韓国経済.com

韓国の政治及び経済・日本の政治及び経済について、情報を提供します。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治 韓国芸能 ショップ
韓国経済.com TOP  >  中国 >  中国の完全な戦略ミスだった南シナ海裁定 日本に飛び火する可能性もある…

中国の完全な戦略ミスだった南シナ海裁定 日本に飛び火する可能性もある…

先週はオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所が下した裁定(PCA)の本当の勝者が、フィリピンではなく米国であったことを記した。 日本の報道にこの視点が欠けているのは、南シナ海問題を日本が関係するアジア諸国地域の領有権争いとしてのみ見てきたことがある。 だが、現実にいま世界の海で起きているのは「海の境界画定競争」であって、そこには一見無関係と思われる国々の思惑も強く働いている。

日本の沖ノ鳥島に対して、直接関係のない国々までが「岩だ」と主張し介入してくるのは、「誰のものでもない海が広ければ広いほどチャンスが広がる」からである。 つまり、ある程度の海洋国家であれば、いつでもどの海の問題でもプレーヤーとしてかかわる可能性があるということだ。 たとえば、レアアースのようにある産業にとって不可欠な資源が南沙諸島(英語名・スプラトリー諸島)の海底から出てくるようなことになったとき、そこが中国かフィリピンのものか、それとも「誰のものでもない海」であるかは大きな違いとなるのである。

この視点で改めてPCA裁定を見てみると、中国はまんまと米国にしてやられたことがわかるのだ。 中国は当初からPCA裁定は「無効」で「従わない」としてきた。 その根拠は、国連海洋法条約第298条に基づいて2006年になされた「領土や海の境界、歴史的な権限、軍事活動などを紛争解決手続きから除外する」という宣言で、同様の宣言は中国以外にも国連常任理事国で米国を除く4カ国が行っている。つまり、国連海洋法条約そのものを批准していないアメリカを含め5大国のすべてが同様の立場だということだ。


スポンサードリンク


だが、今回中国はこの宣言に基づき「無効」としながら、PCAは「管轄権はある」として裁定を出してしまった。 しかも、裁判に関わらなかったがゆえに、中国は裁判官の選定にかかわることもできず、裁定に自国の主張を盛り込むことができなかった。

完全な戦略ミスといわざるをえない。 今春には、中国にとって不都合な裁定が出されるのではないか、との情報が流れ、それを受けて習近平政権がにわかに対応策に乗り出した。 紛争はあくまで2カ国間の話し合いによって解決する-という中国の問題解決の手法を支持する国を募ったのだ。 中国の支持国は70カ国となったと発表したものの、結果は「時すでに遅し」である。

先週の当欄では、この裁定の余波で、南沙諸島の太平島(台湾名)を支配する台湾がとばっちりを受けたという話を書いた。 しかし、実は日本も事情は同じである。 というのも、前出の沖ノ鳥島が、同じようにPCAに提訴されれば、今回と同じ裁定を下される可能性が高いことが明らかになってしまったからだ。 これは海洋において「敵の敵」は必ずしも味方でないという典型的な結果なのである。
ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160817/frn1608171140002-n1.htm

【管理人 補足記事&コメント】
沖ノ鳥島は、太平洋上に位置する小笠原諸島に属する孤立島。サンゴ礁からなる島であり、東京都小笠原村に属する。日本の領土として最も南に位置しており日本最南端の島である。東京から1,740km、硫黄島から720km、フィリピン海プレートのほぼ中央、九州・パラオ海嶺上に位置する、太平洋の絶海に孤立して形成された南北約1.7km、東西約4.5km、周囲約11kmほどのコメ粒形をしたサンゴ礁の島である。北回帰線の南に位置するため熱帯に属する。干潮時には環礁の大部分が海面上に姿を現しているが、満潮時には礁池内の東小島(旧称・東露岩)と北小島(旧称・北露岩)を除いて海面下となる。

第二次世界大戦前に大日本帝国海軍が建設を試みて中断していた旧灯台基盤跡に、人工島の観測所基盤が、海面上に大規模な観測施設(作業架台:60m×80m)が建築されており、無人の気象観測が行われている(気象庁沖ノ鳥島観測所)。その他、船舶が沖ノ鳥島に座礁することを防止するため、海上保安庁によって領海内に「沖ノ鳥島灯台」が設置されている。この無人灯台の灯火は海面上から26mの位置にあり、発光ダイオードの光を沖合い12海里まで届けるもので太陽電池によって稼働している。

日本に飛び火するだろうか…。
私は、問題の視点が違うUと考えるが…。



関連記事

スポンサードリンク
  

ブログパーツ
[ 2016年08月17日 13:34 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
スポンサードリンク
人気記事
スポンサードリンク
お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp