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現代重工業の反省文…「過去の成功に安住し世界最高と錯覚した」

現代重工業のプラント事業担当トップが所属社員に「過去の成功に安住し、世界最高水準の競争力を持ったと錯覚した」という内容の反省文を送った。 パク・チョルホ現代重工業プラント事業本部代表は13日、社員に「最近の経営現況悪化とともにわが事業本部がビジョンを失っており、社員みんなの士気と意欲も大きく落ちていることをわかっている」という文章で始まる書簡を送った。

パク代表は「わが事業本部は1975年にボイラー製作事業から始まり、これまで大きな成長を繰り返し、中東地域で多くの工事を成功的に遂行した。しかしこれまで過去の成功に安住して競争力強化をおろそかにし、最近まで世界最高水準の競争力を持ったものと錯覚してきたのも事実」と反省した。続けて「あげくに2013年以降の無理な低価格受注と過剰受注で大きな危機に陥り、会社全体の財務健全性にも非常に深刻な影響を及ぼした。進行中の大型発電工事で追加損失の懸念が残っており、市場状況も厳しい」と診断した。

彼は「われわれが持つ能力だけでは事業を持続するのが事実上難しくなっている」としながらも「われわれの同僚と先輩後輩がこれまで努力して積み重ねてきた事業実績と経験をすべて捨て、何の努力もなくこのまま事業をたたむことだけはできない」と強調した。そして「われわれの能力の足りなさを認め、これを埋める未来成長動力の確保が切実だ。われわれ全員が回復と再跳躍のために意志と能力を1カ所に集めなければならない」と注文した。


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現代重工業プラント事業本部は化工プラントなど陸上プラント製作を担当している。2012年と2013年にそれぞれジェッダサウス、シュケイクなど大型プロジェクトを獲得する成果を上げたが、これらプロジェクトで大規模損失が出て経営成果が悪化した。2014年から赤字が続いており、4-6月期も全事業部門で唯一1500億ウォン規模の営業損失を出した。
http://japanese.joins.com/article/701/220701.html?servcode=300§code=300

【管理人コメント】
造船所が保有する手持ち工事量を意味する受注残高が11年ぶりの最低水準に落ち、船舶建造施設のドックが空くという事だ。 ドックが空くということはやるべき仕事がなく休業するという意味なわけで、世界市場を主導した世界最大の造船会社の最高経営陣が「生き残り」を心配し「生き残りのための努力をしなければならない」と勝っているが先は無い。

この10年余りに会社は肥大化し、うまくいっているように装う現実をありのままに認めたわけで、ともにかくにもドックが空いていると認めた。品質が良くなく船主から信頼を失っている事も暴露したわけで、挙句に過剰受注と赤字受注の後遺症が足を引っ張っている。船主の契約キャンセルで資金事情が厳しくなり、金融機関も資金を貸そうとしない。簡単に言えば仕事は減っているがだれも助けようとせず、「生存の危機」に追い込まれているというよりは、倒産するという事だろう。

為替の影響をいち早く受ける産業で、ウォン安でなければ成り立たない産業である。にもかかわらず限界が来たのは、世界受注数量が減少し、中国と日本と韓国だけでも企業が多すぎる。結局受注の取り合いとなる。ウィン安でだったが、今は次第にウォン高に動いている。今日は1ドル1127ウォンである。損益分岐点は1125ウォンが造船業である。この時点でアウトだが、ウォン安でも受注が取れないわけであるから、為替依然として競争力の技術は無く、客船技術も無い韓国では、日本にかなうはずもない。

その日本とて厳しい状態である。中国は自国船も多数あるわけで、多少マシではあるが、企業が大きいとはいえ世界の受注全てを受注できるわけではない。日本が大型船の製造を出来る様にしたことでより一層、韓国は厳しい状態となった。何処の国も老朽化した工場など買い取らないだろう。企業を大きくするリスクと言うのは最後に響いてくる。日本企業が中国や韓国のIT企業に負けたというが、企業の大きさで暗黙の了解のある日本企業である。大企業にかなうはずもないが、その日本企業でさえも次第に大企業となりつつあるが、世界で生き残るためにはある程度は仕方がないだろう。出来る限り事業提携で逃れてはいるが、買収すれば嫌でも企業は拡大する。

逃げ場のない造船業は、撤退するしか道は無い。



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[ 2016年09月15日 13:33 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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