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韓米、山岳地帯にTHAAD レーダー設置を推進

韓米は、北朝鮮のミサイルを迎撃するための戦域高高度防衛ミサイル(THAAD)を既存の在韓米軍基地ではなく、基地近くの高地帯に新たに造成される用地に配備する案を前向きに検討していることが5日、分かった。 韓国政府消息筋は同日、「韓国は山岳地形が多く、平地にTHAADレーダーを設置すれば、レーダーの電波が山にぶつかり、性能を100%発揮するのは難しい」と語った。既存の米軍基地はほとんどが平地にあり、THAAD配備候補地としては適していないということだ。

THAADレーダーの有害性に関する論議があるのも、新たな用地を探す理由だという。国防部(省に相当)によると、THAADレーダーは角度5度から90度までの電磁波を発射する。レーダーから地表面に向かって5度の角度で直線を描く場合、5度未満の地域はレーダーから100メートルの距離まで危険で、5度以上は最大3.6キロメートルまでの電磁波の影響を受ける可能性があると軍当局では説明している。

THAADレーダーを設置した時に高層ビルや山にいる人が電磁波にさらされる可能性を完全になくすには高台に設置するべきだということだ。また、韓国国内の一部には、THAADレーダー電磁波の危険性範囲が軍の説明よりもはるかに広いという主張があるが、山岳地帯への配備ならこうした主張を退けることができる。韓米は今年3月から合同実務団を構成してTHAAD配備領域を検討してきた。米軍基地がある平沢・大邱・釜山・慶尚北道漆谷(倭館)・全羅北道群山・江原道原州周辺などが候補地に挙がっている。

韓米は、米国がTHAAD配備と運用費用を負担し、韓国が建物などの施設建設と用地購入費用を負担することで合意した。高台に配備することになれば、費用負担も減らせる。軍の一部には、THAAD配備のため新たな用地を造成する場合、2006年の平沢米軍基地移転と関連し政府と住民が衝突した「大秋里事態」のような事態が再び発生するかもしれないという懸念もある。


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THAADをめぐる議論は最近、鎮静化していたが、米中がこのところ、韓半島(朝鮮半島)への影響力をめぐり対決しているため再び活発化しそうな雰囲気だ。米国で先日、「THAADの韓半島配備発表が差し迫っている」と報道されたのに続き、国防部の韓民求(ハン・ミング)長官は4日、「韓国はTHAAD配備の意志を明確に持っている」と述べた。韓長官は同日、シンガポールで行われた第15回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)に出席し、THAAD配備に対する韓国政府の見解を問う各国代表団と専門家の質問に答えた。政府高官がTHAADの韓半島配備を既成事実化するような発言を国際的な場で公にしたのは初めてだ。

韓長官は「北朝鮮の核・ミサイル能力が高度化している状況で、韓国はどのように北朝鮮のミサイルを防御するのかが(THAAD配備関連の)本質だ。(現在の)韓国軍と在韓米軍が保有しているミサイル迎撃能力には限界があるため、より広範囲の地域を守れるTHAADが配備されれば、軍事的に有用だと考えている」と述べた。長官が同日、THAADを配備するかどうかまではっきり言及しなかったのは、THAADに対する中露の反発を考慮した措置と見られる。韓国国防部関係者は「中露を説得するのにもう少し時間が必要だ」と語った。

THAAD配備について、中国は習近平国家主席が「断固反対する」と言及するほど反対姿勢をはっきりと打ち出している。今回のシャングリラ・ダイアローグでも、中国軍の孫建国・連合参謀部副参謀長は5日の演説で「THAAD配備は地域の安定をむしばむだろう」と言った。ロシアも「THAAD反対」の姿勢をあらためて確認した。アナトリー・アントノフ国防副大臣は5日の演説で、「韓国と米国間のミサイル防衛協力が(地域の)戦略的安定を破壊してはならない」と述べた。同副大臣はまた、「(韓米ミサイル協力は)米国とロシア間で結ばれた軍縮協定に違反する」とも言った。THAADをめぐり、「韓米日VS中朝露」と立場がはっきりと分かれている様相だ。
朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/06/06/2016060600665.html

【管理人 補足記事&コメント】
米国の地上配備型迎撃システムである高高度防衛ミサイル(THAAD)の中核となるXバンド(X-band)レーダー(AN / TPY-2)が設置されている京都府京丹後市の航空自衛隊経ヶ岬基地は、2014年5月、レーダーを設置するための工事が始まり、10月には経ヶ岬基地にレーダーが搬入された。以後2カ月にわたる準備を終え、昨年12月、レーダーは本格的に稼動し始めた。韓国で起きているTHAAD問題とは様相が異なり、日本ではこのレーダーの設置をめぐる議論があまり起きなかった。

レーダーを設置した理由と目的が明確だった。陸側からはよく見えないが、海側から見ると、レーダーが北に向かって設置されている。それから直線を引けば、レーダーが北朝鮮とロシアの沿海州地域を向いていることが確認できる。日本に設置された2つのXバンドレーダーは、北朝鮮が米国側に向かって大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射する場合、これを捉えて追跡するのに最適の場所に位置している。北朝鮮が米国のハワイに向け大陸間弾道ミサイルを発射すれば、弾頭は米軍の最初のXバンドレーダーが設置された、北海道と本州を分ける津軽海峡上空を通過することになる。北朝鮮がグアムを狙ってミサイルを発射すれば、本州と九州を隔てる関門海峡付近を通過することになり、経ヶ岬に設置された第2のレーダーで十分捕えられる。

THAADの核心となるXバンドレーダーが先に設置された日本で、海に向かってレーダーを設置し、住民へ影響を考慮した日本と違い、韓国で中国を直接刺激することなく、このレーダーを設置するためには、海に面した西はなく、陸地の北の方に向きを調整しなければならない。だが、レーダー検知が正確でなければ、自国は守れないわけで、検知が正確であるほどに、THAAD防衛も精度が増すだろう。いずれにしても、生活する自国民への影響と言うのを最小限とした設置である。



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[ 2016年06月06日 11:55 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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