韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  【韓国経済】デフレに陥ってしまう!韓国で家計の負債比率が高まる

【韓国経済】デフレに陥ってしまう!韓国で家計の負債比率が高まる

輸出が減少し、経済が減速傾向にある韓国で家計の負債比率が高まっており、デフレに陥るリスクが高まっていることが分かった。

韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版はこのほど、国際決済銀行(BIS)がまとめた調査結果を引用し、2015年第3四半期における韓国の国内総生産(GDP)に対する家計負債の比率が87.2%に達し、17の新興国のうち最悪の水準となったことを伝えた。 記事は、中国は企業が抱える負債の対GDP比率は高い水準にあるとしながらも、GDPに対する家計負債比率は38.8%にとどまったことを紹介。ほかの新興国の場合、タイは70.8%、マレーシアが70.4%、香港が67.0%などとなったことを伝えつつ、韓国は17の新興国中で最悪の水準だったと危機感を示した。

続けて、負債残高の対GDP比率は民間および政府が抱える債務と経済水準の比率を表したものであると指摘し、一般的に「家計は85%、企業は90%、政府は85%を超えると経済成長にマイナスの影響をもたらすと考えられている」と紹介。つまり韓国の家計の負債比率はこのボーダーラインを超えていることを意味する。中国の場合は企業債務残高が膨れ上がっており、企業債務の対GDP比率は125%に達すると見られている。

スポンサードリンク


スイスやオーストラリアなど、韓国より家計の負債比率が高い国はあったものの、韓国では利下げによって家計の債務規模が拡大していることを伝えつつ、消費を担う家計の債務が膨れ上がっていることで消費が減退し、韓国経済がデフレに陥る可能性が高まっていると指摘した。
サーチナ (編集担当:村山健二)
http://news.searchina.net/id/1604354?page=1

2016-03-09-k006.jpg

【管理人 補足記事&コメント】
韓国は、経済規模を考慮した際の家計負債が、新興国の中で最高であることが明らかになった。国際決済銀行(BIS)が先進国12カ国と新興国14カ国を対象に家計負債の状況を調べた結果、韓国の家計負債は、昨年末国内総生産(GDP)の84%で、調査対象新興国の平均である30%を大きく上回っている。 新興国の中では、タイとマレーシアが69%、香港が66%で、家計負債の上位にランクされていた。しかし、韓国は、それよりもかなり大きい数字になっている。韓国の家計負債は、スイス(120%)オーストラリア(119%)に比べたらまだ低いが、先進国の平均値である73%より高い水準であった。

2007年と2014年の家計負債の比率を比較してみると、韓国のGDP対比家計負債の比率は、7年前に比べて12%増加している。同一期間中に先進国の場合は、7%負債が減少しているが、韓国の推移は、それとは対照的である。米国、英国などの先進国は、2008年の世界金融危機をきっかけに、財布の紐を締めて家計負債を減らしているが、韓国は不動産景気の浮揚と内需の刺激をしてきたことがこのような結果になっているとの評価である。韓国の家計負債の比率が高い要因として全貰(ジョンセ)などの賃貸形態を原因としてあげている分析もある。

すでに韓国の家計負債は危険水域等超えているわけで、一人当たりの平均年収から考慮しても日本の半分の年収で、負債が日本の一人当たり平均の2倍で有れば、どうであろうかと考えれば答えは出るのではないか…。




関連記事

[ 2016年03月09日 10:42 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp