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36年ぶり労働党大会と北朝鮮の選択

北朝鮮が6日、第7回労働党大会を始める。第6回大会から36年ぶりになる。今回の大会では本格的な「金正恩(キムジョンウン)時代」を宣言し、これを後押しする政策と人事、制度などを発表するものとみえる。まだ若い金正恩・労働党第1書記兼国防委員会第1委員長が、長続きする新体制の構築を図る重要な舞台でもある。

まず注目されるのは、党大会を控え5回目の核実験を強行するかだ。北朝鮮は最近、3回試みたムスダン・中距離ミサイルの試験発射でいずれも失敗した。傷ついた体面を回復させるため核実験を強行する可能性がないとはいえない。核実験をする場合、内部結束の效果はあるだろうが、国際社会の制裁と圧迫は、北朝鮮が耐えられないほど深刻になるしかない。北朝鮮政権には、朝鮮半島情勢を極度に悪化させ、自らの生存も保障できない愚かな選択をしないことを望む。 党大会では、金第1委員長執権後に公式化した「経済・核武力建設の並進路線」をさらに強化し、党規約に核保有国であることを明示するものと予想される。これも誤った選択だ。北朝鮮を核保有国として受け入れる国は存在せず、国際社会との葛藤も増幅せざるを得ないためだ。核保有国として認めることを要求している状態では、行き詰まった南北関係の転機を作るのも容易ではない。

金正恩政権が住民生活を向上させる経済戦略を提示できるかも疑問だ。同政権が発足した後、北朝鮮経済は緩やかながら上昇曲線を描いてきた。「新しい経済管理体系」や「社会主義企業責任管理制」など、以前より進展した改革志向の経済政策が発表されることもあった。しかし、北朝鮮経済は依然として国際社会から孤立したままの古い体質を変えていない。改革・開放が確実に行われない限り、明確な成果を得るのは難しい。最も大きな障害は、まさに経済・核並進路線そのものだ。北朝鮮が日々、核の力量を強化するのを見て、気軽に手を差し出す国などない。


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今回の党会に対する評価は、北朝鮮政権がどのような姿を内外に見せるかによって変わる。国際社会は北朝鮮が対決と孤立の道から抜け出し、平和・協力・対話の道に向かうことを待ち望んでいる。今回の大会は、これに向けたいい機会になるはずだ。韓国政府と関係国も、北朝鮮が正しい選択をするよう絶えず信号を送らなければならない。
韓国ハンギョレ新聞社
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/24032.html

【管理人 補足記事&コメント】
北朝鮮労働党は、かつて朝鮮北部に存在した社会主義政党。1946年8月、ソビエト連邦軍の軍政下の平壌で結成された。現在の北朝鮮の執権政党である朝鮮労働党の前身のひとつ。北朝鮮労働党は、北朝鮮共産党(朝鮮共産党北部朝鮮分局が46年5月に改称)と朝鮮新民党(「延安派」の社会主義者による政党)が合同して成立した。創立大会(第1回党大会)は1946年8月28日から8月30日にかけて開催され、委員長には金枓奉(元:新民党委員長、延安派)、副委員長には金日成(北朝鮮共産党責任秘書、北朝鮮臨時人民委員会委員長、満州派)と朱寧河(国内派)が就任した。

党大会は、金日成時代の1980年10月10日に第6回党大会を開催されて以降、今日に至るまで開かれていない。6ヶ月に1度開かれることになっている中央委員会総会の開催も、近年は公表されなくなるなど、支配組織としての形骸化が指摘される。これは「先軍政治」(軍事優先政策)を掲げる金正日がもはや党ではなく、朝鮮人民軍のみを信頼の対象にしているからだとされる。主体思想を打ち出すようになってからも、他の社会主義国の執権政党と同様、マルクス・レーニン主義を指導理念として掲げ、主体思想はそれを発展させたものであるという解釈をしていた。

しかしソ連や東欧で社会主義政権が相次いで崩壊すると、マルクス・レーニン主義に対する言及は減少し、主体思想の独自性の強調が強まった。そして、金正日が総書記に就任した1997年頃から「先軍政治」をかかげるようになり、軍を社会主義建設の主力とみなし、正当化するための理論構築を始めた。このため、他の社会主義国のように党が軍を指導するのではなく、軍が党を指導していると指摘される(マルクス・レーニン主義では、プロレタリア階級を社会主義建設の前衛とする)。2010年9月28日の第3回党代表者会で採択された党規約では、「社会主義」や「マルクス・レーニン主義」は残されたものの「共産主義」は削除され、「先軍政治」が新たに明記された。

一方、日本の最大野党であった旧日本社会党とは、長年に渡り友好政党として親しい関係を保っており、党首を含む多くの日本社会党議員が北朝鮮を訪問し親交を温めていた。また、日本の教員・学校職員による労働組合の連合体である日教組は、支持政党の日本社会党が朝鮮労働党との関係を強化した1970年代から北朝鮮との連帯を強調した時期がある…。



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[ 2016年05月02日 10:00 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
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