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AIIB、拠出金頼みの融資には限界 市場原理と社会主義の矛盾

中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)は、アジアの4つの事業に対し総額5億900万ドル(約520億円)規模の融資を承認したと発表した。これが設立後初めての案件である。 具体的には、バングラデシュの送電網改良や拡張に1億6500万ドル、インドネシアの貧困地区の住環境改善に2億1650万ドル、パキスタンの高速道路建設事業に1億ドル、中央アジアのタジキスタンで道路の改良事業に2750万ドルだ。

このうち、単独案件はバングラデシュの送電網だけで、残りは世界銀行やアジア開発銀行(ADB)らとの協調案件である。世銀やADBと協調している姿を見せる意味もあるが、単独融資ができないという事情もあるのではないか。

国際金融機関は、融資の原資を各国からの拠出金と債券発行によって賄う。そのときポイントになるのが信用力だ。中国主導で日米が参加しないAIIBの信用力は、後ろ盾になっている中国の国債と同じ程度で、資金調達コストは日米主導のADBより1%近くも劣るだろう。

信用力は、例えば格付けという形になって現れるが、AIIBでは「格付けなし」という、国際機関では異例のスタートとなった。少なくとも筆者は聞いたことがない。 このため、単独案件では、融資条件は世銀やADBに比べて見劣りするはずだ。こうした事情から、単独案件が1本、しかも小規模にならざるを得なかったのだろう。いくらスタート段階とはいえ、鳴り物入りで設立されたにしては寂しいものだ。


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それに加えて、興味深いニュースも入ってきた。鳩山由紀夫元首相がAIIB諮問委員会の委員就任を要請されたというのだ。鳩山元首相といえば、中国の「南京大虐殺記念館」を訪れたり、ロシアが実効支配したクリミア半島を訪問したり、韓国の日本植民地時代の刑務所跡を訪問したりして、そのたびに政府や出身母体の民主党を困らせてきた。

中国は日本の元首相ということで、箔(はく)をつけたいのだろうが、これではかえって逆効果になるだろう。 いずれにしても、日米がAIIBにきちんと参加しない限り、まともなレートでの債券発行ができず、拠出金に頼った融資運営にはいずれ限界が出てくるだろう。 こうした状況は、中国主導というAIIBの基本的な性格とは相いれないものだ。中国主導のままでは、低い資金調達レートは無理なので、国際金融機関にふさわしい融資条件が得られないのだ。

中国は、市場原理が貫徹する国際金融市場を見くびっていたのだろうか。しかも、国際覇権をとりたいという野望だけが先行して、グロテスクな国際金融機関を作ってしまった。市場原理と基本的に矛盾する社会主義体制で、国際社会の動向を無視することも少なくない国らしい出来事といえよう。
(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160702/dms1607021000002-n1.htm

【管理人コメント】
日本はアジア開発銀行を主導しているわけでAIIB等に参加する必要は無いだろう。
もともとAIIBはアジア開発銀行と連携するというのが、習近平と安倍総理との話であるから、本来は首脳会談を実施すべきだが、中国軍の暴走や、日本は選挙や経済悪化の対応で忙しい。ともにタイミングを失っているが、唯一世界銀行で連携し、糸は繋がっているが、いつ切れるかは時間の問題だ。

ただ中国は今年の地方債務350兆円返済年を過ぎれば、ある程度持ち直すわけで、来年から過剰在庫の調整に入るが、同時に売りさばくだろうから、また安売りで混乱するのは目に見えているが…。。。
一方AIIBが世界銀行として活動するにあたり、日本には2番目の椅子を用意したままである。
気の狂った鳩山が動けば、崩壊するからよいのではないか…。



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[ 2016年07月02日 12:54 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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