韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  韓国経済 >  38兆ウォン規模の米高等訓練機受注戦の幕が上がる

38兆ウォン規模の米高等訓練機受注戦の幕が上がる

韓国航空宇宙産業(KAI)が参加する米高等訓練機(APT=Advanced Pilot Training)交替事業が幕を上げる。事業規模が最大1000機、38兆ウォンに上るので、受注に成功すれば、国内防衛産業・航空業界は今後数十年間の食べ物を確保できるだろうと期待を集めている。しかし来年、韓国政治の日程上、支援が円滑に行われるかどうか懸念する声も出ている。

29日、KAIによると、米空軍は30日(現地時間)または31日、APTの提案要請書(RFP)を関連メーカー各社に発行する予定だ。APTを巡る受注戦が本格的に始まり、RFPには次期高等訓練機が備えなければならない要求事項が盛り込まれることになる。この要求事項をどれほどうまく満たしながら、価格競争力を備えることができるかが、今回の受注戦のカギとなる。

防衛産業業界では、今回の受注戦を三つ巴とみている。米ロッキードマーティンとKAIのコンソーシアム、米ボーイングとスウェーデンサーブのコンソーシアム、米ノースロップグラマンと英BAEのコンソーシアムが有力となっている。参加するメーカー各社は軒並み、世界的にそうそうたる防衛産業・航空メーカーであり、彼らのプライドをかけた対決も激しくなるものとみられる。

世界最大手防衛産業メーカーであるロッキードマーティンとペアを組んだKAIは、超音速高等訓練機「T-50A」で受注戦に参入する。T-50Aは今年6月初め、ライバル機種の中では初めて超高度飛行に成功するなど、最もリードしているという評価を受けている。特に、T-50系列航空機は5000回無事故飛行を達成し、韓国空軍がこの10年間運用してきた上、すでに100機を超える機体が製作され、その性能が検証されたことが強みとなっている。

ただ、このような大型防衛産業事業は、政府の支援が欠かせないが、国内政局が騒々しいので、支援がきちんと行われるかどうか、懸念する声が出ている。特に、来年6月から9月が最も大事な時期と予想されているが、この時、韓国は大統領選挙戦が盛んか、大統領選挙直後になるので、時期的に米政府ときちんとコミュニケーションを図れるかどうかが懸念される。このような空気の中でも、KAIの河成龍(ハ・ソンヨン)社長や役員・従業員らは、受注失敗時は責任を取るという意味で、辞表まであらかじめ書くなど覚悟を新たにしている。

米空軍は来年末、最終事業者を選んで契約を交わし、2032年までに量産を終える計画だ。1回目の分は350機だが、仮想敵機用や米海軍などの追加需要を考慮すれば、1000機に上るものとみられ、選ばれたメーカーは今後、世界高等訓練機市場を主導することになる見通しだ。
http://japanese.donga.com/List/3/02/27/814678/1

【管理人 補足記事&コメント】
アメリカ軍の老朽訓練機である『T-38C』350機を交換する高等訓練機(T-X)事業が価格より性能を優先するという見通しがある。アメリカ政府の財政圧迫により訓練機の価格が重視されるという当初の予想と違って、性能の比重が大きくなる場合、航空機の機体を新規に開発する企業がやや有利になる可能性がある。

アメリカ空軍はインセンティブを通した価格引き下げおよび性能強化の効果を最大化するため、航空機の主な性能別インセンティブの金額を提示し報じられたのが今年8月1日。戦闘機パイロットが飛行中受ける荷重(G)に耐えることができる限界値を6.5Gから7.5Gまで引き上げれば最大8800万ドル(約976億ウォン)を受け取ることができる。

飛行機が揚力を受けるのに影響を及ぼす迎え角は、従来には20度に設定されているが、これを25度に高めれば最大5100万ドル(約566億ウォン)のインセンティブが提供される。地上訓練、空中給油などにも一定の金額のインセンティブが適用され、インセンティブをたくさん受け取る企業は自然とアメリカ空軍に提案する事業費を低くすることになり、価格競争で優位を占めることが可能となる。

アメリカ政府が推進中の高等訓練機(T-X事業)導入事業の受注のために『韓国航空宇宙産業(KAI)』とT-50Aの開発を進めている米『ロッキード・マーティン』は、報道資料を通じて韓国泗川で実施した2回目の飛行試験でも成功的な結果が出たと評価している。T-X事業は、老朽化した『T-38』訓練機を交換する事業で、一次で米空軍350機をはじめとして米海軍などの追加所要を考慮すれば1千機、200億ドル規模の超大型事業だ。

2017年に契約を締結する計画で、T-50Aが選ばれれば、韓米防衛協力の強化に大きく寄与することはもちろん、今後、世界の高等訓練機と軽攻撃機市場を主導すると期待されるが…。。。



最新コメント
関連記事

ブログパーツ
[ 2017年01月01日 08:46 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
あれっ?
ボーイングの機体改修案が採用されて、2029年までT38を使用するという記事をどこかで読んだけど、違ったかな?
それにT50が無事故?
インドネシアの航空ショーで墜落してるけど…

[ 2017/01/01 10:25 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL