韓国経済.com

韓国の政治及び経済・日本の政治及び経済について、情報を提供します。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治 韓国芸能 ショップ
韓国経済.com TOP  >  韓国経済 >  造船業界の受注残量、日本とは13年ぶりの最少格差

造船業界の受注残量、日本とは13年ぶりの最少格差

国内造船業界はほとんど受注ができずに苦しんでいる中、日本との受注残量の格差が13年ぶりに最も縮まっていることが明らかになった。6日、英造船海運分析会社であるクラークソンリサーチによると、先月末の基準で韓国の受注残量は2554万CGT(船舶の付加価値、作業難度を考慮した係数をかけて算出した重さの単位)で集計された。日本の受注残量は2228万CGTで、韓国の受注残量より326万CGT少なかった。

このような韓国と日本との受注残量の差は、2003年8月の259万CGT以降最も縮まった数値となる。韓国は1999年12月以降、受注残量においては常に日本を上回ってきた。韓国造船業界の受注残量は、昨年12月末は3108万CGTを記録したが、年明けから激減しており、日本も同様に年明けから受注残量の減少が続いている。このように韓国と日本との受注残量は共に減少しているが、韓国受注残量の下げ幅が日本よりさらに大きく、受注残量の格差が縮まっているのが現状だ。

造船業界の関係者は、「韓国造船業界の危機を示す結果だ」と言い、「この傾向が続いて、受注できない状態が続くことになれば、日本が韓国の受注残量を追い越すことも可能だ」と懸念した。
東亜日報
http://japanese.donga.com/List/3/02/27/535616/1


スポンサードリンク


【管理人 補足記事&コメント】
わが国造船業による昨年(2015 年)の新造船受注量は 20,579 千総トン(前年比 6.5%増)と、2011 年以来 5 年連続で受注増を記録するなど活況を呈している。他方、中国及び韓国をはじめとして世界全体では受注量は 2 年連続でマイナスとなった。また海上運賃水準の代表的指標であるバルチック海運指数(BDI;Baltic Dry Index;鉄鉱石・石炭・穀物などの乾貨物(ドライカーゴ)を運搬する海上運賃の 1985 年の水準を 1,000 とする指標)が下がり続け、2016 年に入ってからは史上最低水準を更新するなど、明暗が分かれている。

2016-06-07-k001.jpg

船舶市場の動きは、中国の経済動向次第で決まるといってももはや過言ではない。ばら積船が運搬する最大の貨物は鉄鉱石であり、その海上荷動量の 3 割を占める。中国の粗鋼生産量は 2002 年の 182 百万トンから 2014 年には 823 百万トンへと約 4.5 倍に拡大し、世界シェアは 20%から 50%へと増加した。その間に中国による鉄鉱石をはじめとした鉱物資源輸入金額は 27 億ドルから 884 億ドルへと実に 32 倍に膨張した。韓国と中国の造船業は設備拡張を推し進め、長年にわたり新造船竣工量首位を誇ってきたわが国造船業は、ついに 2000 年に韓国に首位の座を明け渡し、その 10 年後の 2010 年には中国が首位を奪っていった。

わが国造船業の新造船竣工量に着目すると、2011 年から一貫して受注を増やしてきたのにも拘らず、逆に 5 年連続で減少している。これは、建造作業のスローダウンに加え、近年は不動産市場の回復と東京五輪開催決定に伴う建設業の人手不足により造船協力工を確保し難くなっているためである。さらに最近では、海上運賃や傭船料収入が減少した船主から、建造代金支払いを後倒しするために新造船の引き渡し延期を要請されるケースもあるという。その結果として、向こう 3 年間分すなわち 2018 年までの受注残を確保している。

日本とて円安期間は過ぎようとしているわけで、必ずしも好条件ではない。
受注は政府外交を含め、鉄道受注同様に、積極的な取り組みの実施強化が必要だろう。



関連記事

スポンサードリンク
  

ブログパーツ
[ 2016年06月07日 10:59 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
スポンサードリンク
人気記事
スポンサードリンク
最新コメント
お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp