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えっ?日本の抹茶って単なる「粉のお茶」じゃないの? 中国人が驚く

立春から数えて88日目の夜は、八十八夜。今年は5月1日が八十八夜にあたった。「夏も近づく八十八夜」という歌があるように、この時期に思い浮かべるのは色鮮やかな緑茶だ。日本のお茶文化を代表する緑茶には様々な種類があるが、最も奥深く、様々な料理やスイーツに使われるなど広く愛されているのは、やはり抹茶だろう。 中国メディア・新華網は4月26日、「あなたは本当に抹茶を理解しているか 抹茶に関するトリビア」とする記事を掲載。日本の抹茶についての豆知識を11点紹介している。まずは、「抹茶は実は中国起源である」という点だ。抹茶は隋の時代に起こり、日本では9世紀末に遣唐使によって伝えられて大いに発展した一方、本場中国では茶を挽く習慣が途絶えてしまったと説明している。

2点目は「単に緑茶を粉砕したものではなく、茶葉を厳選して摘み荒茶に加工し、茎や葉脈を取り除いた後で挽くという複雑な生産工程」を経る点。それゆえ、抹茶の価格は一般の粉末緑茶よりもはるかに高いと説明している。実際、抹茶は新芽の収穫前には覆いをかける、煎茶に存在する揉みの工程がない碾茶を用いるなど、特別な手間や技術を要するのだ。記事はまた、石臼の重要さにも言及。挽いた抹茶は2-20ミクロンという他の磨砕方法では成し得ない細かさにまで到達するとした。

このほか、「日本ではかつて皇族や武士にしか抹茶を味わう資格がなかった」、「生産量は少なく、中国国内はもちろんのこと、日本で買ったものも実は粉末緑茶である可能性がある」、「美味しいだけではなく、栄養も豊富に含んでいる」、「泡の美しさが追求される」、「光に弱く、遮光しないとすぐ劣化する」などといった点についても紹介している。 日本の茶道に欠かせない抹茶は、まさに日本のお茶に関する芸術や文化を代表するものと言える。茶の心得があるわけではないが、たまには抹茶を点て、心を静めつつその奥深い香りと苦み、細かな泡の口触りをゆっくり味わってみたいと思う。
サーチナ
http://news.searchina.net/id/1609328?page=1

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【管理人 補足記事&コメント】
チャノキの葉(茶の葉)を蒸してから乾燥させた碾茶を茶臼でひいたものである。江戸時代までは挽きたてのものを飲用していた。現代でも茶道では前日などに茶臼でひいたものを供する。家庭用にはすでに粉末化されプラスチックのフィルム袋に密閉されたもの、もしくは金属製の筒にいれられたものが流通している。変質を避けるため開封後は密閉容器に入れ冷暗所に保存する。種類は、高級品や一般向け製品の違いを別にすると単一であるが、その年の茶畑や茶葉の仕上がりによって取れた茶葉の種類の配合を混ぜ、味を従来のものと統一させる為に茶舖において合組(ごうぐみ)される。濃茶用、薄茶用(いずれも後述)のもととなる茶葉の配合は茶舖により異なり、合組される際には茶畑毎に分かれている。甘みがより強く、渋み・苦味のより少ないものが良しとされ、高価である。

喫茶の風習は元々中国の唐代から宋代にかけて発展したものである。8世紀頃、中国の陸羽が著した『茶経』には茶の効能や用法が詳しく記されているが、これは固形茶を粉末にして鍑(現在の茶釜の祖先)で煎じる団茶法であった。抹茶(中国喫茶史では点茶法(てんちゃほう)と呼んでいる)の発生は、10世紀と考えられている。文献記録は宋時代に集中しており、蔡襄の『茶録』(1064)と徽宗の『大観茶論』(12世紀)などが有名であるが、これらの文献では龍鳳団茶に代表される高級な団茶を茶碾で粉末にしたものを用いており、団茶から抹茶が発生した経緯をよく表している。この抹茶を入れた碗に湯瓶から湯を注ぎ、茶筅で練るのが宋時代の点茶法であり、京都の建仁寺、鎌倉の円覚寺の四つ頭茶会はこの遺風を伝えている。

日本には平安時代初期に唐から喫茶法(おそらく団茶法)が伝えられたが、抹茶法が伝わったのは鎌倉時代とされる。その伝来としては、臨済宗の開祖となる栄西が1191年中国から帰国の折に茶種と作法を持ち帰り[4]、その飲み方などが日本に広まったという説が有名である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%B9%E8%8C%B6

抹茶に含まれる茶カテキンは、体脂肪を効率よく燃焼させる効果があるため、肥満の予防やダイエットに効果的で、茶カテキンは、老化の原因につながる活性酸素の除去作用が高いため、肌のシミ・シワ・たるみの予防につながる。抹茶の中のテアニン含量は特に多く、気分をやわらげ、リラクゼーション効果がある。カフェインには大脳の働きを活性化させ、認知症を予防する効果があるとされている。




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[ 2016年05月10日 13:24 ] カテゴリ:日本社会 | TB(0) | CM(0)
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