韓国経済.com

韓国の政治及び経済・日本の政治及び経済について、情報を提供します。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治 韓国芸能 ショップ
韓国経済.com TOP  >  韓国経済 >  サムスン、次世代事業電撃売却で2千余名の役職員「虚脱状態」

サムスン、次世代事業電撃売却で2千余名の役職員「虚脱状態」

サムスン電子が一時は次世代事業として大きな期待を集めたプリンティング事業の売却を決定し、2千人余りの国内役職員が衝撃を受けた。サムスン電子は12日、理事会を開きプリンティングソリューション事業部を11月1日付で米ヒューレットパッカード社に売却すると発表した。売却価格は10億5千万ドルと明らかにした。

サムスン電子のプリンティング事業は、昨年の売上が2兆ウォン(約2100億円)、役職員は韓国国内の2千人を含め合計6千人に達する。プリンティング事業は、2007年にサムスンが太陽電池、燃料電池、バイオ・ヘルス、ロボットと共に6大次世代事業に選定し、未来の成長に責任を負う有望事業に選ばれた。2004~2007年には毎年1千~2千億ウォン(120~240億円)の純利益を上げ常勝疾走した。だが、次世代事業選定の2年後の2009年に初めて赤字を記録し、長期実績不振に苦しみ、昨年も1千億ウォン台の赤字を記録した。

今回の決定は2014年以後、防衛産業、石油化学事業を韓火(ハンファ)とロッテに相次いで売却したように、イ・ジェヨン副会長の「選択と集中」経営戦略に従ったものと見られる。サムスンは「先制的事業調整を通じて核心事業を中心に力量を集中する事業再編の一環」と説明した。だが、職員の相当数は経営陣の経営失敗のためと指摘している。

入社10年を超えた40代の中間幹部は「経営者が短期的成果のために無理にカラーレーザー、A3レーザーを開発し赤字が膨らんだ」として「韓国最高のサムスン電子に入社して会社指示とおりにプリンティング事業部に入り、稼げない事業部、超過利益成果給(PS)を受けられない事業部、『サムスン後者』という烙印を捺されながら青春を捧げたのに、このような結果を迎えるとは…」として言葉を濁した。職員はまた、会社が売却はしないといった約束を裏切ったとして背信感を吐露している。


スポンサードリンク


ある職員は「昨年末に大規模赤字が予想され売却説が明るみに出ると、開発チーム長(副社長級)に突然米国法人に異動発令が出て職員が動揺した」として「この時、事業部長のキム・ギホ副社長が『売却説は事実無根』と公式否定した」と明らかにした。しかし、8月初めにヒューレットパッカード社の最高経営陣による未来戦略室訪問説が出回り、結局売却が現実になった。職員はヒューレットパッカード社に売却された後にリストラがあると憂慮している。ある中間幹部は「売却説を否定しておきながら、裏切られた思い」として「船が沈もうとしているのに『船室が安全だからその場にいなさい』という案内放送をして、本人だけは脱出したセウォル号の船長と変わりない」とし、虚しさを吐露した。

サムスン電子はこれに対して「売却決定は最近のヒューレットパッカードによる提案で急進展された。意図的に隠していたわけではない」と釈明した。サムスン電子が職員に売却を知らせたのは12日の理事会直前に開いた説明会の席だった。サムスングループ未来戦略室の高位役員は、防衛産業、石油化学に続き、プリンティング事業の売却まで職員と事前協議をしなかったことに対して「セキュリティーが必要な企業の吸収・合併の特性のため」と明らかにした。 だが、一部職員は「無労組経営」のためだと指摘する。ある職員は「サムスンは労組がなくても、労組のある会社より多くの福祉恩恵を与えるので、労組は必要ないと言っているが、無労組経営は会社の思いのままにリストラをするためのもの」とし「もし現代自動車ならば労組との協議なしに売却が可能か」と話した。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/25178.html

【管理人 補足記事&コメント】
米コンピューター大手のHPは12日、Samsungのプリンター事業と関連特許を10億5000万ドル(約1070億円)で取得したことを発表した。この事業譲渡により、Samsungのプリンター事業に加えて、プリンター関連特許約6500件、更に、関連する開発者1300名がHPに移籍となる予定となっている。HPは2014年に、エンタープライズ製品を取り扱うHewlett Packard Enterpriseと、プリンターを含むパソコン関連製品を扱うHPの2社に企業分割を行っていた。今回、Samsungのプリンター事業の買収を行ったのは、パソコン関連製品を扱うHPの方となる。HPはパーソナルユースのものからオフィスユースのものまで幅広いプリンター製品を取り扱っており、既存の製品群にSamsungのものを加えることで、過去10年、大きな技術革新が生まれてこなかったコピー機市場向けの新製品を投入し、550億ドルとも言われている巨大市場におけるシェア獲得を目指すとしている。

HPとすれば、プリンターと言う電子写真分野の特許6500件はほしいわけです。私が在籍していた当時、一成分ではキヤノンですが、2成分野ではゼロックスやリコー、コニカミノルタに京セラでHPは11位でした。今は多少前後は有っても、大木kな違いは無いでしょう。サムスンの6500件という特許は確保したいでしょう。インクジェットは随分と進化しましたが何せインクが高い。トナー方式はコピー機主流で、需要はあるわけです。



関連記事

スポンサードリンク
  

ブログパーツ
[ 2016年09月19日 11:23 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
構造調整
成長がない横ばい市場は、サムスンが不得意なビジネスだから、
赤字を出したら売られる。

これも世界市場の構造調整が韓国メーカー消滅という
現象に現れた一例になる。
財閥系企業は経営にこだわりがないから、狙いやすい。

ブランドは2つは要らないから、シェアを取り込まれたら、
いずれつぶされます。
[ 2016/09/19 12:14 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
スポンサードリンク
人気記事
スポンサードリンク
最新コメント
お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp