韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国社会 >  ハンギョレが世の中を考える触媒になった

ハンギョレが世の中を考える触媒になった

ソ会長はどの主題でも闊達に語った。 朴槿恵(パククネ)大統領の国政運営問題でも、硬直した南北関係の話でも、彼の話はよどみなかった。 世の中を見る自身の視点が確立されているということだ。 彼はこのように「世の中を見る自分だけの目」を持てたのは新聞を読んだこと、特に「ハンギョレを読んだ」ためだと話した。 彼が新聞と縁を結んだのは1960年代の中学校時代に遡る。

彼の家族は50年12月の興南(フンナム)撤収時に南側に避難してきた避難民だった。 そのため彼の幼年時代は「貧困」という単語に要約できる。 「1、2、3年と、それぞれ別の再建中学校に通うほど家庭の暮らしむきは厳しかったです。 それでも新聞配達をしたり、アイスケーキを販売しながら高等学校まで終えました」。 再建中学校とは、60年代に貧しい生徒や浮浪者の教育を担当するために設立された学校だった。 彼は新聞配達をしながら時間を見つけて新聞を読んだ。 越南家族として分断に対する体験が誰より深かったためだろうか。 彼はそのような険しい人生の中で「我が民族」に対する自覚が少しずつ芽生えたと話した。

彼は高校を卒業した後、生活人として最善を尽くした。 軍を除隊して66年からは「アモーレ」化粧品の行商を始めた。 熱心に働いたおかげで8年6カ月後に社員として採用された。 その後の22年間、本社勤務をして96年には特約店を営み始めた。 しかし、アモーレ側が代理店に対して一方的な経営を求めるようになると、2007年に対抗して座り込み闘争を主導した。 彼はそんな中でも人権、民主主義、統一などに関連した集いには常に関心を傾け、大きな行事には万難を排して参加するようにしていた。

スポンサードリンク


ソ氏は生業に埋没することなく世の中に対する信念を育てた力の一つの源泉がハンギョレだと話した。 「ハンギョレの記事が私の考えを発展させる触媒になりました。 民族、歴史、統一などをさらに深く考えることになったのです」。 彼は88年の創刊時からハンギョレを読み続けてきた。 今日まで毎日、記事の一つひとつを大切な宝物を扱うように読んでいるという彼は、「ハンギョレには珠玉のような文がとても多いから」と語った。 「信頼度1位の新聞」ハンギョレを作る執筆陣の率直な文が私の心を動かしたし、それがハンギョレに対する深い愛情になった」と告白した。

ソ氏が特に関心を持っている分野は「統一」だ。 「我が民族が南北統一できたなら世界的にも主導できることが多くなるはず…」と現在の南北関係の状況を残念がる。 彼は南北関係を解決できる方法もハンギョレの読者を増やすことだと信じている。 いや南北関係ばかりではない。 民主主義や生活の質の問題もハンギョレの主張が広く広まるほど良くなりうると考える。 「ハンギョレが一層広く読まれ、より多くの国民が実体的真実を知れば結局は民衆の生活が良くなるでしょう」。 ソ氏は「釜山株主・読者クラブ」に参加してから、このような確信が自分だけのものではないことを発見したという。 「会員一人ひとりのハンギョレに対する愛情が半端ではありません。 私はそういう方々に仕えて、そういう方々と一緒に発展するために努めればうまくいくと思います」

2013-10-12-watasi-1.jpg

「釜山株主・読者クラブ」の会員たちは毎月一回集まり、ハンギョレの良い記事と社説を共有し、読者をどのように増やすかを討論している。 2カ月に一回ずつハンギョレの記者を招請して、会員が最も聴きたい主題を中心に講演会も開く。 今月31日にはハンギョレのキム・ウィギョム先任記者が釜山草梁洞のYMCA講堂で「4・13総選挙の展望」を主題に講演する予定だ。 ソ氏は今年二つの抱負を持っている。 一つは釜山株主・読者クラブに若い会員たちの参加を増やすこと。そしてもう一つは、釜山株主・読者クラブのような集いが他の地域にも拡散することだ。 「釜山株主・読者クラブのハンギョレ勧誘運動は、この時代の人文運動であり、ひいては社会改革運動であり、参加の門はいつも開かれています」
ハンギョレ平和研究所キム・ポグン所長
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/23742.html

【管理人コメント】
私は韓国ハンギョレ新聞社を利用するが、すでに記事と言うよりは、長文であるから、情報が豊富な論文に近い。その一方で論点がつかみにくい部分もある。世の中を変えるほどの媒体かどうかは、日本語版からは想像はつかないが…。単に朝鮮日報や中央日報の反日記事が減少し面白みが無くなった事でハンギョレ新聞を利用する日本人が増えているのではないか…。

サーチナなどは内容は薄いが、面白みと言う点では興味深いが、そろそろ限界だろう…。




関連記事

[ 2016年03月30日 09:32 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp