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電気車対水素車…未来エコカーの主導権は誰が持つか

2021年から欧州連合(EU)で自動車を販売するためには、自動車1台の二酸化炭素(CO2)の排出量を1キロ当たり95グラム以下に下げなければならない。今は1キロ当たり130グラムぐらいだ。排出量を合わせなくても販売はできるが、1キロ当たり1グラムを超過時は、1台当たり95ユーロ(約12万6350ウォン)の罰金が科せられる。米カリフォルニア州では、この時から全体販売台数の8%を排出ガスが全く出ない電気車(EV)や水素燃料電池(FCEV)で占めなければならない。これを違反すれば巨額の罰金を払わせたり、義務を超過達成したほかの自動車メーカーから排出ガスの使用権を購入しなければならない。

昨年12月、国連気候変動枠組み条約締約国会議で採択された「パリ協定」は、ガソリンやディーゼルなどの内燃機関車の立つ瀬が年々狭くならざるを得ないことを予告している。2020年から適用されるパリ協約に合わせて、世界各国が温室効果ガス削減を強化し、この時を機に、エコカー市場は急激に膨らむだろうと専門家たちは見ている。未来エコカーの代表走者の座を巡ってしのぎを削っているのが、電気車と水素車だ。二つの車種共に排出ガスが全く出ないという強みを打ち出している。

これまでは、電気車と水素燃料電池車より価格が安く、利用しやすいハイブリッド車がエコカー市場を主導してきたが、排出規制が強化される2021年からは、CO2排出ゼロの電気車と水素燃料電池車への切り替えに拍車がかかるだろうという予測が多い。グローバル会計・コンサルティング会社であるKPMGは、2020年に全体エンジンの4.6%(510万台)が電気駆動方式に切り替えられるだろうと見込んでおり、ブルームバーグのニューエネルギーファイナンスは2040年になれば、電気車の販売台数はグローバル新車販売台数の35%を占めるだろうと見込んでいる。実際、韓国自動車産業研究所によると、昨年、ハイブリッドカーのグローバル販売台数は146万3000台と、前年比11.6%減少した。ハイブリッドカーの販売台数が減ったのは、4年ぶりのことだ。


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今は、水素燃料電池車より電池車の方がさらに注目を集めているが、水素燃料電池車を「究極のエコカー」とみている専門家も少なくない。水素燃料電池車は、燃料自体が無公害なので、電気車よりさらに環境にやさしいという評価を受けている。電気車は、火力エネルギーで生産する電気をエネルギー源としているからだ。水素燃料電池車は、従来のガススタンドのインフラを電気スタンドとして使うことができるので、初期のインフラ投資費用が多くかかる電気車より経済的だという声もある。BMWも最近、韓国記者団を招いて開いた懇談会で、水素燃料電池車の開発を拡大する計画を発表した。BMWグループのマティアス・クリーツ燃料電池車及びパワートレイン部門副社長は、「2020年以降、技術的に成熟した水素燃料電池車を披露したい」と話した。

しかし現在、水素燃料電池車より電気車の販売割合が高く、バッテリーやモーターなどの電気車から派生する産業後方効果が大きいだけに、今後、電気車中心にエコカーが成長するだろうという見方も少なくない。現在、水素燃料電池車が電池車より3倍ほど高いのも、水素燃料電池車の大衆化のネックとなっている。米電気車メーカーであるテスラのイーロン・マスク最高経営者(CEO)は、「水素燃料電池車はエコカーとしては勝ち目がない」と言い切ったことがある。水素を生産するためには大量のエネルギーが必要であり、水素ガスの貯蔵や運搬が難しいという理由からだ。
東亜日報
http://japanese.donga.com/List/3/02/27/533624/1

【管理人 補足記事&コメント】
FCVはEVの最大の難点である充電時間の長さを完全に克服しているが…、「走行時には」という条件がついている。環境負荷を考えるときには、まず境界条件を設定するが、FCVの場合少しだけ視野を広げて、燃料になる水素はどうやって作るのか、と問われた途端に、非常に多くのことを考えることになる。

FCVは、どのようにして作られた水素を搭載するかによって、理想のエコカーにもなり得る一方で、最悪の環境破壊車にもなり得る。理想的、かつ、そのうち現実になると期待される水素は、メガソーラーや風力発電の不安定な電力だけで水素を製造し、圧縮し、そして、供給する水素ステーションで作られたものである。これが可能になれば、EVなみのCO2排出量になる。一方、最悪の水素は、石炭発電の電力で製造された水素で、260グラム/km程度のCO2排出量になり、現状のガソリン車の2倍もの環境負荷になる。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4661?page=1

車はエコでも水素製造に至る状態を考慮すれば、難しいというわけだ。充電に発電方法が画期的に良くなれば、電気自動車が加速的に進むだろうし、ガソリンエンジンとはいえ、画期的な技術が生まれればそちらに移行するだろうし、何ともいいがたい。



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[ 2016年05月07日 09:50 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
次世代の自動車はなにか
自動車の黎明期、内燃機関(ガソリン車)外燃機関(蒸気機関車)電気自動車など様々なものが登場し、それではと実際にレースをさせることになった。当時蒸気機関はすでに実用段階にあり他はまだ実験段階で、蒸気機関がトップでゴールを切った。しかしガソリン車が一人で運転できるのに対し、蒸気機関は運転手、ボイラーマンなど2,3人も必要なことから評価はガソリン車だった。
当時の人々は性能(速度)よりも利便性でガソリン車を選んだわけで、それが今のガソリン車席捲につながっている。次世代の車も、単に性能だけではなく総合的なことから評価されると思います。そして人は環境面よりも経済性を重んじるものです。ヨーロッパの都市で排ガスによる環境悪化が深刻になっても、人々は経済性でジーゼル車を選んだ。多くの人が環境悪化は目に見えないため、財布と相談したのです。
中国は電気自動車大国ですが、電力は石炭火力に頼っている。電気自動車を走らせるために、懸命になって石炭を燃やし大気を汚している。今の中国の火力発電所の煙突からはガソリン車の排ガスより汚れた空気が出ているのです。それでも中国政府は電気自動車を奨励しているのですから何を言わんかです。
電気自動車の欠点は走行距離の少なさと充電に時間がかかることです。どちらもリチウム電池の性能に関わりますが、電池の性能アップは順調とは言えません。今後も電池の開発が進み性能の向上はあると思いますが、私は既存の電池ではガソリン車と同等(1回の充電時間5分以内で200キロ以上走行)なものはできないと思う。新たな電池の出現が望まれます。
一方水素燃料自動車はまだ動き出したばかりで、あてになるやらならぬやら評価できませんね。ただ水素の供給源は石炭ガス化やメタンハイゾレードなど結構有望なものがあり、CO2固定化技術もありそれほど問題にならないと思う。
[ 2016/05/08 13:44 ] [ 編集 ]
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