韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  中国 >  日本旅行する中国人「物欲本位」の爆買いから進化のきざし・・・「文化の香り」

日本旅行する中国人「物欲本位」の爆買いから進化のきざし・・・「文化の香り」

中国新聞社によると、日本を訪れる中国人客のニーズに変化が生じている。家電や日用品、ドラッグ類に殺到した「物欲本位」の購入衝動から、「日本の伝統文化」に関連する商品への関心が高まっている。中国新聞社が伝えた。

記事は代表例として、レコード会社や販売店の対応を紹介した。銀座の中心部にある大手販売店では、外国人客向けに「日本的な音楽」のコーナーを設けた。 制作するレコード会社も、工夫を凝らした。代表的な商品に「日本の伝統楽器で奏でる各種名曲」のCDがあるという。これまでは、日本の音楽と言えば、ポップスやアニメが人気だったが、「もっと伝統的な日本の音」に対するニーズが高まったからという。

ただし、演奏する楽曲は「北国の春」や「蘇州夜曲」など、中国で知名度が高く、親しみやすいものを選んだ。個人としての「旅の思い出」だけでなく、帰国した際に周囲に配る「贈答品」としての利用も意識したという。

スポンサードリンク


◆解説◆
日本の伝統楽器は、雅楽から近世邦楽に至るまで、中国から場合によっては朝鮮を経由して伝わった楽器が、改良されてきたものと言ってよい。ただし、日本人の音感は、中国人の伝統的な音感とは微妙に異なっている。中国の場合には、洋楽風に言えば1オクターブ内にド・レ・ミ・ソ・ラの5音を使い、中心的な音(終止音)はソである場合が最も多い。 日本の伝統音楽の場合は、日本海側には「ラ」を中心とする音組織(音階)の使用例が多い。この音階は、モンゴルやチベット、雲南省の諸民族で特によく見られる。漢族音楽では比較的少ない。

2016-02-18-k011.jpg

日本でも、太平洋側の伝統音楽は「ソ」を中心とする音楽が多かったが、江戸時代に「ラ」や「ミ」を半音下げる音階が急速に広まった(都節=みやこぶし)。いわゆる近世邦楽の楽曲はほとんどがこの音階だ。しかし漢族音楽にはほとんど存在しない。 日本では明治以降、洋楽と日本的な節回しを融合させる作曲技法の研究が続いた。結果として、旋律面でも中国の伝統音楽に近いものが多用されるようになった(ヨナ抜き音階)。日本の伝統楽器を用いて、「北国の春」などの中国人にとってなじみやすい楽曲を演奏するCDは、「日本の音を素材に、中国人になじみやすい曲を聞かせる」という、顧客ニーズに対して極めて巧みに応える企画と言える。
サーチナ (編集担当:如月隼人)
http://news.searchina.net/id/1602652?page=1

【管理人コメント】
中国人の日本旅行が爆買から、本来の日本文化などと関連つけるのは、歴史認識で反日を打ち立てている中国政府とのずれはますます大きくなるばかりとなる。実にありがたいわけで…。 一向に変わりがないのが韓国人だが…。




関連記事

[ 2016年02月18日 12:47 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp