なぜ「地下空間」? 深まるナゾ 豊洲「盛り土」問題 専門家からは疑問の声
東京・築地市場(中央区)の移転先となる豊洲新市場(江東区)の主要建物下で、土壌汚染対策で実施されるはずだった「盛り土」が行われていなかった問題が波紋を広げている。専門家会議が盛り土を提言していたにも関わらず、都はなぜ独断で工法変更をしたのか。
「なぜ、いつ、誰が専門家会議の提言から逸脱し『盛り土を行わない』ことを決めたのか」 12日、都庁で会見した日本共産党都議団の尾崎あや子都議は湧き出る疑問を次々と口にし、都側に事実の公表を求めた。 7日に行った豊洲市場への現地調査では、水産卸売場棟の床下に深さ約5メートルの地下空間が広がっていることを確認。砕石層の上に薄いコンクリートを敷いただけという底面には、地下から染み出したとみられる約1・2センチの水がたまっていた。 地下空間を作った理由について都の担当者に問うと「排水管の(流れをよくする)勾配のため、メンテナンスのためなどの説明が返ってきた」(尾崎都議)という。
一方、専門家の中からは「配管であれば深さ1メートルもあれば足りる」「メンテナンスをするには5メートルは深すぎる」との疑問の声も上がる。では、何のための空間なのか。 建築エコノミストの森山高至氏は地下空間が生み出されたのは「モニタリングのためだったのではないか」とみる。豊洲市場は11月7日の開場を予定していたが、地下水のモニタリングの最終結果が出るのは来年1月。モニタリングをしながら工事を進めていくため、地下空間が作られた可能性があるという。
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都は地下空間の安全性について、主要建物の床はいずれも厚さ35~45センチのコンクリート製で、土壌汚染対策法の安全基準は満たしているとの立場でいる。 だが、元日本環境学会会長の畑明郎(はた・あきお)氏(環境政策論)は工程変更がもたらす問題点についてこう語る。
「豊洲市場は工場跡地だが、もともとは埋め立て地。建設前から液状化が想定されていた。だからこそ、専門家会議は盛り土で地下水を抑えるとしたわけだが、その前提が崩れた。地下空間にたまっていたのは、発がん性があるベンゼンなどの汚染物質を含む地下水である可能性が高い。ベンゼンは揮発しやすく、階段や少しの隙間から簡単に建物内へ入り込む。人が吸い込めば頭痛やめまいなど深刻な健康被害を引き起こす恐れもある。地下にたまった水の質、空気の汚染度合いについて早急の調査が必要だ」
移転の再延期や中止の検討も視野に入ってきた豊洲市場。地下空間を作るに至った過程の徹底した検証が必要だ。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160914/dms1609141140002-n1.htm
【管理人コメント】
そもそも盛土とは、低い地盤や斜面に土砂を盛り上げて高くし、平坦な地表を作る、または周囲より高くする工事。またはそれが施された道路や鉄道の区間。またその工事によって盛られた土砂そのもののことも指すわけで、住宅地の開発や道路整備などで平坦な地表が必要なときに行われることが多い。しかし軟弱な地盤の上にただ土を盛り上げただけでは時とともに地盤沈下が発生しやすい。それを防ぐため、転圧や地盤の改良工事などの対策をあわせて行う。
素朴な疑問として、地下水が上昇するような場所で盛土をしたところでやはり時間とともに水が出るのではないのか…。住宅を建てる場合でも、盛土後、ボーリング調査を実施し、強度を含めて調査を実施する。私が家を購入した時には、家を建てる前に専門業者のボーリング調査に立ち会ったが…。またしっかり調査報告書が添付され、問題なければ、責任者の捺印が押され、購入者と業者で持ち合うはず。 何というのかそもそもが危険なのではないか…。。。
「なぜ、いつ、誰が専門家会議の提言から逸脱し『盛り土を行わない』ことを決めたのか」 12日、都庁で会見した日本共産党都議団の尾崎あや子都議は湧き出る疑問を次々と口にし、都側に事実の公表を求めた。 7日に行った豊洲市場への現地調査では、水産卸売場棟の床下に深さ約5メートルの地下空間が広がっていることを確認。砕石層の上に薄いコンクリートを敷いただけという底面には、地下から染み出したとみられる約1・2センチの水がたまっていた。 地下空間を作った理由について都の担当者に問うと「排水管の(流れをよくする)勾配のため、メンテナンスのためなどの説明が返ってきた」(尾崎都議)という。
一方、専門家の中からは「配管であれば深さ1メートルもあれば足りる」「メンテナンスをするには5メートルは深すぎる」との疑問の声も上がる。では、何のための空間なのか。 建築エコノミストの森山高至氏は地下空間が生み出されたのは「モニタリングのためだったのではないか」とみる。豊洲市場は11月7日の開場を予定していたが、地下水のモニタリングの最終結果が出るのは来年1月。モニタリングをしながら工事を進めていくため、地下空間が作られた可能性があるという。
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都は地下空間の安全性について、主要建物の床はいずれも厚さ35~45センチのコンクリート製で、土壌汚染対策法の安全基準は満たしているとの立場でいる。 だが、元日本環境学会会長の畑明郎(はた・あきお)氏(環境政策論)は工程変更がもたらす問題点についてこう語る。
「豊洲市場は工場跡地だが、もともとは埋め立て地。建設前から液状化が想定されていた。だからこそ、専門家会議は盛り土で地下水を抑えるとしたわけだが、その前提が崩れた。地下空間にたまっていたのは、発がん性があるベンゼンなどの汚染物質を含む地下水である可能性が高い。ベンゼンは揮発しやすく、階段や少しの隙間から簡単に建物内へ入り込む。人が吸い込めば頭痛やめまいなど深刻な健康被害を引き起こす恐れもある。地下にたまった水の質、空気の汚染度合いについて早急の調査が必要だ」
移転の再延期や中止の検討も視野に入ってきた豊洲市場。地下空間を作るに至った過程の徹底した検証が必要だ。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160914/dms1609141140002-n1.htm
【管理人コメント】
そもそも盛土とは、低い地盤や斜面に土砂を盛り上げて高くし、平坦な地表を作る、または周囲より高くする工事。またはそれが施された道路や鉄道の区間。またその工事によって盛られた土砂そのもののことも指すわけで、住宅地の開発や道路整備などで平坦な地表が必要なときに行われることが多い。しかし軟弱な地盤の上にただ土を盛り上げただけでは時とともに地盤沈下が発生しやすい。それを防ぐため、転圧や地盤の改良工事などの対策をあわせて行う。
素朴な疑問として、地下水が上昇するような場所で盛土をしたところでやはり時間とともに水が出るのではないのか…。住宅を建てる場合でも、盛土後、ボーリング調査を実施し、強度を含めて調査を実施する。私が家を購入した時には、家を建てる前に専門業者のボーリング調査に立ち会ったが…。またしっかり調査報告書が添付され、問題なければ、責任者の捺印が押され、購入者と業者で持ち合うはず。 何というのかそもそもが危険なのではないか…。。。
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突っ込むなと言われても
小池都知事は就任早々えらい山を掘り当てたものです。ベンゼンの汚染の影響はともかく、審議会の答申を無視して工事を推し進めたことはあまりに重大です。都議会、都庁幹部、市場関係者の中には早期移転を迫る声もあったが、ここに至っては沈黙するしかあるまい。
都知事は豊洲移転を相当遅らせてでも、答申をなおざりにした経緯をただし、都庁の不明朗なシステムにメスを入れたほうがよい。ここであらいざらい都庁の問題点を明らかにすることにより、次々と膨れ上がった工事費にもメスが入れられる。移転延期でかかる費用より、今後の工事費の水増しを抑制することのほうがるかに安上がりとなる。
工事見積もりの受注実績にも明らかに不明な点がある。検察に告発してでも精査してもらい、もし工事の談合でも見つかれば、移転白紙もありうる事態だ。官製談合も囁かれるような都庁など一から出直してもらうしかない。それでこそ舛添を落っことした成果だ。
都知事は豊洲移転を相当遅らせてでも、答申をなおざりにした経緯をただし、都庁の不明朗なシステムにメスを入れたほうがよい。ここであらいざらい都庁の問題点を明らかにすることにより、次々と膨れ上がった工事費にもメスが入れられる。移転延期でかかる費用より、今後の工事費の水増しを抑制することのほうがるかに安上がりとなる。
工事見積もりの受注実績にも明らかに不明な点がある。検察に告発してでも精査してもらい、もし工事の談合でも見つかれば、移転白紙もありうる事態だ。官製談合も囁かれるような都庁など一から出直してもらうしかない。それでこそ舛添を落っことした成果だ。
[ 2016/09/15 12:05 ]
[ 編集 ]
次は刑事立件
どういう形で豊洲移転するか、着地点模索の問題でしばらく。
その次は、いろんな不明朗を刑事立件。
小池知事の手の内にはネタがそろっていそうです。
ネタを出す順番とタイミングが絶妙。
小池さんは演出力抜群だ。
その次は、いろんな不明朗を刑事立件。
小池知事の手の内にはネタがそろっていそうです。
ネタを出す順番とタイミングが絶妙。
小池さんは演出力抜群だ。
[ 2016/09/15 14:12 ]
[ 編集 ]
建築で地下空間や屋上が利用できるのは,得したようなもの
中国でも、化学工場の跡地に小学校を建て、グランドを全面舗装して解放したが子供達から頭が痛い,鼻血が出たり、吐き気をもようしたり、体がだるいなど、体に発疹が出たりベンゼンなどの化学薬品特有の症状を発症、保護者から苦情が相次ぎ、結果、今グランドの舗装を剥ぎ土の全面入れ替えをしている記事を見ました、その数18校とか
日本のことわざにあるように、臭いものにフタをして隠しても、相手は軽い気体ですから蒸発し上に上がってくるので防げない、
土を入れ替え安全安心を考える技術屋と、高い土地に最大限の無駄を省いた建物を造る技術屋の考えの違い
両方を見てる東京都の担当部局の管理怠慢、建築ゼネコンの意見飲みすぎ
私は化学薬品汚染を無くすことがまず第一だと思いますがね、
マグロ捌いてる料理人、仲買人や市場職員が鼻血出していたら、お笑いでは済まないですよ、そんな所の魚、野菜が売れますか、皆さんは食べますかということ
私も建設関係だから良く解る、設備関係の配管仕事は細かくて大変、いちいち本体工事の型枠屋や、鉄筋屋にお願いして配管用の穴を確保して貰わねば、ならない、彼らも仕事を請け負っているので、その都度,元請けを通して言っておかないとやってはくれない、中には配管の穴に生コンいれる悪戯するやつもいる。特に基礎躯体の配管は仕事を急がされる、徹夜してでもやらないと、次の業者が手がつけれない、設備屋、電気工事はゼネコンと別途発注だが、立場が低い
、しかし、今回のような地下空洞ではゆっくりと自分達のペースで確実に仕事ができる、地下に配管材料持ち込んで、できますからね、配管の為にミニバックホーで土を掘る必要もない
さてこの問題、あまり騒いで犯人探しで都庁職員に責めを負わせて、もし犠牲者が出るようでは最悪、
本日共産党都議団も地下に入ったが、設備業者の職人さん達もあれだけの工事だ、半年以上密室の地下で仕事している訳でして
もし化学薬品が漏れていたなら彼らが異常を訴えていたでしょうに、彼らに聞くが一番、ガス漏れはないのではと、私個人は推測してますけどね
日本のことわざにあるように、臭いものにフタをして隠しても、相手は軽い気体ですから蒸発し上に上がってくるので防げない、
土を入れ替え安全安心を考える技術屋と、高い土地に最大限の無駄を省いた建物を造る技術屋の考えの違い
両方を見てる東京都の担当部局の管理怠慢、建築ゼネコンの意見飲みすぎ
私は化学薬品汚染を無くすことがまず第一だと思いますがね、
マグロ捌いてる料理人、仲買人や市場職員が鼻血出していたら、お笑いでは済まないですよ、そんな所の魚、野菜が売れますか、皆さんは食べますかということ
私も建設関係だから良く解る、設備関係の配管仕事は細かくて大変、いちいち本体工事の型枠屋や、鉄筋屋にお願いして配管用の穴を確保して貰わねば、ならない、彼らも仕事を請け負っているので、その都度,元請けを通して言っておかないとやってはくれない、中には配管の穴に生コンいれる悪戯するやつもいる。特に基礎躯体の配管は仕事を急がされる、徹夜してでもやらないと、次の業者が手がつけれない、設備屋、電気工事はゼネコンと別途発注だが、立場が低い
、しかし、今回のような地下空洞ではゆっくりと自分達のペースで確実に仕事ができる、地下に配管材料持ち込んで、できますからね、配管の為にミニバックホーで土を掘る必要もない
さてこの問題、あまり騒いで犯人探しで都庁職員に責めを負わせて、もし犠牲者が出るようでは最悪、
本日共産党都議団も地下に入ったが、設備業者の職人さん達もあれだけの工事だ、半年以上密室の地下で仕事している訳でして
もし化学薬品が漏れていたなら彼らが異常を訴えていたでしょうに、彼らに聞くが一番、ガス漏れはないのではと、私個人は推測してますけどね
[ 2016/09/15 17:02 ]
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ワテクシは馬鹿なんすから、 突っ込んだら同類っすよ。
「ぶったらブタによく似てる」
ってヤツっす。
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そもそも、 築地の移転先が豊洲に決まったところから怪しく思えて来ました。
元々は、東京ガスの工場ですよね?
工場跡地の売却に遡って調べてみる必要は無いのでしょうか?
用地買収に絡んで、 不適切な活動をした都議なり職員なりが居ないでしょうか?
ケミカル工場なんですから、 土壌汚染は容易に想定できたばずだと思うんです。
初めに豊洲ありきで話が出来上がってないでしょうか、 地下空間については汚染物質のモニター並びに、 不都合があった際の換気システム設置などを見越して用意したようにも思えます。
ここまでケチがついたら、 延期じゃなくて中止が妥当なんじゃないでしょうか。
んで、 中止にするなら、 その際無駄になる経費は、800億円になるか1000億円になるか馬鹿だから分かりませんが、 都議会議員と都職員から薄く広く徴収して、 何年掛かっても弁済させるべきです、 キッチリ利子も乗っけて、 そんな風に思いました(埼玉県民だけど)。
そうでもしないと、 都議も都職員も襟を正さない。
ほらほら、 突っ込んじゃだめ、
ワテクシ は、 ウスラバカ だから ウスラー と称してるんすから。