストを輸入して使ってきた。SPCが発掘した天然酵母は、イーストに比べて発酵作用から出てくる酸っぱい匂いが少なく、パンから水分が抜け出すことを遅らせるというのが、会社側の説明だ。
昨年まで、年間3000トン、70億ウォン規模のイーストを輸入してきたSPCとしては、今回、天然酵母を開発したことで、このコストを減らすことができるようになった。1988年、SPC系列のパン屋であるパリバゲット店が初めてオープン後、SPCグループの許英寅(ホ・ヨンイン)会長は、世界市場で差別化された競争力を備えるためには、酵母を巡る独自的技術を保有していなければならないと強調してきた。SPCの関係者は、「清浄地域である淸風(チョンプン)湖や智異山(チリサン)、雪嶽山(ソルアクサン)などで微生物を採取し、韓国産ハチミツやキムチ、酵母など、韓国伝統食品の素材を求めるため、各地方の5日市を歩き回ったりもした」と説明した。
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SPCは14日から、天然酵母で作ったパンの販売に踏み切った。新製品4種を含め、計27種となる。食パンやバゲットなど、食事代用として多く消費されるパンに、先に天然酵母が使われた。SPCは、天然酵母を使うパン種類を、徐々に増やし、海外店の製品にも使う計画だ。現在、韓国を除く5か国に、計207店のパリバゲット店がある。
東亜日報
http://japanese.donga.com/List/3/02/27/532552/1
【管理人 補足記事&コメント】
SPCグループは1988年にフランス風正統ベーカリーを標ぼうしてパリバゲットを立ち上げ、97年韓国ベーカリー市場でシェアトップを誇った。2004年9月中国上海に店舗を出して海外市場にその第一歩を踏み出した後、米国、ベトナム、シンガポールに進出し、現在は海外181店舗を運営している。SPCグループの許英寅会長は「中国、米国、シンガポールなどに続き仏パリに進出し、パリバゲットが名実共に韓国が作ったもう一つのグローバルブランドになることを期待したい」とし、「これまでパリバゲットが仏ベーカリー文化を韓国内に紹介してきたブランドとすれば、未来のパリバゲットはフランスから出発してグローバル市場に羽ばたいていくブランドになるだろう」と話した。
2014年に “バゲットの都市”パリに韓国ベーカリーブランド「パリバゲット(PARIS BAGUETTE)」が進出した。SPCグループは23日、韓国のベーカリーブランドとしては初めてパリバゲットが仏パリに進出したと伝えている。オープンしたパリのシャトレー(Chatelet)店はポンヌフ橋、ノートルダム聖堂、ルーブル美術館などパリの代表的な名所が密集した地域に場所を構えた。パリ1区の地下鉄シャトレー駅とシャトレー劇場の間にオープンした面積200平方メートル、座席46席規模のカフェ型店舗だ。
仏ベーカリー市場は大衆ベーカリーと店で職人が伝統的な方法でパンを焼く「アルチザン・ブーランジェリー(Artisan Boulangerie)」とに分かれている。パリバゲット・パリ店は最高級アルチザン・ブーランジェリーを標ぼうしてフランスパン、ペーストリー、サンドイッチなど100種余りの製品を出した。会社関係者は「フランスの熟練したパン職人を採用して韓国最高の技術人材を派遣した」と自信をのぞかせた。この他にも生クリームケーキやハムとチーズで作った調理パンのような“韓国式”製品も出して現地のベーカリーとは差別化を図る戦略だ。会社関係者は「入店を待つ列ができるほど現地人からの反応が良い」とし、「一番人気のある製品がバゲットとクロワッサン」と話した。
韓国経済でも次第にサムスン以外の企業の名前でが出るようになった。
SPCグループは、「ソウル大学農業生命科学学部との11年間の共同研究を通じて、製パン用天然酵母を発掘した」とし、「国内での特許登録を終え、フランスや米国、中国、日本の4か国で特許登録を進めている」と明らかにした。天然酵母の名前は、SPCとソウル大学の英語名の略字であるSNUから取って「SPE-SNU70-1」に決めた。これまで、国内製パン業界のほとんどは、パンを膨らませる酵母としてイーストを輸入して使ってきた。SPCが発掘した天然酵母は、イーストに比べて発酵作用から出てくる酸っぱい匂いが少なく、パンから水分が抜け出すことを遅らせるというのが、会社側の説明だ。
昨年まで、年間3000トン、70億ウォン規模のイーストを輸入してきたSPCとしては、今回、天然酵母を開発したことで、このコストを減らすことができるようになった。1988年、SPC系列のパン屋であるパリバゲット店が初めてオープン後、SPCグループの許英寅(ホ・ヨンイン)会長は、世界市場で差別化された競争力を備えるためには、酵母を巡る独自的技術を保有していなければならないと強調してきた。SPCの関係者は、「清浄地域である淸風(チョンプン)湖や智異山(チリサン)、雪嶽山(ソルアクサン)などで微生物を採取し、韓国産ハチミツやキムチ、酵母など、韓国伝統食品の素材を求めるため、各地方の5日市を歩き回ったりもした」と説明した。
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SPCは14日から、天然酵母で作ったパンの販売に踏み切った。新製品4種を含め、計27種となる。食パンやバゲットなど、食事代用として多く消費されるパンに、先に天然酵母が使われた。SPCは、天然酵母を使うパン種類を、徐々に増やし、海外店の製品にも使う計画だ。現在、韓国を除く5か国に、計207店のパリバゲット店がある。
東亜日報
http://japanese.donga.com/List/3/02/27/532552/1
【管理人 補足記事&コメント】
SPCグループは1988年にフランス風正統ベーカリーを標ぼうしてパリバゲットを立ち上げ、97年韓国ベーカリー市場でシェアトップを誇った。2004年9月中国上海に店舗を出して海外市場にその第一歩を踏み出した後、米国、ベトナム、シンガポールに進出し、現在は海外181店舗を運営している。SPCグループの許英寅会長は「中国、米国、シンガポールなどに続き仏パリに進出し、パリバゲットが名実共に韓国が作ったもう一つのグローバルブランドになることを期待したい」とし、「これまでパリバゲットが仏ベーカリー文化を韓国内に紹介してきたブランドとすれば、未来のパリバゲットはフランスから出発してグローバル市場に羽ばたいていくブランドになるだろう」と話した。
2014年に “バゲットの都市”パリに韓国ベーカリーブランド「パリバゲット(PARIS BAGUETTE)」が進出した。SPCグループは23日、韓国のベーカリーブランドとしては初めてパリバゲットが仏パリに進出したと伝えている。オープンしたパリのシャトレー(Chatelet)店はポンヌフ橋、ノートルダム聖堂、ルーブル美術館などパリの代表的な名所が密集した地域に場所を構えた。パリ1区の地下鉄シャトレー駅とシャトレー劇場の間にオープンした面積200平方メートル、座席46席規模のカフェ型店舗だ。
仏ベーカリー市場は大衆ベーカリーと店で職人が伝統的な方法でパンを焼く「アルチザン・ブーランジェリー(Artisan Boulangerie)」とに分かれている。パリバゲット・パリ店は最高級アルチザン・ブーランジェリーを標ぼうしてフランスパン、ペーストリー、サンドイッチなど100種余りの製品を出した。会社関係者は「フランスの熟練したパン職人を採用して韓国最高の技術人材を派遣した」と自信をのぞかせた。この他にも生クリームケーキやハムとチーズで作った調理パンのような“韓国式”製品も出して現地のベーカリーとは差別化を図る戦略だ。会社関係者は「入店を待つ列ができるほど現地人からの反応が良い」とし、「一番人気のある製品がバゲットとクロワッサン」と話した。
韓国経済でも次第にサムスン以外の企業の名前でが出るようになった。
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中国韓国のパンは一口二口は「おおっ!」て思うが、二つ目を買おうとは思えない。つまり味が濃い!と言うか濃すぎ。上海でも日系ベーカリーは大人気でした。何故なら先程の「おおっ」と思わないが、やめられないとまらないです。そういえば中国のかっぱえびせんも一袋で十分というくらい濃かったなあ……