韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  韓国経済 >  SKハイニックス、LGスマホに高速DRAM供給

SKハイニックス、LGスマホに高速DRAM供給

半導体大手のSKハイニックスは9日、既存製品よりもデータの出入力速度が約2倍速い最新のモバイルDRAM「LPDDR2」(容量1ギガバイト)をLG電子の新型スマートフォン「Gプラス2」に供給すると発表した。

Gプラス2にはLPDDR2が2個搭載され、メモリー容量は2ギガバイトとなる。

モバイルDRAMはスマートフォンで処理するデータを臨時に保存する空間で、データを読み取り、書き込みする速度が速いほど、スマートフォンの性能が高まる。Gプラス2に搭載したLPDDR2は電力消費量も既存製品より30%少ない。

SKハイニックスは今年7月以降、4ギガバイト以上の大容量モバイルDRAMを採用したスマートフォンが発売されると予想している。
李仁黙(イ・インムク)記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/02/10/2015021000712.html


2014-03-22-sk.jpg

【管理人コメント】

SKハイニックスは現代電子であり、LG電子の半導体事業を買収して出来た企業であるから、LG電子に供給するのだろう。
LG電子の前が金星社であり、当時の会長は経済界のボスであった。その人物と会食したが、実に温厚な姿のなかに恐ろしいオーラーを放つ。現代電子は私が技術指導に関わった企業でもある。

SKハイニックスは東芝と盗用問題で揉めたが和解し、技術提携を結んだ。
この背景にはサムスンを打ち負かすタイミングが今なのだろうという事が見え隠れする。

東芝は自社メモリーの工場へ莫大な金額を投資し、打倒サムスンに燃えていた。社長はサムスンを抜けると確信していると語った事で意気込みを感じる。しかしサムスンのスマホ低迷を受けて、自国へ東芝が自社へ投資した額の数倍もの投資を行い2016年に半導体工場が稼動するとした。その後、SKハイニックスと技術提携を結んだわけであるから、打倒サムスンの舵取りは変わらないのだろう。

私はサムスンの投資額と市場シェアからすれば、東芝は苦しいと考えたが、フラッシュメモリーの微細化技術ではサムスンより東芝の方が現段階では上である。しかし投資で負ける。企業の大きさで負けるのは悔しいだろう。

そんなときのSKハイニックスであるから、両社が手を組めばすでにシェアはサムスンの上となる。フラッシュメモリーもDRAMでもシェア握れれば、CPUを除いて、日本のシェアは絶大となる。

SKハイニックスは、東芝と合弁会社を作るのではないかと考えているが、まだその話しは無い。
東芝はアメリカ企業とも事業提携している。3社が手を組めば、サムスンは太刀打ちできない。

中国はまだフラッシュメモリーやDRAMでは技術は低い。
まして製造ラインは日本で、製品検査のシェアは日本企業である。

日本には、品質と付加価値があるので、中国スマホ企業は日本の東芝の部品を多用している。
将来は解らないが、現状では東芝の生産数では間に合わない。それを緩和するには提携するしか方法が無いのも事実だ。

LGスマホへDRAMを供給する事に成功すれば、さらなる動きがSKハイニックスから東芝へ打診もあるかも知れない。
今年は東芝とSKハイニックスに注目だ。



関連記事

ブログパーツ
[ 2015年02月10日 10:53 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(2)
読み応えありました
さすがご専門の分野。業界の俯瞰図が明快に理解出来ました。
[ 2015/02/10 11:54 ] [ 編集 ]
このあたり、韓国経済.comの売りの一つ。
読んで平伏
[ 2015/02/11 08:08 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
スポンサードリンク
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp