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オバマ大統領広島訪問の意味

米国のバラク・オバマ大統領の歴史的な広島訪問は、2009年のヨーロッパ歴訪中にチェコのプラハで主張した「核なき世界」のビジョンに直結する。だが、オバマ大統領は自国の核兵器は現代化させる矛盾した行動を見せ、北朝鮮の核の状況はむしろ悪化するなど、限界を見せたとも指摘される。

ホワイトハウス国家安保会議(NSC)のベン・ローズ副補佐官は、オバマ大統領の広島訪問の背景を「米国は核兵器を使用した唯一の国家として、核兵器のない世界を作る責任がある」と説明している。オバマ大統領も最近、日本のNHK放送とのインタビューで「(広島を訪問した場で)戦争の悲惨さ、『核兵器のない世界』の必要性について話すつもりだ」と明らかにしていた。これはオバマ大統領が2009年4月にプラハで「核兵器を使用したことがある唯一の国として、米国は道徳的責任を感じる。冷戦時代の最も危険な遺産をなくそう」と核兵器のない世界を唱えたことと完全につながっている。

今回の広島訪問の決定過程でも、オバマ大統領は参戦軍人や保守層の反発、大統領選挙局面での争点化憂慮、戦争中の原爆投下に対する「謝罪」と映る可能性があるため「国内政治で得にならない」とする参謀の引き止めにもかかわらず強行することを決めたと伝えられている。それだけオバマ大統領の意志が強かったことになる。2009年にノーベル平和賞を「先払い」で受賞したオバマ大統領は、昨年、イランとの核交渉妥結により核兵器非拡散の歴史に貢献したし、合意がほとんど失敗に終わる状況に至ったものの、2010年にはロシアと戦略核弾頭をそれぞれ1550発まで縮小する「新戦略兵器縮小協定」も締結した。テロ団体や非国家集団の核物質搬入と移転を遮断するための核安保首脳会議も、2010年のワシントンを始め隔年で4回にわたり開催した。


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その一方で、オバマ大統領が彼の「核なき世界」ビジョンと矛盾した態度を見せたとか、北朝鮮の核問題解決に消極的だったという批判もある。最近、米紙ニューヨークタイムズは社説を通じ「オバマ大統領が米国の核兵器現代化のために今後30年間に1兆ドルの支援を決めたことほど、彼の(核なき世界)ビジョンに合致しないことはない」と指摘した。また、彼の在任期間中に北朝鮮が3度も核実験を実施するなどして核能力の増強を追求してきたが、圧迫一辺倒の「戦略的忍耐」という名で、これを事実上放置してきたという批判も避けられない。
韓国ハンギョレ新聞社
http://japan.hani.co.kr/arti/international/24257.html

【管理人 補足記事&コメント】
オバマ大統領広島訪問の意味というが、今回の広島訪問よりは、日本を議長国としたサミットに主眼を置けば、朴槿恵の不参加は放棄に等しい。日韓問題よりは、世界のサミットを優先すべき。広島訪問はサミットの単に延長戦でしかない。

と同時にオバマ自身の功績として、何を残すのかと問えば、唯一日本は原爆投下を受けた国である。その意味で広島訪問で原爆におけるスピーチと被爆者に合う事は重要だろう。

核なき世界は、中国の様に挑発する国や今だロシアとアメリカの関係もある。また世界の中には今だ戦争している国もある。火種がくすぶり続けている国もある。まだまだ非核化は無理だろう。その火種に対して世界はどう向き合うのかが、今回を含めたサミットであるならば、世界の首脳が日本で顔を合わせたと言うのは、意味あるのではないか…。

東亜日報は、安倍晋三首相は同日、閉幕後の記者会見でこのように明らかにし、「北朝鮮に国連安全保障理事会の決議を即時にかつ完全に順守し、拉致問題も含め、国際的な懸念に直ちに対処するよう強く求める」と強調し、北朝鮮の核実験とミサイル発射など厳しい状況を首脳たちに説明し、その結果「G7として(北朝鮮の)核保有は断じて容認できないことを確認した」と伝えている。

宣言では、北朝鮮関連の内容が昨年の3倍に増え、国際社会の高い関心を反映した。首脳たちは、北朝鮮の行動が「地域及び国際社会の平和及び安全に対して深刻な脅威を与えるものである」と指摘し、「今後いかなる核実験や発射も行わず,また,その他の不安定化をもたらす行動や挑発的行動も行わないことを要求する」と宣言した。中国の海洋進出に対しては、「東シナ海及び南シナ海における状況を懸念」するとし、「緊張を高め得る一方的な行為を自制」するよう求めた。ただ、「中国」を名指しなかったとした。



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[ 2016年05月28日 09:25 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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