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日本の家電メーカーが韓国・中国企業に勝てない理由

日本の家電メーカーの凋落が止まらない。台湾の鴻海(ホンハイ)「精密工業に買収されたシャープは人材流出が続き、不正会計問題で巨大損失を出した東芝は事業売却を強いられている。一時は「V字回復」と言われた日立製作所も、業績と株価の低迷から抜け出せないでいる。ソニーとパナソニックは復調したというが、不振事業から撤退したり赤字部門を切り離したりしているだけで、明確な成長戦略があるわけではない。

実際、パナソニックは5月末、テレビ用液晶パネルの生産から撤退する方針を明らかにした。2010年に稼働を始めた姫路工場での生産を9月末をメドに終了するという。本来、工場というものは20~30年にわたって生産を続けるのが常識だ。ところが、パナソニックの姫路工場は6年しかもたなかった。なぜ、こんなことになるのか?

家電メーカーが製品を開発するための機械や部品や材料を作った協力企業が、日本の家電メーカーだけではボリュームが小さいため、それらを韓国企業や中国企業に売ってしまうからである。 しかも、韓国企業や中国企業の工場に対する投資額は、日本企業のそれをはるかに凌駕している。

たとえば、日本企業が1000億円を投資するとすれば、韓国企業は10倍の1兆円を投資する。さらに中国企業は韓国企業に勝つためにその3~5倍、すなわち3~5兆円を注ぎ込むといった傾向が液晶、半導体、太陽光パネルなどで繰り返されている。人件費が安いし、方向性は日本企業と韓国企業が検証してくれているから、安心して巨額投資を行なうことができるのだ。


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工業製品はボリュームが大きくなればなるほどコストが下がって価格を安くできる。そして、デジタル製品は性能の差があまり目立たない。だから中国や東南アジアではブランドの知名度にかかわらず、価格が安ければ安いほど売れる。となれば、ボリュームが10~50倍もある韓国勢や中国勢に日本勢が太刀打ちできなくなるのは当たり前だろう。

すでにアメリカ人も、テレビなどのブラウングッズをはじめとする「キャッシュ・アンド・キャリー」の家電製品(店頭で購入してそのまま持ち帰ることができる家電製品)については価格重視で、ブランドは全く気にしなくなっている。 だから液晶テレビのシェアは、日本では無名のビジオ(VIZIO/アメリカに本社を置く台湾系企業)がサムスンとトップ争いを繰り広げている。あるいは、iPhoneやiPadを使っている人はアップル製だと思っている。実際に作っているのは鴻海精密工業なのに、誰もそんなことは気にしていない。

今や日本の家電メーカーは、いわば韓国勢や中国勢の開発研究所になっているわけで、ボリューム勝負の彼らと競争するには、スイスの高級時計のように値段が取れる付加価値の高いものを作るしかない。たとえば、イギリスのダイソンのサイクロン掃除機、羽根のない扇風機や空気清浄機能付きファンのような製品である。または、スマホ・セントリック(スマートフォン中心)のエコシステム(生態系)を先取りし、家庭のリビングルームでスマホを中央エンジンにしてテレビやステレオなどの機器をワイヤレスでつなぐ製品だ。しかし、今のところ日本の家電メーカーからそういう画期的な製品は、いっこうに出てこない。
※週刊ポスト2016年7月15日号
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160709/dms1607091530005-n1.htm

【管理人コメント】
この記事は、かつて日本製の家電といえば、世界で愛用されたものだったとして、今や日本の家電メーカーはどこも業績不振にあえいでいる。経営コンサルタントの大前研一氏が、なぜ日本の家電メーカーが凋落したのかについて解説すると言う記事だ。それを産経ニュースが取り上げZAKZAKに掲載したわけだが…。

何とも頭が古いコンサルタントの様だ。
世界の状況に合わせて、経営戦略が遅れたシャープなどを語っても、メインは液晶パネルの話である。鴻海と言っても単にスマホの組み立て専門企業である。サムスンなどは企業をでかくして、部品受注量を増やし、部品単価を下げて、安い製品を作り付加価値を高めたのが韓国企業だ。同じことを中国企業が実施し、今では韓国企業が苦戦している。

日本はジャストインタイムで在庫は出来るだけ持たないし、企業は大きくしない。ようやく事業提携と言う道筋で世界で戦うすべを理解し始めた。電気企業はすでに違う分野で力を入れ始めているわけで、今頃の話ではないだろう。投資と言うが、今は韓国も中国も研究投資額は減少している。日本のほうが高いのではないか…。

何とも頭の古い経営コンサルタントでは、困りごとだが…。。。



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[ 2016年07月09日 18:51 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(3)
大前さんか。。。
大前さんの記事でしたか。。。彼の「今や日本の家電メーカーは、いわば韓国勢や中国勢の開発研究所になっているわけで」は異論ありません。しかし、彼はよく分かっていない!製造には研究、開発、製造、加工とあり、加工は誰でもできます。
世界トップ100自動車部品企業の3割は日本製でダントツです(日本、ドイツ、米国、中国の順)。世界の電子部品の37%は日本製です(日本、米国、中国、欧米の順)。今や、素材、部品産業から韓国は消えようとしています。
韓国は加工だけになってきています。つまり、加工は誰でもできるから給料安いから製品価格が安いのです。
だから、加工で嘘つける。サムスンの有機ELディスプレイの焼き付きと3次元メモリー、LGの有機ELは白色だけ、レイコップの殺菌という嘘。まあ、一年持ちゃーええという考え。最近私は疑っているのは、DRAM。あいつらひょっとしてチップだけ製造してDDR製造はほかの企業じゃないかと。。。ネット検索しても日本の人気DDRはサムスンという名前出てこない。チップ製造だけなら装置さえあれば誰でもできますからね。。。もしそうだとすると奴らの粉飾はそうとうなもんです!
加工だけ。。。それが奴らの安さであり、貧困であるかと。。。
[ 2016/07/09 20:01 ] [ 編集 ]
So What?
工業製品がいわゆるスペッシャルティからコモディティに移る
普及過程の話をやっている。二番手に追いかけられたら、とことん
戦うか、自分は市場から出るか。
家電はそれほど、しがみつくカテゴリではなかった、という話です。
電機業界は技術開発に応じて次の収益源を作ればいい。
あと、市場で支持されたブランドなら、安く作る
メーカーを使って OEMすればいい。

"So What?"(だから何なのさ?)ですね。
[ 2016/07/09 22:58 ] [ 編集 ]
一番重要なファクター
そういえば、円高。民主党時代は史上最安値の79円。こんなの、日本企業かわいそう。価格で勝てる訳ない。半額セール以下。。。
それで、何の手だてもなし。。。おかしいだろう!民進党!お前らは韓国、中国の手下か!ぼけ!くず!消えろ!
[ 2016/07/10 16:28 ] [ 編集 ]
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