韓国の主力産業、中国に食われる世界シェア
IT(情報技術)、石油化学、鉄鋼、機械など韓国のお家芸に数えられる主力産業は今、中国に世界シェアを食われつつある。
現代経済研究院は8日、昨年末時点でIT産業の世界シェアは中国が31.7%で首位で、2位韓国は7.3%と大きく水を開けられたとの分析を明らかにした。
半導体の場合、メモリー半導体偏重の韓国とは異なり、中国はシステム半導体でシェアを高めている。
石油化学産業では、韓国の輸出市場シェアは世界8位で、2位中国との差は歴然だ。機械産業は韓国が9位、中国は3位だ。ペク・ダミ上級研究員は「鉄鋼産業は世界的な金融危機以降、両国のシェアが共に上昇したが、韓国は低付加価値品目で、中国は高付加価値分野でそれぞれ成長した」と指摘した。
自動車の輸出市場シェアは、韓国(5.8%)が中国(3.2%)を上回っているが、自動車部品に限ると、韓国(6.4%)は中国(6.9%)に追い越された。中国の世界シェア上昇は人口14億人の中国市場で自国企業が躍進したためとみられる。
朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/02/09/2015020900612.html
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http://www.chosunonline.com/svc/view.html?catid=25&contid=2015020900612
【管理人コメント】
米Intelは今後15年をかけて中国・四川省成都の半導体工場に最大16億ドルを投資し、同国で事業を拡大する。現地時間2014年12月4日に、米Wall Street Journalや英Reutersなどが報じた。Intelはこれまで成都の工場に6億ドルを投じてきたが、新たな投資によって半導体の組み立てと試験設備を刷新し、先進試験技術を中国に導入するという。Intelの技術・製造グループ担当エグセクティブバイスプレジデントのWilliam Holt氏は、「最新の試験技術の中国への導入は、中国とともに技術革新を進めていくという我々のコミットメントを示している」と述べている。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/120502136/
中国の半導体製造の立ち位置はどのあたりなのかというと、微細化などの技術的な視点に考えれば、インテルやサムスン、TSMCと比べて圧倒的な差である。2000年以降に中国で半導体工場の投資が増え、政府の支援でこの業界もかなり成長したが、世界企業の設備投資と技術開発力には追いつけずに、この10年で両者の間の差は縮まることはない。
一方では、スマホに使われるアプリケーションプロセッサー(AP)だが、TSMCやサムスンが28nmでの攻防から20nmに移行する段階にある。だが、中国メーカーで最先端プロセスを有するSMICは、まだ28nmの量産ラインを持てていない。SMICは2014年中期にパイロットラインを導入し、上海と北京で競争しながら、2014年末までにサンプル出荷・小規模生産を実施する状況だ。
台湾を中国と考えれば、上図のシェアとなるだろう。台湾を別と考えれば大きく様相は変わる。
経済としてはTSMCという台湾企業やホンハイは台湾企業として分けた方が解りやすいだろう。
経済的には中国内の工場が主流であるが、中国本土の技術とは別物である。中国で消費される半導体チップのうち、実際に中国国内で生産されているものはごく一部だけである。
Oski Technologyでマーケティング担当シニアディレクタ兼アジア太平洋地域担当ゼネラルマネージャを務めるJin Zhang氏は、最近EE Timesに投稿したブログの中で、「中国では、半導体チップの消費量と製造量との差が激しい。2015年以降も、その差は拡大していくだろう」と指摘している。
Zhang氏は、「中国国内で消費される半導体チップの大半は、IntelやSamsung Electronics、Texas Instruments、Freescale Semiconductor、Qualcommなどの巨大半導体企業によって提供されたもので、中国の半導体産業が成長するに伴い、多国籍半導体企業がチャンスと利益を得ていることになる」と指摘する。
http://eetimes.jp/ee/articles/1407/07/news049_2.html
しかしながら、純粋に中国企業としての半導体が動き出す日も間近だろうと考える。スマホの半導体は中国企業との合弁会社が主流となる可能性がある。現行のSnapdragonチップの製造に着手すれば、中国のスマホ用CPU半導体は中国企業が生産する事になる。
半導体も多種多様であるから難しいが…。。。
韓国経済の低迷は、中国経済低迷より深刻である。
とはいえ、中国スマホ企業やPC企業は元気だが、両国ともに経済鈍化になっているのは事実。
中国という大国とどの様に向き合うのかが日本にとっても重要だ。
韓国は中国に寄り添いすぎて失敗する事例となってしまう可能性が高い。
貿易上位が日本と同じなら、日本との競争は不利であるから、協力するのが一番である。
一番重要なのが日韓貿易であると気が付くのは、統治下から70年経っても1000年経っても、気が付かないのだろう…。。。
現代経済研究院は8日、昨年末時点でIT産業の世界シェアは中国が31.7%で首位で、2位韓国は7.3%と大きく水を開けられたとの分析を明らかにした。
半導体の場合、メモリー半導体偏重の韓国とは異なり、中国はシステム半導体でシェアを高めている。
石油化学産業では、韓国の輸出市場シェアは世界8位で、2位中国との差は歴然だ。機械産業は韓国が9位、中国は3位だ。ペク・ダミ上級研究員は「鉄鋼産業は世界的な金融危機以降、両国のシェアが共に上昇したが、韓国は低付加価値品目で、中国は高付加価値分野でそれぞれ成長した」と指摘した。
自動車の輸出市場シェアは、韓国(5.8%)が中国(3.2%)を上回っているが、自動車部品に限ると、韓国(6.4%)は中国(6.9%)に追い越された。中国の世界シェア上昇は人口14億人の中国市場で自国企業が躍進したためとみられる。
朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/02/09/2015020900612.html
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米Intelは今後15年をかけて中国・四川省成都の半導体工場に最大16億ドルを投資し、同国で事業を拡大する。現地時間2014年12月4日に、米Wall Street Journalや英Reutersなどが報じた。Intelはこれまで成都の工場に6億ドルを投じてきたが、新たな投資によって半導体の組み立てと試験設備を刷新し、先進試験技術を中国に導入するという。Intelの技術・製造グループ担当エグセクティブバイスプレジデントのWilliam Holt氏は、「最新の試験技術の中国への導入は、中国とともに技術革新を進めていくという我々のコミットメントを示している」と述べている。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/120502136/
中国の半導体製造の立ち位置はどのあたりなのかというと、微細化などの技術的な視点に考えれば、インテルやサムスン、TSMCと比べて圧倒的な差である。2000年以降に中国で半導体工場の投資が増え、政府の支援でこの業界もかなり成長したが、世界企業の設備投資と技術開発力には追いつけずに、この10年で両者の間の差は縮まることはない。
一方では、スマホに使われるアプリケーションプロセッサー(AP)だが、TSMCやサムスンが28nmでの攻防から20nmに移行する段階にある。だが、中国メーカーで最先端プロセスを有するSMICは、まだ28nmの量産ラインを持てていない。SMICは2014年中期にパイロットラインを導入し、上海と北京で競争しながら、2014年末までにサンプル出荷・小規模生産を実施する状況だ。
台湾を中国と考えれば、上図のシェアとなるだろう。台湾を別と考えれば大きく様相は変わる。
経済としてはTSMCという台湾企業やホンハイは台湾企業として分けた方が解りやすいだろう。
経済的には中国内の工場が主流であるが、中国本土の技術とは別物である。中国で消費される半導体チップのうち、実際に中国国内で生産されているものはごく一部だけである。
Oski Technologyでマーケティング担当シニアディレクタ兼アジア太平洋地域担当ゼネラルマネージャを務めるJin Zhang氏は、最近EE Timesに投稿したブログの中で、「中国では、半導体チップの消費量と製造量との差が激しい。2015年以降も、その差は拡大していくだろう」と指摘している。
Zhang氏は、「中国国内で消費される半導体チップの大半は、IntelやSamsung Electronics、Texas Instruments、Freescale Semiconductor、Qualcommなどの巨大半導体企業によって提供されたもので、中国の半導体産業が成長するに伴い、多国籍半導体企業がチャンスと利益を得ていることになる」と指摘する。
http://eetimes.jp/ee/articles/1407/07/news049_2.html
しかしながら、純粋に中国企業としての半導体が動き出す日も間近だろうと考える。スマホの半導体は中国企業との合弁会社が主流となる可能性がある。現行のSnapdragonチップの製造に着手すれば、中国のスマホ用CPU半導体は中国企業が生産する事になる。
半導体も多種多様であるから難しいが…。。。
韓国経済の低迷は、中国経済低迷より深刻である。
とはいえ、中国スマホ企業やPC企業は元気だが、両国ともに経済鈍化になっているのは事実。
中国という大国とどの様に向き合うのかが日本にとっても重要だ。
韓国は中国に寄り添いすぎて失敗する事例となってしまう可能性が高い。
貿易上位が日本と同じなら、日本との競争は不利であるから、協力するのが一番である。
一番重要なのが日韓貿易であると気が付くのは、統治下から70年経っても1000年経っても、気が付かないのだろう…。。。
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