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韓国、中国との自動車貿易で初の赤字

今年1~5月、韓国の対中国完成車貿易収支が史上初めて赤字を記録した。
産業研究院が21日発表した報告書「自動車産業の対中国貿易収支赤字転換と示唆点」によると、1~5月の中国との完成車貿易収支は175万ドルの赤字を記録した。中国との貿易で完成車部門の赤字は、1992年の韓中修交で貿易が本格化した以来初めて。対中国貿易収支は2011年に黒字規模が23億ドルまで増加したが、2015年には8億7100万ドルの黒字に減少し、今年初めて赤字に転換した。

今年の5月までの対中国完成車輸出台数は1231台(2679万ドル)で、昨年同期(2万3461台)より94.8%も減った。起亜自動車は昨年2万3434台を輸出したが、今年5月までで593台に減った。ルノーサムスンも昨年1万7029台から401台、現代自動車は昨年6992台から115台、双龍(サンヨン)も2460台から122台に減った。反面、価格競争力を武器にした中国企業は、小型バスと小型トラックを中心に韓国に昨年同期より9.9%増加した2854万ドル分の車を輸出した。

こうなったのは第一に、主力車種のスポーツ実用車(SUV)の輸出が急減したためだ。現代自動車マックスクルーズの対中国輸出は、昨年6月までの2306台から今年は40台に減った。中国企業が昨年から韓国車の50~60%の価格でこの市場を集中攻略している。産業研究院のキム・ギョンユ研究委員は「経済成長が鈍化し、中国でも輸入車より中国メーカーや合弁会社の車両が好まれている」と話した。

中国の高い自動車関税(22.5%)などを理由に現地生産が増加した点も大きく作用した。韓国メーカーの中国販売完成車のうち、現地生産車の比率は2015年に97.1%まで高まった。
韓国ハンギョレ新聞社
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/24705.html

【管理人 補足記事&コメント】
現代自動車は2002年に北京自動車と合弁で「北京現代」を設立して以降、今年第1四半期まで累計755万台を販売。今年中には、中国進出合弁メーカーとして最短期間での800万台突破は確実と予想されている。現地ではこの成果を「現代速度」と呼んでいるが、その成果の中心には、北京現代第3工場が存在する。

2012年に同工場が量産体制に入り、現代自動車は中国市場で年間販売台数100万台を生産できるようになった。総面積146万平方メートルの敷地に26万平方メートルの大型工場であり、年間生産能力は45万台。北京自動車と現代自動車が発行済み株式のそれぞれ半々を持つ。

第3工場では現在、「領動」(「アヴァンテMD」)をはじめ4車種を生産している。特に中国市場では、戦略モデルである「領動」の活躍がめざましい。2012年の北京第3工場の稼動とともに、販売開始から今年3月までの44カ月間で月間平均1万9500台を販売、北京現代ではベストセラーモデルとなった。昨年12月には単月で3万5654台を販売し、中国進出以来、単一ブランドの販売台数としては最高記録を打ち立てた。

東洋経済では、今年下半期には第4工場となる河北省・滄州工場が完成、第5工場となる重慶工場は来年稼働する予定だ。第4、5工場の生産が本格化すれば、生産能力は現在の年間105万台から165万台に拡大する。とはいえ、中国の自動車市場内での競争が熾烈化し、過剰生産の心配も指摘されると報じている。



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[ 2016年07月22日 11:25 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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