韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  台湾 >  台湾、8年ぶりの政権交代の背景

台湾、8年ぶりの政権交代の背景

16日に実施された台湾総統選挙で、野党民進党の蔡英文主席が当選し、台湾でも女性指導者時代が開かれた。蔡氏は史上初の女性総統であり、中華圏初の女性指導者だ。8年ぶりに政権を取り戻した民進党は、1986年の創党以来、初めて立法院(国会)多数党の地位も確保した。

親中志向の国民党から独立志向の民進党に政権が代わり、両岸(中国と台湾)関係がどのように変わるのか関心が集まっている。蔡氏は当選の第一声で、「中華民国は民主国家として民主空間が必ず尊重されなければならない。(台湾の主権を)抑圧することは、両岸関係の安定を破壊することになるだろう」と述べた。対中政策の変化を予告したのだ。また、「今のように平和で安定した状況を守るよう努力するが、過去の政策の誤りを原状回復させる」と明らかにした。馬英九政府8年間の親中政策から脱却する考えを明確にしたのだ。

世界が、経済大国である中国との経済協力に向けて血眼になっているが、台湾は反対に進んでいる。蔡氏は、馬英九政府の経済失政に対する有権者の審判によって圧勝を収めた。経済政策の失敗の核心には、政権獲得後に行った「親中政策」がある。中国に近づきすぎて台湾が経済的に被害を受けたということだ。

スポンサードリンク


「諸刃の剣」となった「両岸蜜月」
馬前総統が2008年に初当選した時、台湾は世界的な金融危機の高波に飲み込まれていた。中国との協力で危機を切り抜けるという馬総統の訴えが有権者の心をとらえた。実際に、中国という大きな市場が開かれ、部品素材産業を中心に活力を取り戻し始めた。前任の民進党の陳水扁総統時代は、「小三通」(通航、交易、郵便の往来)といった一部の両岸交流はあったが、陳総統が「一つの中国」原則を受け入れず。緊張関係が続いた。

馬総統は、「両岸協力」の成果で再選にも成功した。2012年の選挙での馬総統の得票率58.5%は歴代最高だった。しかし、馬総統政権8年の「両岸蜜月」は、現在「諸刃の剣」となった。国民党の周立倫候補が総統選挙史上最大の308万票差で敗北したのも、現政権の「両岸蜜月」に対する審判による。

中国で最適条件を備えた台湾がなぜ?
英国、オーストラリアなどが伝統的友好国の米国の気分を害しながらも昨年中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加したのは、世界第2位の経済大国である中国市場を諦められなかったためだ。中国が推進する「一帯一路」(21世紀陸上と海上のシルクロード)には、アジアや欧州だけでなくアフリカ諸国まで参加しようと殺到する。台湾だけが少し遠ざかる必要があると考えている。

2016-01-23-k009.jpg

台湾が中国から距離を置く現象は古くない。1989年6月、中国・北京の民主化デモを軍隊が流血鎮圧した天安門事件が発生した時、欧米の企業は不安定な事業環境を理由に引き潮のように中国を離れた。しかし、台湾の企業は大陸に残った。むしろ中国本土に進出した。現在「台商」と呼ばれる大陸の台湾企業は約30万社にのぼる。台湾は地理的に中国と近く、言語が同じだ。1949年以前に台湾に来た内省人は、全体人口の85%を占める。彼らは、大陸に親戚や友人がいる。台湾企業はこのように中国で事業する最も良い条件を備えている。

なぜ台湾は中国から遠ざかろうとするのか。台湾政治大学市場予測研究中心の洪耀南代表は、「親中国政策自体が誤りなのではなく、『誤った親中政策』を使ったためだ」と指摘した。過度な中国依存のため、中国経済が低迷すると台湾経済も共に低迷することになり、「政経癒着企業」だけが両岸協力の果実を占めた。また、所得不均衡が深刻化し、上位5%と下位5%の所得差が、2007年の66倍から2013年には99倍に増え、社会に踏み出した若者の初任給が減り、生涯働いてもマイホームを買うことができない状況になった。台湾経済部傘下中華経済研究院大陸経済研究所の劉孟俊所長は、「台商が大陸で稼いだ金を台湾に持って来れば、財産税を大幅に引き下げる措置を2009年に実施した」とし、「入ってきた金が不動産に集まり、バブルを生んだ」と指摘した。
(略)
東亜日報
http://japanese.donga.com/List/3/all/27/521241/1

【管理人コメント】
日本にとって吉となるかはこれからだろう。
台湾が日本寄りだと東シナ海においても協力できるのだが…。。。




関連記事

[ 2016年01月23日 11:25 ] カテゴリ:台湾 | TB(0) | CM(2)
台湾は、対中国の経済規制を緩和した結果
大陸の格安な中国人労働者に仕事を奪われた

その結果、台湾人労働者の給与は下がり続け
一生働いてもマイホームも買えない状態に陥り
なおかつ賃金の低下により結婚も困難となり
台湾の出生率は世界最低レベルに落ち込んでいる。

人権の存在しない独裁国家と緊密化しても
まともな国家利益など得られるわけがない
一部の「人権無視の不良企業」(日本ではイオン・伊藤忠など)が利益を得るだけで一般国民は負担を被る結果に終わる


台湾の出生率は世界最低、このままでは“人口減少・高齢化・貧困化”の可能性―台湾メディア
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20141112/Xinhua_01151.html
[ 2016/01/23 17:35 ] [ 編集 ]
台湾はチャンス到来か、うまくやり遂げるかも
日本企業も同じ、いつまでも中国にしがみ付いてると潰れるよ、中国経済は一回終息です、評論家によっては,二度と中国が世界の工場には戻らない、次は東南アジア,次は南米,次はアフリカ安い労働力を求めて生産工場は移動するそうな、本当かいな、南米人、アフリカ人には勤勉は無理、時間と労働を押し付けたらパニックになる,適当の人生感でいるから彼らは明るい、楽天的なのではないですか、
日本の経営者は従業員の生活を心配しなくてはならない、外国企業のように解雇してしまえばの考えは馴染まない、解雇は雇用主にとっては楽だが、日本式の経営も世界であってもいいのではないですか
それこそ、忠義という、お互い一心同体で経営者ばかりが富を得るのはなく、いい時も苦しい時も譲り合って進めば良いのでは、いくら働いても50年、あの世で遺産は使えない、一仕事終わって皆と飲む酒と飯は抜群にうまい、、これが日本人、もう私はあそこへは戻れない、寂しいね

さて台湾、女性総統誕生、何が出来るか楽しみ、隣の国の女のオバカ大統領みたいにはにはならないで下さい
もし中国共産党が崩壊したら、台湾は独立を決心しなくては、躊躇しててはダメです、朝鮮人の南北統一などと高い理想は口だけだが、台湾はやり遂げるかも知れない、それには日本を敵に回したのでは出来ない、
2016年は世界経済が不安定、米国の弱さもあり、まずアラブ諸国で火がつくかも、アジアも中国が、国として維持できるか、南沙で偶発に出るか、ロシアの拡張主義がどうなる、次はセルビアに目をつけてるボスニアを潰すらしい、朝鮮も中国と共倒れ、まあ朝鮮は経済規模が小さいので何とかなるでしょう
問題はさらに国連が機能していないこと、これも朝鮮人が事務総長になっただけでアウト
価値観が違い過ぎる、ユナイテッドネイション(戦勝国の集まり)が終わらせ,新しい組織に作り直さないとならない、努力と時間がかかる、でもやり遂げないと、常任理事国(戦勝国)側がやり放題にやっている、日本、ドイツ(敗戦国)の役割は大きい、
韓国朝鮮人の存在もしない慰安婦問題など次元が低すぎ、相手している日本はアホや、宿題はもっと上のレベル、世界は動いている大きくね
[ 2016/01/24 05:18 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp