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中国経済はすでに「詰み」 GDPをかさ上げするためだけの過剰投資が失速原因

GDP(国内総生産)とは面白い指標で、支出面(=需要)で見ると、国内の消費と投資、そして純輸出(=輸出から輸入を引いたもの)の合計になっている。ポイントは「投資」である。 設備投資とは、市場の需要に対し、生産が追い付かない場合に実施する。モノやサービスの生産能力を高め、市場への供給量を増やすのだ。 あるいは、住宅投資は、もちろん「居住する」という便益を得るために実施される。無論、別の誰かに賃貸しても構わないが、いずれにせよ誰かの居住を前提としている。

ところが、設備投資にせよ、住宅投資にせよ、市場や顧客、居住者が存在しなかったとしても、とにかく投資すれば「GDP」は増えるのだ。すなわち、経済が成長する。 信じがたいかもしれないが、稼働しない工場、誰も住まない住宅に投資しても、GDP成長は実現する。納得がいかないかもしれないが、そういう統計なのである。 お分かりだろう。目の前の経済成長「のみ」を追い求め、過剰な設備投資、過剰な住宅投資を継続し、見た目のGDP成長率をかさ上げすることを続けてきたのが、現在の中華人民共和国なのだ。

特に問題なのは、全土に鬼城(=ゴーストタウン)を生み出した住宅投資よりも、むしろ設備投資の方である。中国は、需要と無関係に設備投資により供給能力をかさ上げし、多くの産業が完全にデフレギャップ(需要過小)に陥った。例えば、中国の自動車の生産能力は過剰投資により5000万台に達したが、国内需要は2500万台に過ぎない。生産能力が、需要の2倍に達しているのだ。 あるいは、中国の粗鋼生産能力は8億トンにまで拡大しているが、国内需要は4億トンに過ぎない。すなわち、4億トンの粗鋼が「余る」ことになるわけだが、この量は日本の年間粗鋼生産量(約1億トン)の4倍だ。


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現在の中国経済は、過剰投資によるデフレギャップという重い問題を抱えている。 3月の全国人民代表大会(全人代=国会)で、李克強首相は「生産過剰の問題を解消していく。鉄鋼、石炭などの業種は、新規参入を食い止め、淘汰(とうた)を推進する。そして『僵屍企業』(=いわゆる、ゾンビ企業)を積極的に処理していく」と、発言した。

問題認識は正しいが、生産能力の「淘汰」は容易ではない。生産能力の淘汰とは、要するにリストラクチャリングだ。現在の中国は、雇用問題などを発火点に、年間数万~20万件の暴動(中国は群体性事件と呼ぶ)が起きている状況だ。共産党が本格的なリストラに乗り出せば、さらなる大暴動が頻発する事態に至る。社会が維持できまい。 諸悪の根源が「過剰投資」である以上、中国経済はすでに「詰んでいる」のだ。 
(経済評論家・三橋貴明)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160506/frn1605061130001-n1.htm

【管理人コメント】
三橋氏は経済評論家でしたっけ??
中小企業診断士だったような…。まぁ~どうでもよい事ですが、過剰投資で失速ではなく過剰生産で失速しょうね~。
しかし無理にGDPを押し上げるのは、世界に向けて必要なのでしょう。中国元が莫大に売られたら、困りごとです~。
何としてもGDPを公表値に近づけるでしょう。

その結果、過剰在庫で残った商品は、何れは付加価値の無い廃棄商品となるわけで、廃棄するよりは売りさばく裏商売が大繁盛となる。何でもありと言いつつ、副業と連携しているのも中国の特徴でしょうか…。私は経済成長率は5~6%推移と見てますので、失業者は増える一方となり、一部では製造員に北朝鮮民と入れ替えるだろうし、コスト削減に必死な状態が続くでしょう。副業が無くなり減少すれば、爆買も減少し、海外旅行者も減少するわけで、そういう意味では中国経済状況は解かりやすいのでは…。



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[ 2016年05月06日 12:23 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(1)
中国経済の行く末
私がいつも拝読している、元東洋経済編集長の勝又さんが書いているブログでは、過剰投資=過剰生産=過剰在庫とのことです。今後中国では過剰生産能力の削減につとめなければなりませんが、そうすると5~6%も成長できるのでしょうか。甚だ疑問ではあります。よしんば削減できたとしても、そうすると雇用も減ることになるでしょう。現在の中国経済の段階では他産業(第三次産業等)にて雇用を吸収出来るとはとても思えません。さすれば、社会不安が増大していくことになり、中国は崩壊に向かうのでしょうか。今後の動向如何によっては、日本も他人事ではすまなくなるかもしれませんね。
[ 2016/05/06 20:21 ] [ 編集 ]
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