韓国経済.com

韓国の政治及び経済・日本の政治及び経済について、情報を提供します。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治 韓国芸能 ショップ
韓国経済.com TOP  >  韓国経済 >  危機の韓国造船3社、どうやってこの状況を克服するか

危機の韓国造船3社、どうやってこの状況を克服するか

「大宇(デウ)造船海洋は債権団と政府が舵取りをして構造調整するので、現代(ヒョンデ)重工業・サムスン重工業はグループが責任を負え」 金融当局の高位関係者が要約した造船業構造調整の大きな枠組みだ。この方針によって現代重工業とサムスン重工業はそれぞれ12日と17日、主債権銀行に自救計画を提出した。2社はいずれも自救案に大規模な資産売却とリストラ計画を含めた。しかし2社の自救案を見た債権団の反応は対照的だ。

特に産業銀行の関係者は19日、サムスン重工業の自救案について「追加案が必要かどうか検討中」だと言った。サムスン重工業の自救案にサムスングループや大株主であるサムスン電子の支援案が含まれていないため、これに対する不満を遠回しに表現したのだ。債権団のこうした立場は、市場の評価とも脈絡がつく。「越えなければならない山が多い」(新韓金融投資)、「蔵が空になっている」(東部証券)…。証券街で出てきたサムスン重工業リポートの題名だ。否定的な内容が多い。韓国投資証券のイ・ギョンジャ研究員は「表向きは負債比率が低くなったが昨年4-6月期の負債比率が急騰すると資産の再評価によって数字上の負債比率を引き下げたサムスンエンジニアリングの事例が浮上し、ひたすら肯定的には受け入れ難い」と分析した。

これはサムスン重工業が造船業不良の震源地となった海洋プラントへの依存度が高いためだ。サムスン重工業の先月の受注残額300億ドルのうちプラント比重は65.3%(196億ドル)に達する。大宇造船のプラント比重(45.3%、187億ドル)よりも高い。教保(キョボ)証券のイ・ガンロク研究員は「サムスン重工業は海洋プラント比重が大きく、実績を推定し難い」と話した。
http://news.livedoor.com/article/detail/11544004/


スポンサードリンク


【管理人 補足記事&コメント】
これとは違い、現代重工業が出した自救案への金融当局の態度は前向きだ。現代重工業が主債権銀行であるKEBハナ銀行に出した自救案は、プランAとBの2種類のバージョンで提出された。金融当局関係者は「B案の中に現代オイルバンクの上場(IPO)がある」と話した。現代重工業は現代オイルバンクの株式の約91%を保有している。現代重工業の自救案は今月末に確定するものとみられる。

市場でも現代重工業に対する評価は高い方だ。プラント比重が31.3%水準で他社に比べて低い現代重工業は、機械・ロボット・エネルギーなどの事業分野が多様なためだ。それで構造調整をしたり事業の多角化をしたりするのにも有利だという分析が出てくる。すでに風力用ギアボックスメーカーであるドイツの法人を昨年清算し、太陽光モジュール製造子会社の現代アバンシスも収益性が悪化すると工場の操業を止めた。

世界市場シェアが10%にも満たなかった日本の復活は、円安に負うところもあるが、着実な構造調整と技術開発を弛まず続けたことがより重要な原因となっている。2014年、IHIマリンユナイテッドとユニバーサル造船とが合併して世界4位のジャパンマリンユナイテッド(JMC)を誕生させ、今治造船と三菱重工業はLNG船舶部門だけを切り離して、LNG専門造船所を設立した。

18年ぶりにドック拡張工事を再開した日本国内最大単一造船所である今治造船は、一般商船なら何でも対応できる「船舶百貨店」の構築を目標に、船舶用プロペラ―トップの中小企業などとも手を結ぶなど、技術開発にも積極的に取り組んできた。海の汚染物質排出規制が厳しくなりつつある現状を反映して、環境にやさしい船舶開発にも足早に対応している。政府も統廃合会社には、船舶価格の80%を1%の利息率で支援している。

日本を抜いたと大喜びしていた韓国の造船業は、大きく深い泥沼に落ちているのだが…。



関連記事

スポンサードリンク
  

ブログパーツ
[ 2016年05月20日 19:18 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(2)
助けないのは
債権団の考え:
銀行は大宇と現代は助けるが、サムスンは助けないと決める。
サムスンは親会社(サムスン電子)と相談しろと。
[ 2016/05/20 21:36 ] [ 編集 ]
統合と大規模リストラしかないだろう
高度成長期を卒業して低成長期に突入した韓国経済において、赤字の造船3社の取るべき手段は多くない。
3社を統合して受注規模に見合うだけの合理化を進めて大規模リストラしか道は無いだろう。
[ 2016/05/21 18:16 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
スポンサードリンク
人気記事
スポンサードリンク
最新コメント
お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp