日本に追いつきたい・・・中国の製造業が捨てるべき「悪しき発想」
中国製品といえば「安かろう、悪かろう」というイメージが根付いているが、中国では人件費の高騰などによって製品の価格競争力は失われつつあり、製品の品質や付加価値の向上が急務となっている。中国が製造業の高度化に取り組むなか、日本のモノづくりの実力が見えてきた部分があるようだ。 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国高速鉄道にも使用されているという日本の緩まないネジ(ナット)を例に、「日本がモノ作り大国である理由」について考察している。
中国では製造業といえば「給料の安い職業」というイメージがあるようで、職人の地位も決して高いものではない。しかし記事は、日本がモノ作り大国であることの背後には、職人が匠の精神を持ち、職人たちが消費者の支持を得られるよう相応の努力をしていることが挙げられると指摘。しかも特筆すべきは、匠の精神を持つのは職人だけでなく、あらゆる仕事に携わる日本人の多くが持つという点であり、匠の精神はもはや日本の生産活動のあらゆる場所で見られることだと論じた。
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さらに、日本企業は研究熱心で、精一杯努力することを厭わず、他人が追いつけないところまでたどり着こうと努力する理念を持っているとしたほか、「消費者に最高の満足を与えることを理念として掲げる企業も多いと紹介。こうした理念があるからこそ、中国企業が陥りがちな短期的な利益を追求する罠に陥らずに済むのだと伝えた。
続けて記事は、新幹線と中国高速鉄道には。日本企業が製造する「決して緩まないボルトとナット」が使用されていることを指摘。高速で走行する車両は激しい振動が生じるが、その振動でナットが緩んでしまえば重大な事故につながるため、緩まないボルトとナットが必要となるが、これは日本の企業しか作れないと指摘し、こうした製品こそ「研究熱心で、精一杯努力することを厭わず、他人が追いつけないところまでたどり着こうと努力する理念」を体現した存在であると紹介した。
http://news.searchina.net/
【管理人 補足記事&コメント】
日本製品を見れば一時はどれもこれもチャイナである。今もまだまだ多いのではないか…。日本は半完成品で中国で製品化したりOEMであったりと、半完成品の場合は、チャイナでも日本製と品質は変わらない。そののち現地生産が加速し、後にリスク回避で、今もなお進行中である。中国は日本部品を多用するが、自国で無理する必要はない。如何に日本技術と連携し、互いに付加価値を得るかと言う部分で、その国の特徴を生かすのが経済であり、事業提携した企業に対し、外交努力でより大きな仕事を見出すのはさらに重要となる。
経済も政治の世界も連携は重要だが、単独でなんでも実施したい時期はある。それが今の中国となる。新興国で大国であるから、先進国並みの社会システムや企業システムになるにはまだまだ時間がかかる。中国は世界市場ではあるが、独自技術にこだわりたくなる時期はあるのだろう。だが環境汚染問題だけは大国だけに、既に国土の30%以上が汚染されている状態では、元に戻るまで何年かかるのかは想像すらつかない。
アメリカと中国がCO2排出で格段に緩和すれば、世界の異常気象は減少するだろう。これは待ったなしであるから、単独と言うわけにはいかない。トランプは自国利益を優先するとしたが、そんなことを語るトランプでは、アメリカも地に落ちそうだが…。
中国では製造業といえば「給料の安い職業」というイメージがあるようで、職人の地位も決して高いものではない。しかし記事は、日本がモノ作り大国であることの背後には、職人が匠の精神を持ち、職人たちが消費者の支持を得られるよう相応の努力をしていることが挙げられると指摘。しかも特筆すべきは、匠の精神を持つのは職人だけでなく、あらゆる仕事に携わる日本人の多くが持つという点であり、匠の精神はもはや日本の生産活動のあらゆる場所で見られることだと論じた。
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さらに、日本企業は研究熱心で、精一杯努力することを厭わず、他人が追いつけないところまでたどり着こうと努力する理念を持っているとしたほか、「消費者に最高の満足を与えることを理念として掲げる企業も多いと紹介。こうした理念があるからこそ、中国企業が陥りがちな短期的な利益を追求する罠に陥らずに済むのだと伝えた。
続けて記事は、新幹線と中国高速鉄道には。日本企業が製造する「決して緩まないボルトとナット」が使用されていることを指摘。高速で走行する車両は激しい振動が生じるが、その振動でナットが緩んでしまえば重大な事故につながるため、緩まないボルトとナットが必要となるが、これは日本の企業しか作れないと指摘し、こうした製品こそ「研究熱心で、精一杯努力することを厭わず、他人が追いつけないところまでたどり着こうと努力する理念」を体現した存在であると紹介した。
http://news.searchina.net/
【管理人 補足記事&コメント】
日本製品を見れば一時はどれもこれもチャイナである。今もまだまだ多いのではないか…。日本は半完成品で中国で製品化したりOEMであったりと、半完成品の場合は、チャイナでも日本製と品質は変わらない。そののち現地生産が加速し、後にリスク回避で、今もなお進行中である。中国は日本部品を多用するが、自国で無理する必要はない。如何に日本技術と連携し、互いに付加価値を得るかと言う部分で、その国の特徴を生かすのが経済であり、事業提携した企業に対し、外交努力でより大きな仕事を見出すのはさらに重要となる。
経済も政治の世界も連携は重要だが、単独でなんでも実施したい時期はある。それが今の中国となる。新興国で大国であるから、先進国並みの社会システムや企業システムになるにはまだまだ時間がかかる。中国は世界市場ではあるが、独自技術にこだわりたくなる時期はあるのだろう。だが環境汚染問題だけは大国だけに、既に国土の30%以上が汚染されている状態では、元に戻るまで何年かかるのかは想像すらつかない。
アメリカと中国がCO2排出で格段に緩和すれば、世界の異常気象は減少するだろう。これは待ったなしであるから、単独と言うわけにはいかない。トランプは自国利益を優先するとしたが、そんなことを語るトランプでは、アメリカも地に落ちそうだが…。
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日本も明治初期は
日本も、明治初期に書かれたイザベラ・バードの日本奥地紀行を読むと、外国ものは偽物が多かったようです。
国が乱れた直後は、民度が落ちて何でも有りなんでしょうね。
中国も、国が落ちついて、民度が上がれば、良い国になると思いますが。
国が乱れた直後は、民度が落ちて何でも有りなんでしょうね。
中国も、国が落ちついて、民度が上がれば、良い国になると思いますが。
[ 2017/08/26 06:56 ]
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サーチナはいい加減な話が多いからやめるほうがいい。
この製造業の話は、開発者のことと、製造技能者のことが
ごっちゃになっていて、きわめて表面的に日本をとらえています。
話が発散して、最後まとまりがつかない。
技術開発、製品開発には一握りの優秀な技術者がいればいい。
どこの会社にもいる。問題は成果を出した人材に与えるインセンティブ。
これが小さいから、中韓に人材が狙われるのです。
製造技能者(その一部は「職人」と呼ばれる)、こちらにも
優秀な人が多い。
政府には「現代の名工」という表彰制度がある。累積で4,000名が
表彰されている。そのインセンティブは金額はわずか(10万円)だが
この表彰を受けることは大変な名誉です。
一方、中国の製造業を支えるのは「農民工」と呼ばれる、労働者群で
あって、中国人民の階層に大きな社会格差を生んでいる。海外企業の製造
現場の多くは農民工によってまかなわれている・・・という現実。
ところで、国内自動車メーカは大々的に「期間工募集」をかけている。
満了慰労金300万円とか、入社祝い金 20万円とか、もちろん寮は無料。
いま、増産を掛けるのに現場工数が足りないようです。
これ、本質的には中国の農民工と違わないですが、待遇がずいぶんいい。