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「韓中日3角分業体制」瓦解が加速

半導体・平面ディスプレイ・自動車部品など韓国製素材・部品の中国向け輸出が急減している。中国が技術自立化を速め、加工貿易禁止規制を強化したことにより、2000年代初めの中国経済急浮上以後に形成された「韓中日3角分業体制」の崩壊が加速しているという分析が出た。

16日、産業通商資源部が発表した「2016年素材・部品輸出入交易」資料によれば、昨年中国向けの韓国製素材・部品輸出額は合計827億ドルと集計された。2014年953億ドル、2015年935億ドルから100億ドル以上の大幅減少だ。品目別に見れば、携帯電話液晶表示装置・無線通信機器など電子部品の輸出額は、2014年462億ドル、2015年472億ドルから昨年は387億ドルに急減した。機械装備と自動車部品など輸送機械の輸出も2014年67億ドル、2015年65億ドルから昨年は55億ドルに減少した。産業部は「中国の国産素材・部品供給度が向上し、加工貿易制限が強化されたために輸出額が減少した」として「中国に進出して素材・部品中間材を生産してきた韓国企業が、現地で販売できずに韓国国内に逆輸出することもある」と説明した。中国の加工貿易禁止品目は、2004年の341個から2014年には1871個に増えた。

韓国、日本、中国の素材・部品製造業は、中国経済が急速成長期に入った2000年代に入り「東アジア3角分業体制」を形成してきた。核心素材で技術的に比較優位な日本が韓国に素材・部品を輸出し、韓国がこれを部品と半製品にして中国に再輸出すれば、中国がこれを完成品に組立・加工して世界市場に輸出する加工貿易分業体制だ。この体制の崩壊の憂慮は数年前から言われていたが、衝撃を伴って現実化したわけだ。

韓国が日本から輸入する素材・部品も毎年減っている。2012年374億ドル、2014年305億ドルだったが、昨年は272億ドルだ。4年間に100億ドル(27%)ほど減った。対日貿易収支では、輸入額が減ったために1980年代以来続いてきた貿易不均衡が改善されていることは喜ばしいと言える。だが、韓国の内部事情は複雑だ。韓中日3角分業体制の瓦解が速まり、韓国の産業・企業の中国向け中間材輸出が減った為に、日本から輸入する核心素材も急減しているためだ。国際貿易取引品目分類コード(HS)上、先頭が“8”で始まる機械装備・半導体・自動車部品など一部の核心素材はまだ日本からの輸入に依存している。

“世界の工場”である中国が、単純組立基地から脱却し、素材・部品の国産化率向上を本格的に推進し始めたのはおよそ2004年以後だ。いわゆる“チャイナ・インサイド”だ。中国政府は中間材の輸入を抑制し、素材・部品産業の競争力を向上させるため2004年に中古機械など341品目を加工貿易禁止品目に指定した後、2007年には1140品目に増やした。現代経済研究院のチョン・ヨンチャン研究員は「中国の素材・部品自給率が急に高まり始めたのは、2008年の金融危機直後から」として「最近の国際技術評価報告書によれば、韓国はまだ日本の核心素材技術を追撃している段階で、中国は半導体・機械などで韓国を急追している」と話した。急速な技術革新と産業構造高度化の中で、中国製造業の競争力と部品自給率が向上し、韓国の中間材輸出にとっては非常事態になったわけだ。韓国の中国向け主力輸出品目は相変らず石油化学・鉄鋼・半導体・ディスプレイなどの素材・部品中間材だ。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/26259.html

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【管理人 補足記事&コメント】
貿易総額で日本は中国,米国に次ぐ第3位の貿易相手国が韓国である。
昨年の集計がないが、日本はほぼ2兆円規模で黒字推移となっている。

日本は内需国とはいえ、アメリカ、中国、ドイツに次ぐ世界第4位の「貿易大国」である。貿易は、国内外の経済動向や産業の構造変化などによって、取り引きされる品目が変化する。2015年、日本の貿易総額(輸出額と輸入額の合計)は約154兆円。この金額は日本の国家予算(2015年度一般会計約96.3兆円)を大きく上回る金額です。前述の図1を見ても分かる通り、貿易額は、国内外のさまざまな経済動向や産業構造の変化などの影響を受けて増減を繰り返し、それぞれの局面(きょくめん)を乗り越えて、これほどの大きな規模に拡大するまでになった。そして今、経済グローバル化時代を迎え、貿易環境はめまぐるしく変化し、日本の産業・貿易構造は大転換期に直面している。

輸出では自動車輸出ではアメリカが35%以上を占めており圧倒的である。鉄鋼輸出では中国と韓国がともに15%、半導体部品は、中国台湾そして香港で55%を超える。自動車部品輸出ではアメリカと中国で40%を超える。韓国は鉄鋼メインで半導体部品輸出としては7%程度でしかない。しかしプラスチック輸出などは14%を占める。

一方輸入としては中国そしてアメリカ、サウジアラビア、アラブ、オーストリア等々である。韓国は石油製品の輸入だけを見れば23%で一位となる。そういう意味では日中首脳会談が必要だろう。貿易として3位が韓国とは言え、個別で見れば限定的となる。



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[ 2017年01月17日 10:00 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
なにしろ 中韓FTA
>「韓中日3角分業体制」瓦解が加速

それは、色々ある中の一面であって、なにしろ
中韓FTAだから、中韓の合体市場のなかで、
韓国メーカーの仕事は何かという問題だ。

中国は国内市場飽和だから輸出に頑張る。
内需輸出どちらも産品が交代する。
韓国は中国をアシストする周辺国として、
カンバン方式で、中国が要るものをタイムリに
供給するという立場を守ればいい。

化粧品は売れるようだが、韓国の電池は要らないと
言っているようだ。
[ 2017/01/17 10:44 ] [ 編集 ]
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