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醜悪さ満載の杭州G20宣言 中国の問題を「世界的な課題」とはよく言うよ

中国・杭州で20カ国・地域(G20)サミット(首脳会議)が開かれた。通常、サミット宣言というものは議長国(今回は中国)の官僚が中心になった作文の合作で、退屈きわまりない。杭州G20もそうだろうと思ったが違っていた。裏読みすれば、表現とはおよそかけ離れた醜悪な中身満載だ。 サミットの出だしもそうだった。地元の中国共産党青年団が特別に作成したというソングで「(杭州の)最も魅力的な景色でさえ、あなたと出会う気持ちにはかなわない」と熱烈歓迎しながら、オバマ米大統領には出迎え用のタラップも用意しないなど前代未聞の非礼、という落差ぶりだ。

くだんの宣言はどうか。
まずは為替問題。「為替レートの過度の変動や無秩序な動き」を問題にしつつ「競争力のために為替レートを目標とはしない」とうたった。北京当局は人民元市場に介入しては、元売りを小刻みに低め誘導してきた。明らかに輸出てこ入れのためだが、頬かむりする。昨年8月に基準レートを大幅に切り下げた途端に巨額の資本逃避が起きた。北京は「無秩序な動き」を阻止するためには市場介入が必要だ、今のやり方が正しい、と言い張るのだろう。

「IMF(国際通貨基金)の決定に従い“我々は”10月1日の人民元の特別引き出し権(SDR)構成通貨入りを歓迎する」とはよくぞ言った。人民元のSDR入りは、金融市場の自由化を条件にしているのだが、習近平政権のやることは逆だ。IMF加盟国から文句が出ないのは、欲に目のくらんだ西側金融資本を一本釣りして人民元決済や株式取引の権益を部分供与しているからだ。人民元が国際通貨になれば、戦略物資も軍事技術も北京が刷るカネで確保できる。南シナ海、尖閣諸島周辺など、武力を使って海洋進出を図る習主席はほくそ笑んでいるだろう。


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とりわけこっけいなのは、「不正な資金の流れの我々の経済への重大な悪影響を認識」「腐敗や不正な資金フローが経済成長などに及ぼす有害な影響を認識」「腐敗関係の捜査対象者及び財産回復に係る国際協力のための研究センターの中国における設立」。

かのパナマ文書が暴露したように、習主席の親族を含め、中国の党幹部や企業こそ、タックスヘイブン(租税回避地)利用の大半を占める。習政権は汚職高官のリストを持って米国に逃亡した元党幹部の引き渡しをワシントンに求めているのだが、杭州合意を手にしてさらにワシントンに詰め寄るのだろう。ならば、せめて赤じゅうたんでオバマ大統領を歓迎すべきだった。研究センターをつくるなら、自身や周辺の党幹部一族の蓄財を調べて公開すればよい。

「鉄鋼及びその他の産業における過剰生産能力が、共同の対応を必要とする世界的な課題であると認識」とは、よく言うよ。課題は世界ではなく中国にある。習政権は自身で解決できないなら、国際監視団の外圧のもとに5割を超える鉄鋼などの過剰設備を廃棄したらどうか。 
(産経新聞特別記者・田村秀男)
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20160909/ecn1609091550003-n1.htm

【管理人コメント】
私は議長国の中国だからこそ追い詰めるべきと思うのだが、そこまで至らないのは、アメリカをはじめとした外交の力不足と言えるだろう。本来ならばG20から排除するという話まで出ていたわけで、ふたを開ければ中国の思惑通りであったのではないか…。

李首相のアジアにおける外交力が優っていたという事だ。習近平だけならば大したた問題ではなかったはず。他国を味方ではないにしても、すでに話し合いのテーブルにつかせておいてのG20であったように感じるが…。 安倍総理もそういう意味では外交と言う部分でもっと反省し、有能な人材の外交補佐官を数名任命し、中国の思惑よりも早い対応ができる日本外交を目指してほしいものである…。。。



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[ 2016年09月09日 18:44 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(1)
どのくらいを期待し、 どのくらいが成し得たか、 そういう事ではないですか?

支那も必死です、 オバマはあの通りで、 今回の米国はあてにならなかった。

安倍外交が孤軍奮闘に近かったと思います、 フィリピンのドゥテルテ大統領の「暴言」なんか、 支那に取っては思う壺でしたが、 背後で圧力を掛けたか、 タイミングを見て何事かを吹き込んだか、 いずれにしても支那の工作は有ったと思いますが、 そういう事をやらせたら支那は手練れそうです。

ただ、 短期的な成果だけを見てはいけません、 圧力を掛けられて、 今回は支那の思惑通り振る舞った国々だって、 本質は解っているだろうし、 面白いわけはないと思います。

仕上げは今一つだったものの、 支那だって安倍首相のボディーブローは効いたと思いますよ。 引き続き粘り強く取り組んで行くしかないと思います。

余談になりますが、 そういう持続的な外交を展開し続けて行く為には、 安倍首相の任期をもう一期くらい延ばした方がよいと思います、 少なくとも外交面に限って言えば。

[ 2016/09/10 00:24 ] [ 編集 ]
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