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韓国企業連合が受注したイラク石油精製プラント事業、代金未払いで中断

韓国の建設各社がイラクで進めている7兆ウォン規模の石油精製プラント事業が現地政府の工事代金未払いで、着工から1年余りで事実上中断したことが15日までに分かった。 

同事業は現代建設が韓国の同業3社とコンソーシアムを組み、2014年2月にイラクの政府系企業である「石油プロジェクト公社(SCOP)」から受注した。カルバラ地域に日産14万バレルの石油精製プラントを建設する内容で、受注額は受注当時としては韓国建設業界で最高の60億4000万ドル(約6400億円)だった。

同コンソーシアムは昨年2月に工事に着手したが、工事が22%進んだ今年4月に作業を中断した。現地下請け企業によると、発注元が工事代金を支払えなくなり、工事を中断せざるを得ない状況に追い込まれたという。

財政不足のイラク政府は今年に入り、工事代金をほとんど支払っていないという。その結果、一部の韓国系下請け会社はイラク企業に工事代金を支払えなくなり、韓国人従業員が旅券を取り上げられ、現地に足止めとなるケースも生じた。在イラク韓国大使館は「事態解決に向け、現代建設などと協議している」と説明した。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/06/16/2016061600717.html


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【管理人 補足記事&コメント】
油価の急落を受け、世界の原油供給動向に一層注目が集まっている。石油輸出国機構(OPEC)産油国に限った場合、最も重要なプレイヤーとなり得るのはサウジアラビアとイラクである。特に後者について、国際エネルギー機関(IEA)は、2020 年までの間、OPEC の原油生産能力の増加のうち約 9 割がイラクによってもたらされると推測している。

IEAは、2020年のイラクの生産見通しを 470万b/d としている。2012年の610万b/d(中心的シナリオ)、2013年の580万b/dからは大幅な下方修正である。南部油田のポテンシャルが未だに大きいことを考慮に入れれば、今後イラクの原油生産量が急激な減少に転じる可能性は低いものの、短期間で大きく伸びる可能性もまた高くない。現状の300万b/d前後を当面の間は維持、もしくは緩やかながらも増加していくというのが、最も実現可能性の高い見通しであると思われる。

2015 年2 月19 日に Fayyad al-Nima 石油副大臣は、イラク全体の原油貯蔵能力が、新たに 100 万バレル増強された結果1,050 万バレルに達したと発言し、これに伴って原油生産能力も 350 万b/d に拡大したとしている(2015 年2 月19 日付Bloomberg)。今後、2015 年末までに貯蔵能力を 1,500 万バレル、5年の内に 3,000 万バレルまで増加させる意向である。しかし、過去数年間にわたって必要性が叫ばれてきた貯蔵施設の増設事業は計画通りに進んでいないのが実情だ。

中でも、特にイラク南端に位置するファオ貯蔵ターミナルにおける事業の遅れは深刻である。貯蔵能力を500万バレル増加させるための拡張工事は、すでに2年遅れている。現在のところ、計画されている16基中、稼働しているのはわずか4基に留まる。4基合わせて125万バレルの能力が想定されていたものの、圧力とポンプ能力の不足を理由に、実際には50万バレルしか貯蔵できない状態にある。

事業を実施するにあたり現状調査をしっかりと実施していないツケである。



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[ 2016年06月16日 11:21 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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