熊本地震:気象庁「収まる気配は見えない」 余震683回
20日午前11時まで M3.5以上の回数は過去最多ペース
熊本、大分両県で14日から続発している地震で、気象庁は20日、震度1以上の地震が同日午前11時までの累計で683回を記録したと発表した。このうち熊本県熊本地方で発生したマグニチュード(M)3.5以上の地震は同8時半現在で197回を記録。2004年の新潟県中越地震(M6.8)を上回り、過去最多ペースとなっている。
19日夕から夜にかけて熊本県八代市で震度5強や5弱の地震を観測した。活動範囲は布田川(ふたがわ)断層帯と、日奈久(ひなぐ)断層帯の一部で、さらに北東や南西方向に広がる動きは見えないという。今後の見通しについて、同庁の青木元・地震津波監視課長は「20日に入ってもまだまだ活発な状態が続き、収まる気配は見えない」と述べ、強い揺れへの警戒を呼びかけた。
同庁によると、熊本地方は21日朝から雷を伴う激しい雨が降る可能性があり、22日午前6時までの24時間で100〜150ミリの雨が予想されている。1時間あたりの雨量は多いところで50ミリと見込まれ、「土砂災害や強風などに厳重に警戒を」と呼びかけている。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/
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【管理人 補足記事&コメント】
気象庁が観測を始めてから震度7を記録した地震は、過去に3回ある。1995年1月に起きた阪神大震災(M7・3)は都市部を襲った地震では戦後最大で、建物のほか新幹線の線路や高速道が崩壊した。家屋の倒壊や火災で死亡者は6千人以上に上った。 2004年10月に起きた新潟県中越地震(M6・8)では、最大震度7の揺れが山間地を襲い、死者68人の被害が出た。11年3月の東日本大震災(M9・0)では、宮城県栗原市で震度7を観測。直後の大津波が東日本沿岸を襲い、2万人以上の死者・行方不明者を出し、東京電力福島第一原発の事故を招いた。
気象庁が発表した本震の震度分布図によると、震度7を観測したのは1カ所。その周辺は6強ではなく6弱だった。 山岡耕春・名古屋大地震火山研究センター長は「地震の規模や熊本市内の様子をテレビの中継で見た限り、阪神大震災のように断層が本格的に動いたわけではないようだ」という。「震度7を観測した場所は、動いた断層の真上か地盤が悪い場所だったのか理由があったのでは」。2014年の長野県北部の地震(M6・7)でも、観測された震度は最大で6弱だったが、震度7と推定された場所もあった。
地震は大きくプレート型と内陸型に分けられる。プレート型地震は海洋プレートが海溝に沈みこむ際、大陸プレートを引きずり込み、そのひずみが元に戻ろうとして起こる。このため日本では太平洋沿岸でしか発生せず、震源は海底の地下深くに現れる。巨大地震になることが多い。多くの地震で津波を伴うのが特徴。代表的なのは関東大震災や東日本大震災。世界的には東南アジアの島嶼国家、ネパールなどでも良く見られる現象だ。
内陸型は地下の断層が動くことによって起こると考えられている。断層とは、地下の地層もしくは岩盤に力が加わって割れ、割れた面に沿ってずれ動いて食い違いが生じた状態のこと。震源はプレート型よりも浅く、都市の直下になることもあるため、被害が拡大しやすい傾向にある。津波が発生することはまれ。代表的なのは阪神・淡路大震災、新潟中越地震、福岡西方沖地震。熊本地震をはじめとする今回の一連の地震も内陸型に分類されるというが…。
個人的には何故九州全体なのかが気になって仕方がない。東日本大震災では日本列島はクの字に変形したままである。その応力は断層を伝わると日本の両端に一番大きな応力がかかれば…。いずれは答えが出るだろう。しかし関東も大震災から発生周期の年数に入っているわけで、考えただけでも…、何とも恐ろしい事である。
熊本、大分両県で14日から続発している地震で、気象庁は20日、震度1以上の地震が同日午前11時までの累計で683回を記録したと発表した。このうち熊本県熊本地方で発生したマグニチュード(M)3.5以上の地震は同8時半現在で197回を記録。2004年の新潟県中越地震(M6.8)を上回り、過去最多ペースとなっている。
19日夕から夜にかけて熊本県八代市で震度5強や5弱の地震を観測した。活動範囲は布田川(ふたがわ)断層帯と、日奈久(ひなぐ)断層帯の一部で、さらに北東や南西方向に広がる動きは見えないという。今後の見通しについて、同庁の青木元・地震津波監視課長は「20日に入ってもまだまだ活発な状態が続き、収まる気配は見えない」と述べ、強い揺れへの警戒を呼びかけた。
同庁によると、熊本地方は21日朝から雷を伴う激しい雨が降る可能性があり、22日午前6時までの24時間で100〜150ミリの雨が予想されている。1時間あたりの雨量は多いところで50ミリと見込まれ、「土砂災害や強風などに厳重に警戒を」と呼びかけている。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/
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気象庁が観測を始めてから震度7を記録した地震は、過去に3回ある。1995年1月に起きた阪神大震災(M7・3)は都市部を襲った地震では戦後最大で、建物のほか新幹線の線路や高速道が崩壊した。家屋の倒壊や火災で死亡者は6千人以上に上った。 2004年10月に起きた新潟県中越地震(M6・8)では、最大震度7の揺れが山間地を襲い、死者68人の被害が出た。11年3月の東日本大震災(M9・0)では、宮城県栗原市で震度7を観測。直後の大津波が東日本沿岸を襲い、2万人以上の死者・行方不明者を出し、東京電力福島第一原発の事故を招いた。
気象庁が発表した本震の震度分布図によると、震度7を観測したのは1カ所。その周辺は6強ではなく6弱だった。 山岡耕春・名古屋大地震火山研究センター長は「地震の規模や熊本市内の様子をテレビの中継で見た限り、阪神大震災のように断層が本格的に動いたわけではないようだ」という。「震度7を観測した場所は、動いた断層の真上か地盤が悪い場所だったのか理由があったのでは」。2014年の長野県北部の地震(M6・7)でも、観測された震度は最大で6弱だったが、震度7と推定された場所もあった。
地震は大きくプレート型と内陸型に分けられる。プレート型地震は海洋プレートが海溝に沈みこむ際、大陸プレートを引きずり込み、そのひずみが元に戻ろうとして起こる。このため日本では太平洋沿岸でしか発生せず、震源は海底の地下深くに現れる。巨大地震になることが多い。多くの地震で津波を伴うのが特徴。代表的なのは関東大震災や東日本大震災。世界的には東南アジアの島嶼国家、ネパールなどでも良く見られる現象だ。
内陸型は地下の断層が動くことによって起こると考えられている。断層とは、地下の地層もしくは岩盤に力が加わって割れ、割れた面に沿ってずれ動いて食い違いが生じた状態のこと。震源はプレート型よりも浅く、都市の直下になることもあるため、被害が拡大しやすい傾向にある。津波が発生することはまれ。代表的なのは阪神・淡路大震災、新潟中越地震、福岡西方沖地震。熊本地震をはじめとする今回の一連の地震も内陸型に分類されるというが…。
個人的には何故九州全体なのかが気になって仕方がない。東日本大震災では日本列島はクの字に変形したままである。その応力は断層を伝わると日本の両端に一番大きな応力がかかれば…。いずれは答えが出るだろう。しかし関東も大震災から発生周期の年数に入っているわけで、考えただけでも…、何とも恐ろしい事である。
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2016年は これだけでは終わらない気がして嫌な感じがします、むしろ悪いことのスタートのような…もちろん そんな事 望んではいませんが。
私は熊本市南区に友人が居て合わせて3回 水やおにぎり等食料を持って行きました。一回目は道路状況が分からなかったので大きなリュックを背負いバスに乗り、引き継ぎ電車に乗ろうと思ったら不通で、ほかのバスを探しましたが いなくて、駅近くの知人に車で乗せ行ってもらいました。
案の定、家の中はメチャメチャで、土足で片付けをしていました。子供達が『ご飯だ』と喜んでくれ、夜の分も考慮して少しずつ食べました。
TVの映像は益城町と南阿蘇ばかりで、画的にマスコミとしては良いのか…、他の町も水も食料もない状態で皆さん車中泊しています。
二回目の本震を受け日曜日に、今度は車で 水、食料、衛生品を持って行きました。
まだ、この地区には行政からの支援物資はペットボトルの水だけでした。
火曜日に行った時には、やっと 昨夜は『ご飯』の配給があったと言っていました。それも 近場の農家の人達からの ボランティアの支援でした。
知人宅は熊本市の郊外の新興住宅地で そう遠くない所に 昔ながらの農家さんもあります。
身近で何かあると いかにマスコミ報道が片寄っているかが良く分かります。
自衛隊もマスコミ車両も行政も行き届かない所で沢山の人達が助け合いながら生活していました。
まあ、被害の酷い所に支援もマスコミも集中するのは ある意味仕方ないですが。
報道も いい加減だな と思ったりもして。
知人らは今日も車中泊です。
明日の雨が心配。