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ゾンビ企業は中国経済にとっての「悪貨」だ!今こそ駆逐せよ

中国経済が抱える問題の1つに「ゾンビ企業」をめぐる問題がある。ゾンビ企業とは、経営がほぼ破綻しているにもかかわらず、政府や銀行の支援を受けて存続している企業を指す。

中国ではゾンビ企業といえば、一般的に石炭や鉄鋼など赤字続きの国有企業を指すことが多く、中国メディアの金羊網は26日、中国が製造業の高度化を実現するためには「良貨」で「悪貨」を駆逐する必要があると論じた。

経済学におけるグレシャムの法則では、本来は「悪貨」が「良貨」を駆逐するという趣旨だが、記事は中国のゾンビ企業は中国経済にとっての「悪貨」であると見方を示し、ゾンビ企業が中国経済を蝕んでいると主張。例えばゾンビ企業の一例とされる中国の一部の鉄鋼メーカーは生産能力の過剰に苦しんでいるが、質の高い製品は生産できず、生産量ばかり増えるものの作れば作るだけ赤字が膨らむ悪循環に陥っている。

続けて記事は、中国のゾンビ企業は大した努力もせずに政府の支援のもとで生き残っているに過ぎず、中国製造業は必要な基幹技術の大半を国外の企業に頼っているのが現状だと指摘。中国の製造業の高度化を実現するためには、高い技術と管理能力を持つ健全な経営体質の「良貨」の企業を増やすことで、「悪貨」のゾンビ企業を淘汰させるべきだと論じた。


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現在、中国政府は多くのゾンビ企業を合併や再編などを通じて整理しようとしているが、その過程で多くの中国人が失業するとも言われており、今後数年はゾンビ企業が中国政府を悩ませ続けることになりそうだ。
http://news.searchina.net/id/1615402?page=1

【管理人 補足記事&コメント】
中国では赤字を計上し続けながらも存続している「ゾンビ企業」が過剰な雇用を抱えており、思い切った改革に乗り出せば労働争議が起きかねない。これこそが、石炭やセメントなど不振を続ける国営産業の立て直しを目指す政策担当者が直面する難題だ。政府は大々的な雇用削減を打ち出す地ならしを始めつつある。石炭と鉄鋼セクターでは180万人を減らすと表明したが、期限は定めていない。また複数の関係筋は3日、ロイターの取材に対して7つのセクターで最大600万人を削減する可能性があり、石炭と鉄鋼の解雇対策費用だけで230億ドルを費やすと語った。

しかしこうした劇的な人員削減でも、国営セクターの過剰設備を解消するには不十分だ。例えば鉄鋼は、中国鉄鋼協会によると全体の生産設備の約3分の1が今は稼働していない。昨年は1981年以降で初めて生産が減少したものの、需要はさらに落ち込み、今年の設備稼働率は一層低下するとみられる。600万人という数字は、中国の生産年齢人口の1%弱にすぎない。とはいえ、これらの労働力を吸収するのは依然として難しい課題だ。昨年前半に都市部で創出された雇用は700万人。ガベカル・ドラゴノミクスの推計では、サービス業の拡大によって2011年以降に年間2000万人前後の新規雇用が生まれた。

だが問題は、こうした雇用が主に上海や深センといった沿海部で創出された点にある。一方、失業者は北東部などいくつかの別の地方に集中している。そして鉱業や鉄鋼の業界で働いていた人に転職を考えられるだけの技能があったとしても、中国の戸籍制度が壁になる。この制度のために、農村部から都市に流入してきた人々は、都市住民の6割程度の給与で働きかざるを得ず、年金や福利厚生も提供してもらえない。解雇された国営セクターの労働者らは、新たな職を見つけられなければ街頭に繰り出してデモを行う可能性がある。社会的な混乱が起きるのを防ぐためには、政府は予算を使う必要が出てくる。必要な改革のペースを遅らせることにもなるだろう。

また中国政府は不良債権を一掃するために抜本策を講じるどころか、それを金融システムの別のポケットに押し込んでいる。これまでの数年間は、債券保証会社、地方政府、親会社のいずれかが救済されてきた。大手鉄鋼メーカーの渤海鋼鉄集団は、同社を所有する地方政府が債権者委員会を設置した。債務再編に向けた一歩となりそうだが、現時点ではまだ何も決まっていない。

ゾンビ企業が同じ条件で破綻するのを認めなかったことは、投資家がリスクの真贋を見分ける基準がないということだ。どこに注目したら良いかもはっきりしない。こうしたほころびが現れ始めているにもかかわらず、約8兆ドル規模の中国債券市場は活況に沸く。過去1年に利回りは大幅に低下(価格は上昇)した。国内の投資家層は良い企業と悪い企業を区別することに無関心なようだ。この数カ月はデフォルトが相次ぐ一方で、スプレッドの拡大は小幅にとどまる。 中国企業のバランスシートは今後も試練にさらされる見通しで、引き続きデフォルトの発生が見込まれる。



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[ 2016年07月31日 10:49 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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