韓国経済.com

韓国の政治及び経済・日本の政治及び経済について、情報を提供します。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治 韓国芸能 ショップ
韓国経済.com TOP  >  韓国政治 >  朴槿恵大統領の暴走を防げなかった安鍾範元主席

朴槿恵大統領の暴走を防げなかった安鍾範元主席

安鍾範(アン・ジョンボム)元大統領府政策調整首席秘書官が2日、検察に出頭した。複数の大企業に対し、ミル財団とKスポーツ財団に総額774億ウォン(現在のレートで約70億円、以下同じ)の資金を強制的に出させた職権乱用の容疑だ。また検察はこの日、崔順実(チェ・スンシル)氏の逮捕状を裁判所に請求した。崔容疑者は安容疑者の立場を利用し、企業に対して強制的に資金を出させていたわけだが、要するに二人は完全に共謀していたということだ。

安容疑者はこれまで「企業は自発的に寄付を行った」などと主張してきたが、検察の取り調べを前に「朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の指示を受けてやった。崔氏と大統領は直接取引を行ったと聞いている」と周囲に漏らしていたという。要するに安容疑者は「崔順実氏のことは知らなかった」とでも言いたいようだが、それが正しいかどうかを確認するには、いかなる形であれ朴大統領の事情聴取がどうしても必要になってくる。

安容疑者の言葉はおそらく事実だろう。企業に数百億ウォン(数十億円)もの現金を出させるには、いくら大統領府の関係者であっても大統領の指示あるいは黙認なしには難しいはずだ。しかし主席秘書官という地位は文字通り大統領を直接支える参謀あるいは相談役として非常に強大な権限を持っているため、単に大統領の指示通りにしか動かなかったとも考えにくい。大統領の間違った判断や行動にもその程度には差があったはずだが、今回のような重大な過ちを大統領が犯そうとしたのであれば、安容疑者は大統領に「これはまずい」と直訴すべきであり、もし大統領がそれに従わないのであれば、潔く辞任すべきだった。もし安容疑者がそうしていれば、今回の一連の事態もある程度ブレーキがかかっていただろう。


スポンサードリンク


しかし大統領府にはこれを言える人間が一人もいなかった。安容疑者も大統領の指示に盲目的に従っておきながら、今になって「指示通りやった」などと自分には責任がないかのような口ぶりだ。彼らがいかにして法の目をかいくぐり、また罪を軽くできると考えたのかは分からないが、国民から委託された権限を悪用し、国民を裏切るという重大な犯罪を犯したことは否定できない事実だ。

大統領の指示通りやったという安容疑者の主張が正しければ、本人の法的責任はある程度軽くはなるだろう。しかし大統領府主席として大統領の暴走を許した責任は、法的責任とは比べものにならないほど重い。安容疑者さえしっかりしていれば、問題はここまで大きくならなかったかもしれないからだ。安容疑者は自らを従犯(主犯を手助けする罪)と主張したいのだろうが、このように考えれば主犯とも何ら違いはない。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/03/2016110301033.html

【管理人 補足記事&コメント】
検察は「大手企業各社に対して、(崔容疑者が関与している)ミル財団・Kスポーツ財団に774億ウォン(約70億円)を寄付するよう強要した前大統領府政策調整首席秘書官の安鍾範(アン・ジョンボム)容疑者と崔容疑者は共謀関係にある」としている。つまり、安容疑者と崔容疑者は一緒になって巨額の寄付強要を主導したという。

朴大統領は、「昨年2月に文化・体育活性化のため各企業が集まった場で、文化隆盛と創造経済の実現を通じた韓国経済の大飛躍を図る企業経営者らの投資拡大をお願いした。各企業が考えを同じくして作られたのが両財団だ」と述べた。大統領は単に投資拡大を要請しただけだったが、安容疑者と崔容疑者が「大統領府の実力者」「陰の実力者」という地位を利用して企業からカネを巻き上げるかのように寄付を強要したという。

崔容疑者はミル財団・Kスポーツ財団関連疑惑のほかにも、大統領府の機密資料などを受け取ったことに伴う大統領記録物管理法違反容疑、政府予算転用容疑など、さまざまな容疑が持たれている。検察関係者は「令状請求はひとまず崔容疑者の身柄確保に重点がある。取り調べなければならないことが多すぎる」と言った。検察は大統領府機密資料の流出と関連、チョン・ホソン前大統領府付属室秘書官に来週出頭を求め、聴取する。

何だかんだと言っても主犯は朴槿恵だろう。主席秘書官という地位は文字通り大統領を直接支える参謀あるいは相談役として非常に強大な権限を持っているため、単に大統領の指示通りにしか動かなかったとも考えにくいと朝鮮日報は伝えているが、独裁主義の朴槿恵である。これから様々な人材が名を連ねることになるが、揃って大統領の指示で実行したと言うだろう。朴槿恵を大統領の椅子から降ろすには都合がよい。腹の中で検察はそう思っているのではないか…。今までは検察さえも朴槿恵の指示で動いているわけで、そろそろ不満は朴槿恵にも向けたいところだろう。いよいよ崖っぷちの朴槿恵である。



関連記事

スポンサードリンク
  

ブログパーツ
[ 2016年11月03日 10:48 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
スポンサードリンク
人気記事
スポンサードリンク
最新コメント
お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp