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不況の韓国経済、半導体は超好況

英国に本社を置くあるサーバー会社は最近サムスン電子に「ソリッドステートドライブ(SSD)を買いたい」と要請し、「5カ月以上待たなければならない」という回答を聞いた。サムスン電子の3次元(3D)NAND型フラッシュ基盤のSSDに注文が集中しているためだ。

メモリー半導体産業が超好況に入り込んだ。こうした状況は24日に発表されたサムスン電子の業績にそのまま表われた。サムスン電子は昨年10~12月期に過去13四半期で最大となる9兆2000億ウォン(約8923億円)の営業利益を上げた。最も貢献したのは半導体だ。半導体部門は全利益の53.7%に当たる4兆9500億ウォンを稼いだ。設備投資が多いメモリー半導体事業で100ウォンを売って33ウォンを残した(営業利益率33.3%)。サムスン電子は昨年売り上げ201兆8900億ウォン、営業利益29兆2600億ウォンで過去2番目に高い実績を記録した。

半導体が記録的な好況を迎えているのは人工知能(AI)など情報通信技術(ICT)革命にともなう爆発的需要増大、20年の構造調整の末に形成された世界的寡占構造などが背景だ。 漢陽大学融合電子工学部のソン・ヨンホ教授は「韓国の半導体産業が20年にわたり撒いてきた種の結実を回収しているもの」と話した。


問題はこうした半導体産業の好況とかけ離れている韓国経済だ。半導体がたきつけた上座だけが暖かく下座は冷え込んでいる。近く発表される韓国銀行の昨年の経済成長率集計値は2.7%水準にとどまると予想される。昨年の輸出は前年より6%以上減った。

「第2の半導体産業」が見られないのも問題だ。半導体産業のように人工知能やロボット産業は長い間の投資で育成した技術と人材が勝敗を左右するが、こうした分野で韓国の存在感は大きくない。KAIST未来戦略大学院は最近報告書を通じ、医療(Medical)、エネルギー(Energy)、安全(Safty)、知識サービス(Intelligence)、航空宇宙(Aerospace)、5分野、いわゆる「MESIA産業」を第2の半導体として育成すべきと注文した。韓国が技術力を確保していながら産業はまだ大きくない分野だ。
http://japanese.joins.com/article/042/225042.html

【管理人 補足記事&コメント】
2016年は、全メモリ市場にとって良い年ではなさそうで、特にDRAMにとっては悪夢の年になりそうだ。DRAMの最大のユーザーであるデスクトップおよびノートブック型パソコン(PC)の長期凋落に加えてスマートフォンの成長が1桁台に鈍化し、(スマートフォンの画面大型化に伴い)タブレットPCの出荷も減少している。これらが、DRAMの過剰在庫をもたらし、DRAM平均販売価格を下げることを余儀なくされている。

中国は世界の半導体生産量の55%以上を使っている。このうち4.8%だけを自国企業が生産している。習近平国家主席は「2030年までに半導体需要の40%を国産化する」という目標を掲げている。 また半導体業界の最強インテルも中国と手を組んで30年ぶりに再びメモリー業界に参入している。今年8月に「3Dクロスポイント」という新しい概念のメモリー半導体を開発したのに続き、最大55億ドルを投資してこのメモリーを生産する工場を中国に建設する。中国政府は土地の無償貸与、法人税の免除など大々的な支援をしている。

iPhone対抗の頼みの綱となるはずだったフラッグシップモデル「Galaxy Note 7」が、まさかの相次ぐ発火炎上で、とうとう生産中止にまで追い込まれてたSamsung。2016年第3四半期(7〜9月期)の決算発表を行なった同社だが、一連の製品事故の影響は、数字で見ると、非常に深刻であることが明らかになった。決算報告より以前に、すでにSamsungはGalaxy Note 7の生産中止によって、約30億ドル(約3120億円)の損失を計上するであろうとの見通しを公表した。今回発表された決算報告では、モバイル部門の営業利益が8790万ドル(約90億円)にとどまり、なんと前年同期と比較して96%も落ち込んだ。

もともとスマホの利益で急激に大きくなったサムスンである。スマホの前はメモリー主体である。その状態に戻ったサムスンというわけだ。ただ企業は拡大したままである。利益の半分が半導体であると考えれば、スマホで売れていた時ほど利益があるはずはない。ましてDRAMと3Dフラッシュメモリーだけの事業では何とも心細い…。とはいえ昨年の現状では、韓国の自動車産業より大きな金額となっている。サムスン依存で、DRAMとフラッシュメモリー依存の国であると考えれば、今後中国そして時期半導体を背負うインテルに倒されて終わりとなりそうだが…。。。



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[ 2017年01月28日 08:47 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(2)
裏話
裏話。半導体には前工程、後行程とあります。DRAMだと日本製は最終的に歩留は98%、中国、韓国製は最終的に60-80%。フラッシュの3次元だと日本製は最終的に良くて98%。韓国製は前が良くて60%、後が良くて60%、つまり、韓国製は最終的にまともなものは50%ない、半分も製品として使えない。だから、韓国製は需給ひっ迫。
日本製はそもそもはじめから需要大、供給小。需給ひっ迫はもとから。だから、韓国製が人気というわけでもない。韓国はDRAMは在庫消化。フラッシュ三次元は歩留で半分以上廃棄。。。廃棄するのにヒ素とかフッ素とか使う。だから、つい最近、住民から健康被害で訴えられた。まあ、三次元フラッシュは韓国製は後行程で穴あける工程あるから良品率を上げるのは厳しい。。。さて、どうなるか?政府の支援がないととっくの昔に終わっていたサムスン、SKの半導体事業である。
[ 2017/01/29 14:53 ] [ 編集 ]
在庫積み増し
2016年の半導体市場は、個数ベース 5%増、金額ベース 1%増くらい
だったらしい。ざっくり単価は4%下落。
サムスンのメモリ業績が良かったのは期末に在庫積み増しをやったのでは
ないですか。どこでもやることですが。

電子業界はヒット商品がないから部品需要は低調。各社の大工場が
立ち上がる今年後半が激戦でしょう。
[ 2017/01/29 16:04 ] [ 編集 ]
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