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オバマ大統領が広島に行ってはならない理由

ジョン・ケリー米国務長官が先日、広島を訪問して原爆死没者慰霊碑に献花した。米国が広島に原爆を投下してから71年目にして現職の米国務長官が初めて訪れたのだから、どんな意味があってのことなのか、世界各国の関心が寄せられた。ケリー国務長官は「今回の訪問は過去ではなく現在と未来に対するもの」と述べた。米国側は「『謝罪』ではなく、オバマ大統領のビジョンである『核兵器のない世界』のための訪問だ」と説明した。

「謝罪」という単語が出ると、米国も敏感になる。米紙ニューヨーク・タイムズは「米国人の大多数は広島への原爆投下が日本の降伏を引き出し、米国人の命を救うために必要だったと長い間信じてきた。米国が謝罪しているような印象を与えるなら、政治的にかなりの打撃になり得る」と書いた。

米国国内でも歴史認識論争が敏感な問題であることを知らないわけではない。1995年、ワシントンD.C.は「スミソニアン論争」で騒々しかった。第二次世界大戦の終戦50年を迎えるにあたり、スミソニアン航空宇宙博物館は広島に原爆を投下した爆撃機「エノラ・ゲイ」と被爆資料を展示することにした。これに退役軍人団体が立ち上がった。この展示は第二次世界大戦時に数多くの米兵が犠牲になったことを無視するのと同時に、侵略者・日本を被害者であるかのように見せるものだと強く反発したのだ。紆余(うよ)曲折の末、博物館館長が辞任し、戦闘機だけが展示されることになった。

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これまで米国は北東アジアの歴史問題に無関心だった。「韓日の歴史認識問題に関する確執とは関係がないし、解決のため間に入る考えもない」というのが一貫した見解だった。2000年代の韓日教科書問題や独島(日本名:竹島)問題などで溝が深まっても、「両国で判断し、解決すべきこと」としていた。だが、その姿勢は最近少しずつ変わってきている。米国は昨年、韓日慰安婦問題合意成立のために表でも舞台裏でもかなり大きな役割を果たした。両国を促す一方で圧力も加えた。ワシントンで韓日首脳間の交流が断たれれば、米国が仲裁役になろうと忙しくなるという話が出るほど、米国役割論に注目している。

米サンフランシスコで先週、北東アジア歴史財団とカリフォルニア大学バークレー校が共催した学術会議「北東アジアの歴史と政治」もまさにこのテーマを取り上げていた。カギとなるのは中国と北朝鮮だった。アジアでは中国の影響力が急激に拡大し、北朝鮮の核・ミサイル軍事挑発が続いている状況において、韓米日の協力は米国の主要安保利益につながる。この安保の枠組みが正常に機能するには、韓日関係が安定しなければならないが、歴史問題で関係が冷え込めば米国にとって負担となる。米国が「北東アジアの歴史問題は米国の戦略的利益に直結する」と考えるのはそのためだ。

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それでも、米国は依然として韓日歴史問題を理性に欠けた感情的対立くらいにしか考えない傾向がある。北東アジア歴史財団の会議に集まった韓米両国の学者たちは「北東アジアで歴史というもの自体が国際政治学的現実であり、国益であるという点を理解しなければならない」と述べた。

オバマ大統領も日本で来月開かれる主要7カ国(G7)首脳会談の際、広島訪問を検討しているという。広島は原爆の被害を象徴する都市だ。オバマ大統領の広島訪問は、日本が被害者だという印象を与えるもので、まだ反省と謝罪が終わっていないアジアの加害国だという事実を覆い隠す結果につながる可能性がある。北東アジアは歴史問題が国際政治問題に直結する特殊な地域だ。そのような北東アジアの歴史的感情を十分に考慮しないまま踏み出すオバマ大統領の一歩は、かえって混乱ばかり引き起こすかもしれない。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/04/15/2016041501047.html

【管理人コメント】
朝鮮日報と言うのはよほど頭が悪いらしい。原爆でしか止められなかった日本である。しかもアメリカ制裁が一つの大きなきっかけとなった。戦争は国を暴走させる。そんな中で原爆は一般市民を狙ったわけで、戦争とは言え違反行為である。そして今なお原爆を無くすためとはいえ、先進国が原爆を保有し、今なお戦勝国が世界会議を先導する。何とも歴史依存と言われる韓国のみならず世界はそれだけ日本をいまだ恐れているという事だ。

しかし、70年間経過した今、広島を訪れる事は、世界のリーダー国であるアメリカの業務であり、日米同盟ならばなお必要な事だろうと考えるが…。韓国メディアに理解する事など到底無理な話である。




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[ 2016年04月15日 18:46 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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