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最下位脱出ルノーサムスン、業績好調の秘訣は何

年末の決算期末を控え、韓国の自動車メーカー各社の最高経営責任者(CEO)の表情は暗い。韓国自動車市場は今年、極度の低迷を経験し、現代・起亜自動車、韓国GMという上位3社の年間販売目標達成に赤信号がともった。

創業以来初めて年間販売目標を下方修正した現代・起亜自動車は、修正後の目標も達成不可能とみられ、韓国GMも当初の国内販売目標を1万台以上下方修正したが、達成できるかどうか不透明だ。5位の双竜自動車も11月までの国内での累計販売台数が9万2854台で、目標値である11万台の達成が危ぶまれている。 対照的なのは、昨年最下位だったルノーサムスン。今年は40%の成長を達成し、当初目標だった「国内販売10万台」を軽くクリアするとみられている。最下位からも脱出した。唯一ルノーサムスンだけが好調だったのはなぜか。

■SM6、QM6の連続ヒット
今年1月、新車SM6をメディアに公開したルノーサムスンの朴東勲(パク・ドンフン)社長(当時副社長)は「捲土重来」を宣言した。ルノーサムスンがSM6を発売するに至る過程の会社幹部の雰囲気が凝縮された言葉だった。昨年ルノーサムスンは韓国国内市場でシェア最下位を記録し、社内は最悪のムードだった。そうした状況でも朴社長は「SM6が韓国自動車市場に革命を起こす」と強い自信をみなぎらせていた。

公言は約1年後、現実になった。3月に発売したSM6は今でも新車効果を発揮し、今年発売された新車で最多の累計5万904台を売り上げた。発売当時の目標だった5万台もクリアした。また、中型乗用車(タクシー、レンタカーを除く)の登録台数でも9カ月連続でトップを守り、「今年の代表モデル」の座を固めた。11月までにSM6の登録台数は4万5051台となり、現代自ソナタ(3万2162台)を大きく引き離した。
  ■戦略の勝利と安定した労使関係
ルノーサムスンの販売増を達成できたのは、すき間市場を攻略し、技術の変化を迅速に反映したからだ。SM6はモデル名を既存のSM5から「格上げ」し、「中型車の中の中型車」という戦略を採用した。20種類を超える国内初、同クラス初の高級安全装置、ユーティリティーを搭載し、純大型乗用車の市場まで見据えたプレミアム戦略も取った。結果は大成功だった。SM6は最高級モデルの販売割合が45.3%で、次に高級なモデルまで含めると、高級モデルの販売割合が88.5%に達した。

「半自動走行システム」と言える先端運転者補助装置(ADAS)も真っ先に導入した。3月発売のSM6は同クラスの乗用車で初めて全方向パーキングセンサーを採用。衝突危険時に自動でブレーキがかかる緊急ブレーキ補助システム(AEBS)、前方の車両との車間距離を維持するアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)、車線離脱警報システム(LDW)、自動ハイビーム、ヘッドアップ・ディスプレー(HUD)などを含む「ADAS運転補助パッケージ」を導入し、人気を集めた。その後、起亜自のK5や韓国GMのマリブなど他社の中型車も同様のシステムを続々導入した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/12/22/2016122201199.html

【管理人 補足記事&コメント】
ルノーサムスン変身の原動力は「生産性向上」と「新市場の開拓」にあるというのが自動車業界の分析だ。主力のセダンSM5・SM7の不振とグローバル金融危機などの悪材料が重なりながら利益が引き続き減少した2011年9月に救援投手として投入されたプロポ社長は、強力な構造調整に入った。2012年800人余りの希望退職を受けつけ2011年に65%にとどまっていた部品の国産化率を2013年には75%水準まで引き上げた。

ルノーサムスンは国内で小型SUVのQM3で新しい市場を創り出した。ルノーサムスンは2013年下半期に欧州で2万1000ユーロ(約2870万ウォン)台で売れるQM3(現地名キャプチャー)を輸入して2200万~2500万ウォンで発売した。QM3は欧州で該当車級1位を維持しているが、小型SUV市場がなかった韓国では成功を断言するのが難しかった。QM3はデザイン性と高い燃費で国内市場で突風を起こした。昨年の国内販売量は2万4560台で、この会社の全体内需販売量(8万17台)の30.6%を占めた。

日産自動車は資本提携先の仏ルノー傘下の韓国ルノーサムスン自動車への生産委託を2015年から拡大した。年間8万台規模で生産委託している北米向け主力多目的スポーツ車(SUV)「ローグ」を11万台に増やし、北米の需要が好調なため、ルノー・日産連合の工場を有効活用して生産量を確保した。仏ルノー傘下である韓国ルノーサムスンは、当然日産からの恩恵が大きいわけで、それがある以上は、それなりの実績を掲げるだろう。ルノーと日産も早く分離してほしいものだが…。。。



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[ 2016年12月25日 11:38 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(6)
この会社の車は
この会社の車は新車でも右側に傾くらしい。韓国で有名な話です。論外。
[ 2016/12/25 21:07 ] [ 編集 ]
全然知らないメーカーっすが..
要するに“ルノー”っしょ? 違うの?
[ 2016/12/25 22:17 ] [ 編集 ]
アジア経済危機の時にサムスンの自動車部門が破綻して、その時にルノーが買収。
韓国ではサムスンのブランドがあったほうが売れるので、ロイヤリティを払って名前を使ってる。
こんな感じだったと思う。
[ 2016/12/25 22:48 ] [ 編集 ]
なるほど..
さすがフーガさん、 勉強になります。

なんちゅうか、 優秀な韓国製製品なんちゅうけど、 優秀なんは大抵は外国の技術が入ってるヤツ(資本も)、 そんな感じがしますなぁ~。

この前も、 スバルBRZのダンパーが変更になったんすが、 これって“ザックス”と言う銘柄だったんすが、 ザックスはザックスでも“韓国ザックス”でありまして、 結局(内部機構の部品についてだけっすが)すったもんだした末、 本国(ドイツかな?)製の部品を使う事になったっす。

要は組み立ててるだけ。

それにしても、 ダンパーはカヤバとか日本メーカーも頑張って欲しいもんではありますますが、 ブレーキもかな?

負けてんじゃねえよ、 カヤバ、 曙ブレーキ!!
[ 2016/12/25 23:13 ] [ 編集 ]
中味はニッサン
販売好調なSUV、セダン、どちらもシャーシーとエンジンは
ニッサンのようです。
日本のクルマが韓国衣装とブランドで売られているということ。
[ 2016/12/25 23:55 ] [ 編集 ]
そう言えば、 Nanashi2様の御指摘で思い出しましたが
日産キャシュカイのディーゼル車が問題になったとき、 何でルノーはOKなの? みたいな事があったような?
[ 2016/12/26 01:58 ] [ 編集 ]
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