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最悪の企業環境にしておいて海外投資を責めるのか

6日に開かれた財閥トップの国会聴聞会で、李完永(イ・ワンヨン)セヌリ党議員は「国内の大企業が外国に投資した資金の3分の1だけでも韓国に移せば就職問題が解決する」と主張した。

李議員は「青年の就職が非常に難しいものになっているが、賃金が高い、または労使関係がよくないからといって採用ができないと考えるべきではない」と述べ、企業が雇用創出に「オールイン」するべきだ促した。

企業が海外に多くの投資をして青年の失業が深刻になったということだ。しかし李議員が指摘した青年失業の原因はもちろん、解決法ともに現実とかけ離れているという点を指摘せざるを得ない。青年失業の増加にはいくつか原因がある。成長率の低下、大卒者の増加、求職者の志望の変化、企業の海外投資増加などがすべて作用したと見なければいけない。ところが海外投資が主な原因であるかのように指摘したのは行き過ぎた拡大解釈だ。

より重要なのは世界で類例を探せないほど劣悪な韓国国内の企業環境だ。工場を一つ建設するにしても数百件にのぼる許認可手続きを踏む必要がある。高い人件費と強い労組、労働の硬直性で高コスト構造が固定化した。経済民主化、同伴成長という名のもとで政府が市場に介入し、くもの巣のような規制を量産する。反企業情緒が社会に蔓延し、企業家を犯罪人のように扱う。

さらに米国をはじめとする多くの国が法人税率引き下げと規制緩和で企業を誘致しようとする中、韓国政界はすぐに法人税率引き上げカードに触れて企業を脅迫する。こういう環境で誰が企業経営をしたいと思うだろうか。過去5年間に米国にUターンした企業は700社にのぼり、毎年6万件の雇用が創出されている。アディダスは24年ぶりにドイツに工場を建設している。一方、韓国のUターン企業は2013年の37社から今年は5社にすぎない。大企業は1つもない。

このように「最悪」の環境を作っておきながら企業を責めるのは矛盾している。さらに利益創出が目的の企業に「賃金や労使関係を考えずに採用しなさい」というのは話にならない。国会議員は企業を慈善団体と考えているようだ。
http://japanese.joins.com/article/328/223328.html?servcode=100§code=110

【管理人 補足記事&コメント】
産経ニュースは、韓国の朴槿恵大統領の友人で女性実業家、崔順実被告の国政介入事件で、崔被告が実質支配した財団へ出資した財閥グループのトップら9人が国会の国政調査の聴聞会に出席した。サムスングループの李在鎔副会長らはいずれも「対価を期待した出資ではない」と賄賂性を否定したと報じた。

韓国経済新聞の上記社説記事では、財閥トップの国会聴聞会が、投資重視の外資系企業の話にすり替わっている。一方で、李氏は昨年7月、朴氏と面会し、「文化・スポーツの発展のため」と支援を要請されたが、「何か(対価)を期待したことはない」と述べている。さらに、「大統領府の要請を断るのは難しい状況だった」と振り返った。財団から70億ウォン(約6億8000万円)の追加出資を求められた韓国ロッテグループの重光昭夫会長も、兄との経営権争いや検察から強制捜査を受けた経緯との関連を指摘されたが、「関係がない」と主張している。

中央日報というよりは韓国経済新聞の社説だが、企業が海外に多くの投資をして青年の失業が深刻になったというのは別次元の話だろう。もっともこの記事の前ページがあれば別だが、ちょっと筋違いの記事で、しかも社説では困りごとだが…。

「最悪」の環境を作っておきながら企業を責めるのは矛盾しているというが、そうでもないだろう。政府と企業が融通しあう中であれば、自国内雇用促進のために工場建設はありだろう。海外投資ばかりというが、利益を求め外資系企業であれば当然ではある。がしかし韓国という特質な国の構造では、中国や日本が韓国に工場建設しない限りは、自国財閥企業が工場建設を実施しし、雇用促進することを実施すべきで、さらに言えば自国中小企業と連携し、中小企業を傘下に設置し、雇用と仕事を回すことである。大手企業から仕事を受ける部品企業は、中小企業の60%ならば、自国中小部品企業を維持する事こそ本来実施すべきことであるから、話がすり替えられているのではないか…。

朴槿恵事件と経済低迷とは切り離して記事にするべきではと思うが…。



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[ 2016年12月08日 13:32 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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