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人民元が94年以来最大の下落 関係深い英国の混乱が影響…FRBも注視

中国の人民元下落が止まらない。今年4~6月期の下落率は、公定レートと市場レートが統合された1994年以来最大となった。国内経済の低迷に加え、英国の欧州連合(EU)離脱決定で輸出低迷の懸念も広がった。米連邦準備制度理事会(FRB)も人民元の動きに警戒を強める。

人民元相場は対ドルで3月末時点から約3%下落。2010年12月以来、約5年半ぶりの安値水準で推移している。

英国民投票で離脱派が勝利したことで新興国の通貨が軒並み売られたが、人民元も例外ではなかった。中国と関係の深い英国のポンド安や経済混乱で中国の対英輸出が伸び悩むとの見方が人民元安につながった。

李克強首相は「人民元が長期的に下落する要因はない」と強調。中国人民銀行(中央銀行)が介入で人民元を買い支えたとの観測も出たが、人民元は下げ止まらず、「中国当局は自国の輸出を有利にするために人民元安を容認している」(邦銀筋)との見方もあった。


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資金流出懸念もあらためて意識されるなか、ロイターによると、米クリーブランド地区連銀のメスター総裁が1日、FRBが人民元相場の動きや、世界経済と市場に及ぼす影響を注視するとの立場を示したという。 6月の製造業の景況指数も市場の予想を下回る数値となり、市場では人民元安の長期化を予想する声も出ている。
ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160705/frn1607051140002-n1.htm

【管理人 補足記事&コメント】
中国の人民元は、日本円や米ドルのように完全な変動相場制を採用しているわけではない。中国が現在採用しているのは管理フロート制で、為替レートを固定はしないが、変動幅を中国当局がある程度管理している。人民元のレート変動を語る場合、中国が完全な変動相場制を採用していない点を踏まえておくことがまず大事になる。

人民元は1997年から2005年まで8年間、1米ドル≒8.3元でほぼ固定されていた。しかしその間に中国が経済的に発展し、市場では人民元に買い圧力が高まる。アメリカなど他国は人民元を自由化し、固定相場制をやめるよう中国に圧力をかける。その結果として、2005年からはレートがある程度変動する管理フロート制になった。 中国はその後も経済的に発展し、人民元のレートもそれに合わせて上昇。2013~14年には1米ドル=6元近くまで高くなった。

しかし2014年初頭頃から人民元の地合が転換。その背景には、中国の景気減速が鮮明になってきたことがある。そして去年夏以降の株価暴落が、さらに状況を悪化させた。人民元レートはこれまでとは反対に下落し始め、今年1月には一時1米ドル=6.7元をつけた。 ただ人民元レートの下落によって、中国企業の中には持っている債務が膨れ上がってかなりのダメージになるところも出てきているという。それは、保有している債務が米ドルや香港ドル建てであるためだ。

米ドルは国際通貨なので、中国企業が米ドル建ての債務を持っていてもおかしくない。そして香港は中国の一部なので、中国企業が香港ドル建てで債務を持つ機会は多くある。香港ドルは、米ドルにレートがペッグ(固定)されている。米ドルが人民元に対して強くなると、香港ドルも同時に強くなる。

人民元が米ドルや香港ドルに対して下落すると、中国企業が持っている米ドル・香港ドル建ての債務が元建てで増えることになる。そして中国企業の中には、数年前まで好んで米ドル建てで債務を保有していた企業もある。 今年の年末には1米ドル=7元付近まで人民元が下落するという予想もある。もともと厳しい中国経済だが、こういった面でも中国企業は追い込まれている。



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[ 2016年07月05日 13:07 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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