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K55自走砲で実戦さながらの訓練!

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延坪島砲撃事件(2010年11月23日)から間もなく3年を迎える22日午前、京畿道漣川郡の陣地で第26師団白虎歩兵大隊の将兵たちが、K55自走砲を利用した射撃訓練を行った。

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韓国軍:K9自走砲が抱える慢性的な故障問題

韓国軍の中心戦力と評価されているK9自走砲が、設計上の欠陥や不良部品により、さまざまな故障を起こしていることが分かった。

1999年から実戦配備されているK9は、ペンニョン島や延坪島などの「西海5島(西海〈黄海〉沖の北方限界線〈NLL〉近くにある五つの島)」をはじめ、最前線の部隊に約700両が集中配備されている韓国軍の最新型兵器だ。韓国軍の砲兵火力としては、数字の上では旧型のK55自走砲(約1000両)に比べ少ない。それでもK9は、西海の島々に対する北朝鮮の挑発はもちろん、非武装地帯(DMZ)付近にある北朝鮮の長射程砲に対応する重要な戦力になっている。しかし2010年11月の延坪島砲撃では、当時5両あったK9自走砲のうち、きちんと動いたのは2両にすぎなかった。

特に、戦時作戦統制権(統制権)の韓国軍移管(2015年12月)が3年2カ月後に迫る中、西北島しょ(西海沖のNLL近くにある島々)など北朝鮮の局地挑発に対応すべき韓国軍の主力兵器が頻繁に故障しているというのは問題だと指摘されている。

■エンジンから燃料が漏れて火災も発生

国会国防委員会に所属する民主統合党(民主党)の安圭佰(アン・ギュベク)議員が、4日に国防技術品質院と防衛事業庁から受け取った資料によると、K9のエンジンの重要部品として挙げられるエンジン制御装置(CDS)に欠陥があり、これが原因でエンジンが始動しなかったり、訓練のため移動している最中に突然K9が止まってしまったりするトラブルが起きている。当局に通報があった分だけでも2010年に1両、11年に3両、12年に13両が故障し、年々数が増えていることが分かった。

昨年4月には、首都機械化師団(京畿道加平郡)のK9自走砲1両が、訓練中に移動していたところエンジンが止まり、さらに燃料が漏れ出して火災が発生した。さらにもう1両は、操縦手の計器板に故障を伝える表示が現れ、突然エンジンがかからなくなった。

K9のエンジンを開発したドイツのメーカーは昨年、従来のCDS向けの部品生産を停止した。メーカーからは、生産停止にした部品にかえて、再設計した部品を供給したいという通知があった。国防技術品質院が独自に検討した結果、既存の制御装置と新たな部品の互換性が悪いことが分かったという。

■1個砲兵大隊のK9の7割以上が故障したことも

自走砲の重要装備として挙げられる射撃統制装置も、問題を起こし続けている。09年9月には江原道鉄原に駐屯する砲兵大隊で、1両のK9の装填(そうてん)システムに問題が生じ、短時間で大量の砲弾を発射する「急速射撃」ができなくなった。またK9は、砲口初速測定装置を使うことで、同時に撃った砲弾を同じ場所に時間差をつけて着弾させることができるが、当時は砲口初速測定装置も故障し、42発中15発しか測定されなかった。

そこで国防部(省に相当)は2010年2月と6月にソフトウエアを改善し、全部隊のK9に組み込み直した。しかし昨年3月、京畿道坡州市にいる砲兵大隊で8両、同じく京畿道漣川郡にいる砲兵大隊で2両のK9が再び同じトラブルを起こした。昨年11月には首都機械化師団で、13両のK9の射撃統制装置に誤作動が発生した。1個砲兵大隊に18両のK9があることを考慮すると、大隊の戦力の70%に問題が発生していたことになる。

■重要部品は全て輸入、原因の把握もできず

K9は、既にトルコに輸出され、現在はインドネシアとオーストラリアに向けても輸出を推進している韓国の代表的な兵器だ。しかしCDSのような約30%の重要部品は、全て輸入に依存しているのが現状だ。昨年7月と9月には第9師団(京畿道高陽市一山)で、2両のK9の衛星利用測位システム(GPS)が故障したが、韓国軍は「米国のメーカーだけが分解・確認できる部分」として、まだ正確な故障の原因を把握できていない。

故障の問題をめぐり、ある専門家は「国防技術品質院が最初にK9の設計図を作った後、予算・時間の制限や韓国軍の過度の介入などのため当初案に変更が加えられ、各種の問題が生じた」と語った。一方で韓国軍内外からは、頻発する故障の背後には中古部品の問題があるという声も上がっているという。

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[ 2013年11月22日 19:59 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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