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危機的な韓国造船会社 国策銀行が呆れた対応 日欧は“警告”

韓国の国策銀行である韓国産業銀行が最近、やはり国策銀行である韓国輸出入銀行に5000億ウォン(約460億円)を緊急出資した。輸出入銀行が国際決済銀行(BIS)規制を守れなくなるのを防ぐためだ。輸出入銀が落ち込んだのは中小造船企業の破綻処理のためだが、はるかに巨額の大手造船3社への本格対応はこれからだ。

大手造船への対応は韓国の国策銀行の信用問題に直結する。それは、韓国という国家の国際金融上の“生死”につながりかねない重大事だ。 日本ではなぜか報道されなかったようだが、国営通信社の聯合ニュースが衝撃的な事実を伝えたのは5月25日(韓国語サイト)だった。 韓国の国策銀行と都市銀行の造船業界に対する与信(=融資や信用取引などの融資に関する枠を供与すること)は70兆ウォン(約6兆4300億円)に達するが、その大部分は「正常債権」と位置付けられている-というのが、その記事の核心だ。

大宇(デウ)造船海運に対する銀行界の与信は23兆ウォンで、うち16兆ウォンが国策銀行2行による。大宇は2015年末の決算で、5兆5051億ウォン(約5060億円)の営業赤字を計上した。それまでの粉飾決算を清算した数字だが、これで大宇が黒字転換するわけではない。国際入札での韓国勢同士のたたき合いの結果、造れば赤字になる造船受注を大量に抱えている。海底原油用の海洋構造物は、さらに大きな赤字が出ること必至だ。

そうした大宇への融資が「正常債権」とされているのは、「引当金を積む金がなくて等級調整をできなかったのではないかとの指摘が出ている」と、上記の記事は伝えている。産業銀行の輸出入銀行に対する緊急出資も、手持ちの国策メーカー株を渡す方式だった。


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メーンバンクである産業銀行の言い分は「元利がきちんと返済されているから正常」というものらしいが、それはそうだろう。返済すべき元利金を上回る銀行融資が毎度注ぎ込まれているのだから。そして、その他の銀行は「国策銀行であるメーンバンクが『正常』と位置付けているのだから、われわれも…」。

現代(ヒュンダイ)重工業、三星(サムスン)重工業も造るほど赤字の受注を抱えている事情は同じだ。強力労組が職場を支配しているのも同じだ。 政財官界も「なんとかしなければならない」とは言うが、結局のところ、造船大手の「自助努力」に併せて国策銀行からの融資を続け、破綻させず、世界造船景気の回復を待つ-といった線になりそうだ。もちろん、破綻しない限り、銀行は「正常債権」の位置付けを変えない。変えることもできないから破綻させないのだ。

しかし、5月に開かれた経済協力開発機構(OECD)の造船分野の会議では、日本とEUが韓国の造船業に対する事実上の「公的支援」を、世界市場の競争条件をゆがめるものとして問題提起している。どうやら、逃げ道も崩れ始めている。そもそも、世界の造船景気が回復するのはいつなのか。それまでに国策銀行が抱える「本当は不良と位置付けるべき債権」がどこまで膨れ上がるのか。目を離せない。
ZAKZAK 室谷克実
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160609/frn1606091550003-n1.htm

【管理人コメント】
世界受注が減少している以上、過剰生産がもたらした結果とも言えるわけで、中小の造船企業は自国内の小型船受注でしのいでも、大企業はそうはゆかない。日本とて、決して良いわけではない。小型船でしのいできたとはいえ、今後は中国との競合となるだろうし、受注の取り合いとなる。世界銀行や政府と関連つけた受注戦争に発展するのだろう。

高い安全技術と客船技術も備えている日本は、中国とでランクが分かれる可能性もある。
何方が良いかは付加価値によるわけで、何ともいいがたいが…。。。



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[ 2016年06月09日 18:41 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
行くすえ
造船って言っても、品質では日本には勝てません。例えば、大きな客船。。。これは欧米か日本しか作れない。でも、品質は日本がほかを圧倒。欧米の客船造船会社は納期守れません。不具合多い。要求に合わないできばえ。だから、三菱重工に頼む。一年延びても三菱重工に頼む。火事?あれは外国人労働者の放火でしょう。
高度な船は日本でしょうね。そういう状況で韓国の造船会社は延命ですか。。。先は見えています。そういうところに投資する国なり、金融機関なんてあるのかな???そんなのアホやで???
いやっ、一つアホな金融機関ありますやん。日本のみずほとかいう。。。
[ 2016/06/09 20:25 ] [ 編集 ]
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