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ギャラクシーノート7生産中止で、サムスン、営業利益2兆6000億ウォン減る

ギャラクシーノート7生産中止の余波でサムスン電子の7-9月期営業利益が2兆6000億ウォン(約2404億円)蒸発した。サムスン電子は12日。7-9月期の営業利益速報値を当初の7兆8000億ウォンから5兆2000億ウォンに訂正公示した。7日の公示の際に49兆ウォンとした売上額速報値も47兆ウォンに下げた。ギャラクシーS7が大ヒットした4-6月期に比べ売上額が7.7%、営業利益が36.2%減少した。サムスン電子がこの日訂正公示を出したのは、有価証券市場公示規定が「速報値実績に変動が発生すればただちに公示し会計に反映」するよう定めているため。

サムスン電子は「現在推定される生産中止にともなう直接費用2兆6000億ウォンをすべて反映した数値」と説明した。これを考慮するとギャラクシーノート7によるサムスン電子の損失は3兆6000億ウォンと推定される。7日の速報値公示の時すでに最初の交換・払い戻し120万台にともなう費用1兆ウォン(推定値)が反映されたが、今回の生産中止による300万台の回収費用が追加計上され損失が2兆6000億ウォン追加された。サムスン電子は「正確に明らかにすることはできないが、すでに生産された製品も原価相当が消え、回収するのに物流費用と人件費がかかる。回収過程で世界の消費者に1人当たり約3万ウォンずつ支援するマーケティング費用もすべて損失で処理しこのようになった」と説明した。

ギャラクシーノート7による直接損失費用は7-9月期訂正公示に全部含まれた。1日に販売を再開してからノート7が1日1万台以上売れたが、この数量も7-9月期の会計で処理される。サムスン電子関係者は「再開後に販売された台数は移動通信会社が確保していた製品でサムスン電子の会計上ではすでに7-9月期に売り上げと利益として計上されていたのでともに損失処理される」と説明した。

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10月に入ってから全量回収するのに売り上げと損益を7-9月期の会計で処理することに対してもサムスン電子は「9月(7-9月期)に発生した利益と売り上げが源泉無効になるので7-9月期の業績として計算する」と説明した。

速報値は売上額と営業利益だけ公開され、分野別の実績は公開されない。しかし市場ではIM(IT・モバイル)部門が赤字を出したと予想する。この日サムスン電子の株価は前日より0.65%下落した153万5000ウォンを記録した。
http://japanese.joins.com/article/624/221624.html?servcode=300§code=330

【管理人コメント】
ギャラクシーノート7の生産中止は命取りでしょう。ギャラクシーS7が大ヒットした4-6月期に比べというが、ギャラクシーS7は次のギャラクシーで無償交換サービスを展開するわけですから、次期ギャラクシーS8は基本的にS7から無料交換となる。ところがスマホ初のリコールで、挙句に販売中止であるから、商品は廃棄となる。サムスンでは、わざわざ組み込んたパーツを再利用はしないだろう。この影響は、せっかくギャラクシーS6が売れて、S7は次機種無償交換というサービスで、今のうちにギャラクシーノート7をと考えたはず。人気の高いギャラクシーノート7であるから、その反動は大きい。

低価格スマホは、販管費を引けば、赤字だろうから投げ売るしか道はない。或は莫大な数量を受注すれば別だが、数量シェアで精いっぱいとなる。シェアにこだわらなければ、多少なりとも利益にはなるが、経営のへたなサムスンであるから、数量シェアにこだわるだろう。結果として半導体にしがみつくしか道はない。SSDにしてもフラッシュメモリーにしても、次第に得られる利益は限られてきているわけで、今回のリコールは、そういう部品の売込みにも影響することは間違いない…。




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[ 2016年10月13日 19:08 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
必死ですな
今、政府、サムスンともに株価介入しています。なぜなら伝家の宝刀キャピタルゲインという整形治療ができなくなるからです。
あと、アナリスト,新聞記者の買収によるサムスンほるほる記事ジャンディスカウント記事。必死ですな。
[ 2016/10/13 19:58 ] [ 編集 ]
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