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“円高襲来”100円割れも 日米通貨冷戦で波乱相場 連休明け警戒

円高がさらに加速しそうだ。米財務省は為替政策の「監視対象国」に中国、韓国、ドイツなどとともに日本を指定、大統領選イヤーとあって自国産業に優位なドル安容認姿勢を露骨に打ち出し、日米通貨冷戦の様相を呈してきた。日本の輸出企業の「生命線」とされる1ドル=105円どころか100円割れも警戒され、連休明けに本格化する主要企業の決算発表も大波乱が予想される。

29日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、一時約1年半ぶりの円高水準となる1ドル=106円28銭をつけた。1週間で5円を超える円高で、投機的な円買いが仕掛けられた可能性もある。 円高加速のきっかけは28日の日銀金融政策決定会合で追加緩和が見送られたことだが、その流れをダメ押しするように、米財務省が29日、半期に一度議会に提出する外国為替報告書を公表した。 報告書は従来と同様に中国、韓国の為替政策を批判する一方、台湾、ドイツ、日本を「監視対象」に指定した。

日本に関しては、円ドル相場は「秩序的」と指摘、国際的に為替介入が正当化される「無秩序な動き」に当たらないとした。「最近の円高は一方的に偏った動き」として介入をにおわす発言を繰り返した麻生太郎財務相に反論した形だ。一方で報告書では「日本は4年間、為替介入を行っていない」とも明言した。また、デフレ脱却を目的とした日銀の金融緩和政策を批判することもできず、今後の介入を牽制(けんせい)するにとどまった。 

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景気に陰りも見える米国は、大統領選でも各候補が自国産業の保護を強く訴えており、日本の介入を認めない姿勢を強調することで足元のドル安の流れを維持して輸出の追い風としたい思惑だ。 これで政府・日銀の介入が難しくなったとの受け止めが増えれば、「週明けのシドニー市場でさらに大荒れの展開となることを警戒している」(外為ディーラー)との声も聞かれる。 このところの円高で想定レートを1ドル=105円まで円高方向に修正した輸出企業も出てきたが、100円を割り込む事態になれば株式市場も一段と大荒れとなることは避けられない。
ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20160430/ecn1604301700005-n1.htm

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【管理人コメント】
今年が円安時期の終わりとなるわけで、終わりの年だけに乱上下しているのだろう。統計データーで見れば2012年には底値を経験しているわけで、100~110円の間で推移しそうな気がするのだが…。急激な円安は考えにくいわけで、ある程度鈍化し高齢化に向かう世界経済の中で、市場のドルと円量で考えれば、大きな乱上限と言うのも考えにくい。平均値の解かりやすい推移となるのではないか…。と考えれば来年以降は、102~105円推移だろうと想像する。日本経済にとってさほど悪い値ではないが…。




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[ 2016年05月01日 12:12 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(0)
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