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現代ロテム、動力分散式の高速列車を初供給

現代ロテムが自主開発した動力分散式の高速列車(ヘム)を初めて供給する。KORAIL(韓国鉄道公社)は2020年開通予定の慶全(キョンチョン)線釜山(プサン)の釜田(プジョン)駅~馬山(マサン)複線電鉄の区間に投入される時速250キロ級の動力分散式高速列車30両の納品事業者として現代ロテムを最終選定した。現代ロテムの動力分散式高速列車「ヘム250(EMU-250)」を1両あたり約34億ウォン(約3億1500万円)、計1020億ウォンで納品する条件だ。

KORAILは早ければ23日に現代ロテムと契約を締結する予定だ。KORAILは昨年11月に動力分散式列車の初入札を行ったが、現代ロテムのほかに入札者がなく、有効競争は成立せずに2度の入札流れとなった。KORAILと現代ロテムは価格差を狭めることができずに難航していたところ終盤の交渉で成功したという。 現代ロテムは2012年に世界で4番目に動力分散式高速列車の国産化に成功した。これまでの高速列車は一番前と一番後ろに動力装置がついていて前と後から引っ張る方式だった。動力分散式列車は車両ごとに動力装置を設置して空間を節約し加速と減速性の能が優れているという分析だ。

国内唯一の鉄道車両メーカーである現代ロテムは、動力分散式の高速列車の受注に成功しながら今後はグローバル受注戦にも積極的に参加するという計画だ。今年下半期にはトルコ鉄道庁がアンカラ~スィヴァス、アンカラ~イズミルをつなぐ計1077キロ区間の高速鉄道建設計画を発注する。入札規模は高速鉄道640両で総事業費規模は3兆ウォンに達する。


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年末には総延長324キロのマレーシア・シンガポール高速鉄道の入札が予告されている。総事業費だけで14兆3000億ウォンに達する。動力分散式列車の国内発注も予告されている状態だ。政府は慶全線の受注契約が完了次第、西海(ソヘ、黄海)線〔華城松山(ファソンソンサン)~洪城(ホンソン)〕や中央線〔原州(ウォンジュ)~霊泉(ヨンチョン)~新慶州(シンキョンジュ)〕、中部内陸線〔利川(イチョン)~聞慶(ムンギョン)〕などへの「ヘム250」投入を本格化させる予定だ。また京釜(キョンブ)線と湖南(ホナム)線に時速300キロ級の高速列車である「ヘム300」を供給するための計画も構想中だ。
韓国経済新聞
http://japanese.joins.com/article/002/216002.html?servcode=300§code=320

【管理人 補足記事&コメント】
現代ロテムは大韓民国において鉄道車両や軍用兵器等を生産している、現代-起亜自動車グループの企業である。 慶尚南道昌原市に鉄道車両を生産する工場がある。韓国最大の鉄道車両メーカー「現代ロテム」の経営に、黄信号がともっている。本業のもうけを示す営業損益が、2015年1~6月に130億ウォン(約13億円)の赤字に転落。2012年に1兆7000億ウォン(1740億円)だった鉄道の海外受注額が、15年1~9月までの間はわずか800億ウォン(81億円)と10分の1以下に落ち込んだのが大きな要因だ。

現代ロテムの受注残高は現在、国内外あわせて約4兆ウォン(約4100億円)で、受注が急速に回復しない場合、来年末には生産調整に追い込まれる恐れもある。「約8000人の現場従業員のうち、半数が職を失う恐れもある」と深刻な指摘もなされている。「1%にも満たない研究開発費」「品質低下」「役員の高額年俸」が指摘される中で、14年2月には、ウクライナ鉄道庁が技術的な欠陥を理由に、現代ロテム社製の高速鉄道車両の運行を全面中止している。

研究開発投資が減少する一方で、役員や従業員の給与は高い水準にある。14年の取締役の平均給与は7億3000万ウォン(約7500万円)に上るというが、そんな企業が動力分散式の高速列車を初供給と言っても単に自国内での話である。一方、トルコにおいては、合弁会社がある。



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[ 2016年05月23日 11:52 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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