少子高齢化で日本市場縮小、韓国に活路を求めるキリンビール
「少子高齢化で過去20年間に25%縮小した日本のビール市場の不振を克服するため、探し当てた方法が『攻めの海外進出』だ」
今月5日、ソウルの繁華街、新沙洞の街路樹通りにある「キリン一番ガーデン」で取材に応じたキリンホールディングスの磯崎功典社長は「海外市場の開拓と日本政府の『クールジャパン』政策で日本のビールを飲む外国の消費者が増え、海外での売り上げが急増している」と話した。磯崎社長は全世界で年間2兆1969億円を売り上げるキリングループを指揮する司令塔だ。
キリンは最近、攻撃的に海外市場に進出している。2009年にオーストラリアのビール大手、ライオンネイサンを完全子会社化したほか、フィリピンのビール最大手、サンミゲルの株式43.25%を取得。ブラジルではスキンカリオール(11年)、ミャンマーではミャンマー・ブリュワリー(15年)をそれぞれ買収した。
韓国は台湾、米国、中国とともに非常に重要な市場だ。磯崎社長は「最近4年で韓国ではキリンビールの販売量が年平均47.3%増えた。ビール市場全体で輸入ビールが占める割合は日本では1%だが、韓国では10%に達する」と述べた。12年のハイト真露を経由し韓国に進出したキリンは、4年で「キリン一番搾り」を5000万本以上販売した。
磯崎代表は韓国市場で輸入ビールが好調なことについて、「韓国人が中国料理には中国のビールというように料理とビールを結び付ける『想像力』と日本、チェコ、ドイツなど国別のビールの特徴を区別できる知識を備えていることがビールブームの根源だ」と分析した。海外進出を活発化しているが、キリンは日本市場を捨てたわけではない。キリンは今年5月、「47都道府県の一番搾り」を発売した。各地の新聞記者、歴史家などを集め、地元の名物料理、歴史、特徴などを研究し、その地域に合うビール47種類を10月までに順次発売する計画だ。
毎日350ミリリットルの缶ビールを5本飲むという磯崎社長は「今後は昨年進出したミャンマーを含め、ベトナム、フィリピンなど東南アジア市場の成長が目立つとみている。韓国では『プルコギやキムチとも合うキリンビールが日本を代表するビール』だと呼ばれる日を夢見ている」と語った。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/07/15/2016071501726.html
【管理人 補足記事&コメント】
中央日報は、日本ビール「キリン一番絞り」が韓国に本格輸入されて4年ぶりに販売5000万本を突破したと報じた。 キリン一番搾りを輸入・販売しているハイト眞露は3日、2012年から2015年まで同ビールの累積販売量が330ミリリットル瓶基準で5272万本に達すると明らかにした。
年度別販売量は2012年636万本、2013年1091万本、2014年1515万本、2015年2030万本と、毎年40%以上の成長を遂げている。 高級飲食店の販売用として2004年から少量輸入されていたキリン一番搾りは、2012年から販路を拡大して品目を缶ビールと生ビールに多様化した。 ハイト眞露は「消費者がキリンビールをより多くの経路を通じて手に取ってもらえるように、高級ホテルをはじめ特殊販路を通じても販売を拡大するために努力している」と明らかにした。
韓国ビールはまずいという事だろう。
ビール市場まで日本企業では困ったものだが…。
キリンビールは韓国への自社ブランド「一番搾り」の輸出販売を拡大する。これまでは小瓶(330ミリリットル)だけだったが、新たに日本産の缶と業務用の樽(たる)の生ビールを発売。販売代理店契約を結んでいる現地のビール最大手であるハイトジンログループ(ソウル市)との連携を強化して積極的に販売促進する。販売量を5年で10倍に拡大する計画だとしたのが2011年だ。
韓国のビールは戦後、日本統治時代の日本のビール会社を接収してスタートした。「OB」は元はキリンで「ハイト」は元サッポロである。
今月5日、ソウルの繁華街、新沙洞の街路樹通りにある「キリン一番ガーデン」で取材に応じたキリンホールディングスの磯崎功典社長は「海外市場の開拓と日本政府の『クールジャパン』政策で日本のビールを飲む外国の消費者が増え、海外での売り上げが急増している」と話した。磯崎社長は全世界で年間2兆1969億円を売り上げるキリングループを指揮する司令塔だ。
キリンは最近、攻撃的に海外市場に進出している。2009年にオーストラリアのビール大手、ライオンネイサンを完全子会社化したほか、フィリピンのビール最大手、サンミゲルの株式43.25%を取得。ブラジルではスキンカリオール(11年)、ミャンマーではミャンマー・ブリュワリー(15年)をそれぞれ買収した。
韓国は台湾、米国、中国とともに非常に重要な市場だ。磯崎社長は「最近4年で韓国ではキリンビールの販売量が年平均47.3%増えた。ビール市場全体で輸入ビールが占める割合は日本では1%だが、韓国では10%に達する」と述べた。12年のハイト真露を経由し韓国に進出したキリンは、4年で「キリン一番搾り」を5000万本以上販売した。
磯崎代表は韓国市場で輸入ビールが好調なことについて、「韓国人が中国料理には中国のビールというように料理とビールを結び付ける『想像力』と日本、チェコ、ドイツなど国別のビールの特徴を区別できる知識を備えていることがビールブームの根源だ」と分析した。海外進出を活発化しているが、キリンは日本市場を捨てたわけではない。キリンは今年5月、「47都道府県の一番搾り」を発売した。各地の新聞記者、歴史家などを集め、地元の名物料理、歴史、特徴などを研究し、その地域に合うビール47種類を10月までに順次発売する計画だ。
毎日350ミリリットルの缶ビールを5本飲むという磯崎社長は「今後は昨年進出したミャンマーを含め、ベトナム、フィリピンなど東南アジア市場の成長が目立つとみている。韓国では『プルコギやキムチとも合うキリンビールが日本を代表するビール』だと呼ばれる日を夢見ている」と語った。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/07/15/2016071501726.html
【管理人 補足記事&コメント】
中央日報は、日本ビール「キリン一番絞り」が韓国に本格輸入されて4年ぶりに販売5000万本を突破したと報じた。 キリン一番搾りを輸入・販売しているハイト眞露は3日、2012年から2015年まで同ビールの累積販売量が330ミリリットル瓶基準で5272万本に達すると明らかにした。
年度別販売量は2012年636万本、2013年1091万本、2014年1515万本、2015年2030万本と、毎年40%以上の成長を遂げている。 高級飲食店の販売用として2004年から少量輸入されていたキリン一番搾りは、2012年から販路を拡大して品目を缶ビールと生ビールに多様化した。 ハイト眞露は「消費者がキリンビールをより多くの経路を通じて手に取ってもらえるように、高級ホテルをはじめ特殊販路を通じても販売を拡大するために努力している」と明らかにした。
韓国ビールはまずいという事だろう。
ビール市場まで日本企業では困ったものだが…。
キリンビールは韓国への自社ブランド「一番搾り」の輸出販売を拡大する。これまでは小瓶(330ミリリットル)だけだったが、新たに日本産の缶と業務用の樽(たる)の生ビールを発売。販売代理店契約を結んでいる現地のビール最大手であるハイトジンログループ(ソウル市)との連携を強化して積極的に販売促進する。販売量を5年で10倍に拡大する計画だとしたのが2011年だ。
韓国のビールは戦後、日本統治時代の日本のビール会社を接収してスタートした。「OB」は元はキリンで「ハイト」は元サッポロである。
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管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp
消費税も5%に戻しましょう。
法人税を下げる代わりに、内部留保に課税しましょう、課税と言うか、積極的に吐き出す下地をつくり、一方で受け皿を設けて、雇用や雇用環境、イノベーションに繋げて、それを成長戦略に位置づけましょうよ。