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日本で発見されたレアアース量が莫大すぎる! 政治の道具化は「愚かだった」

経済産業省によれば、「地球上の存在量が稀であるか、技術的・経済的な理由で抽出困難な金属のうち、現在工業用需要があり今後も需要があるものと、今後の技術革新に伴い新たな工業用需要が予測されるもの」と定義されるレアメタルのうち、ネオジムなど17元素が「希土類(レアアース)」と呼ばれている。

レアアースはハイテク製品に必要不可欠な元素であり、現代の産業を支える重要な存在だ。中国はレアアースを戦略資源と位置づけ、世界のレアアース生産の大半を担ってきたが、中国では今、レアアース産業における地位が今後揺らぐのではないかと警戒感が高まっているようだ。

中国メディアの捜狐はこのほど、中国は過去数十年にわたって世界中にレアアースを供給してきたと指摘する一方、日本の南鳥島沖の海底でレアアース(希土類)の一種であるスカンジウムの大規模な鉱床が発見されたとの報道を紹介し、「中国のレアアース市場における独占的な地位が揺らぐ可能性がある」と警戒感を示した。

記事は、「無計画な採掘、生産によって中国のレアアース埋蔵量は急激に減少している」と指摘したうえで、現在の生産ペースで計算した場合、重希土類は今後15-20年ほどしか生産できないほど埋蔵量が減少してしまったと紹介。2040年から50年ごろには中国は外国から重希土類を輸入することになるかも知れないと指摘した。


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続けて、中国は決して「レアアースが埋蔵している世界唯一の国ではない」としながらも、過去数十年にわたってレアアースの生産を担ってきた結果、中国は自国の環境を破壊してしまい、資源も失ってしまったと指摘する一方、日本近海の海底では莫大な量のレアアースが相次いで発見されていると紹介。読売新聞によれば、東京大学の研究グループが確認した南鳥島沖の海底に存在するスカンジウムの推計資源量は、「現在の世界の年間需要の約9900倍に相当する」という。記事は、海底からレアアースを低コストで採取するための技術が開発されれば、中国のレアアース産業における地位は揺らぐ可能性があると論じた。

2010年9月に尖閣諸島(中国名:釣魚島)近海で起きた漁船衝突事件をきっかけに中国はレアアースの輸出規制を行ったが、これを契機にレアアース市場はめまぐるしい変化を遂げた。ホンダが重希土類完全フリー磁石の開発に成功したほか、東芝も10日、「重希土類フリーで高い磁力と優れた減磁耐性をあわせ持つモータ用磁石を開発した」と発表するなど、日本ではレアアースを使用しない代替技術の開発も進んでいる。中国にとってはレアアースの輸出規制が裏目に出た形となっているためか、レアアースを政治の道具としたことは「愚かだった」との指摘もある。
http://news.searchina.net/id/1622885?page=1

【管理人 補足記事&コメント】
海洋研究開発機構と千葉工業大、東京大の研究チームは29日までに、日本の排他的経済水域(EEZ)内の小笠原諸島・南鳥島沖深海で、レアメタル(希少金属)が含まれる球状の岩石「マンガンノジュール」が広範囲に密集しているのを発見した。分布域は北海道の面積のほぼ半分に相当する約4万4千平方キロと推計。ただ、水深5500~5800メートルと深く、効率的な引き上げ方法は未確立という。チームは平成25~27年に、南鳥島の周辺海域で海底の音波調査を実施、マンガンノジュールがあると推定される海域を特定した。

高性能磁石に不可欠だったジスプロシウムの代替技術を生み出し、日立金属と物質・材料研究機構がネオジム銅合金を使い、高い磁力を保つ新技術を開発した。結果、ジスプロシウムが要らない高性能磁石を先駆けて実現した。多くの日本企業が窮地に立たされるなか、自動車大手はハイブリッド車向けに新型磁石を即座に採用した。家電各社もエアコンや洗濯機のモーターをフェライト磁石などに相次いで切り替えた。脱レアアースが一気に進み、2012年の日本のレアアース輸入量は前年に比べほぼ半減し、価格も大幅に下落した。

日本経済新聞は、レアアース対策の成功を他の資源戦略に生かせないか。日本近海でメタンハイドレートの試験採掘が始まり、海底の希少金属資源も相次いで見つかった。これらを商業ベースで採掘できるかは未知数だが、技術力に磨きをかければ輸入品の価格交渉などで有利に働くと期待されるとした。



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[ 2016年11月12日 11:28 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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