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建物に地名まで・・・洛陽を「盗んで」できた街・京都

「盗む」という言葉の印象は、残念ながらあまり良くない。だからといって100%ネガティブな訳ではない。「技を盗む」というのは代々職人芸を継承していくうえで必要な、崇高な行為とも言える。では、京都を訪れた中国の人に「中国の古都を盗んだみたい」と言われたらどうか。

中国メディア・捜狐は29日、「日本のこの都市は、中国から盗んできたのではないか」として、日本の古都である京都の街並みについて紹介する記事を掲載した。記事は、京都の街がいかに盛唐期の洛陽にそっくりであるかを「盗む」という表現を用いて紹介しており、地名や商品名など至るところに「洛」の文字が用いられていることをその証左として示した。 そのうえで、「大唐の原風景を見たいのであれば、京都は絶対に正しい選択。唐の景色だけでなく、さまざまなスポットは大いに眼福をもたらしてくれる」とし、歴史的な遺産がしっかり残されている京都の景観を賞賛している。

記事を見れば、「日本が洛陽を盗んでいった」という表現が侮蔑的なものではなく、京都に対するリスペクトを多分に含んだものであることは、容易に理解できる。しかも、「現在の洛陽ではもはや、かつての盛況は戻ってこない」、「工業の時代や戦火によって破壊され、すでに1000年の古城はかつての彩りを失った」とし、「本家本元」の洛陽が今や「古都」として見る影もないことを嘆いている。

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「ここでは日本の歴史文化が見られるだけでなく、いにしえの中華文明を遡ることもできるのだ」という記述からは、「盗んでくれてありがとう」とまでは言わないが、「よくぞ見事に残しておいてくれた」という思いが伝わってくるようだ。
サーチナ (編集担当:今関忠馬)
http://news.searchina.net/id/1606061?page=1

【管理人 補足記事&コメント】
東アジアでは古来、歴史的に「天子の住む都」「首都」を意味する普通名詞として京(きょう)、京師(けいし)が多く使用されていた。西晋時代に世宗(司馬師)の諱である「師」の文字を避けて京都(けいと)と言うようになり、以後は京、京師、京都などの呼び名が用いられた。

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日本でも飛鳥京や恭仁京などが京都とも呼ばれた。平安京において「京都」が、定着したのは平安後期からで、京や京師という呼び名も併用されていた。その後、次第に「京の都」(きょうのみやこ)、「京」(きょう)、「京都」(きょうと)が平安京の固有名詞のようになり、定着していった。造都当時は「北京」とも呼ばれた。対して奈良のことを「南京」と呼んでおり、以後長らく奈良の代名詞「南都」として多用された。

京都は、古く詩文において中国王朝の都に因み、洛陽、長安などと呼ばれた。一説に、平安京を東西に分割し、西側(右京)を「長安」、東側(左京)を「洛陽」と呼んだという。ところが、右京すなわち「長安」側は湿地帯が多かったことなどから程なく廃れ、市街地は実質的に左京すなわち「洛陽」だけとなった。このため「洛陽」とは即ち京都を指す言葉になり、その一字を採って「洛」だけでも京都を意味することになったとされる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%83%BD

もともと京という一文字でけいと読み、天皇が住むところ意味がある。首都という意味も兼ねて京都と呼んだと言われる。府というのは、都と並び重要地域につけられた名称で、明治時代に入ったときにそれまでの重要地域であった大阪と京都に府が用いられたという。




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[ 2016年03月30日 12:58 ] カテゴリ:日本社会 | TB(0) | CM(1)
京都の革新性
地名の由来、そんなのんびりした話はどうでもいい。
京都は人気の高い観光地ですが、革新性が高い土地柄であって、
ニーズに合わせて商売を最適化するのが達者です。
とにかく押し寄せる観光客をさばかないといけない。
都大路の交通問題。
去年、四条通は歩道を拡張、車道は縮小されました。
クルマでは行くな、ということです、正解でしょう

こういうのもある。
外国人向けにコスパ優先な旅館
京都 旅館平新
https://www.youtube.com/watch?v=_4YLnlAVlwg
[ 2016/03/30 22:37 ] [ 編集 ]
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