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ポスコ「二次電池素材」を新成長動力として育成

ポスコが二次電池の必須素材である正極材の生産・開発に今後4年間で3000億ウォン(約288億円)を追加で投じる。グループレベルで二次電池素材事業を新成長動力として育成するためだ。

ポスコの権五俊(クォン・オジュン)会長は10日、慶尚北道亀尾(キョンサンブクド・クミ)のポスコESMの正極材工場を訪れ、生産現況と出荷作業を点検した。外部から電力を供給されて電気を充電する二次電池は分離膜、正極材、負極材、電解質などで構成されるが、このうちポスコESMは正極材を生産する会社だ。

一度使って捨てる一次電池と違い二次電池は何度も充電でき、ノート型パソコンや携帯電話などモバイルIT機器のバッテリーとして使われる。最近では電気自動車市場が拡大し二次電池市場もともに大きくなるものとみられる。

ポスコは昨年293億ドルだった世界の二次電池市場規模が2020年には442億ドルまで拡大すると予想している。ポスコが二次電池素材事業を拡張する理由もこのためだ。ポスコは1月に有償増資を通じてポスコESMの株式75.32%を確保したのに続き、この日追加投資計画も公開した。


権会長はポスコESMで「2020年までに正極材事業に3000億ウォンを追加投資する計画」と明らかにした。 2012年からLG化学に一般正極材を供給しているポスコSEMはこのほど高容量正極材の量産に成功した。すでに1月からポスコESMは低速電気自動車用高容量正極材(PG-NCM)をLG化学に納品している。 通常ニッケル含有量が60%以上の正極材を高容量正極材と分類するが、PG-NCMはニッケル含有量が80%に達する。ニッケル含有量を高めればバッテリーの寿命が延びる長所がある。これまで業界では1対1対1や5対3対2の割合でニッケルとコバルト、マンガンを使って正極材を作ってきた。

ポスコは独自の技術を適用しPG-NCM正極材の中心部と表面部を異なるように設計し、ニッケル含有量を80%まで高めた。ニッケル含有量が高まればバッテリーが不安定になり爆発などの危険性があるが、ポスコはニッケル含有量を高めながらも熱安全性を確保するのに成功した。おかげで電子機器や電気自動車が要求する安全要件をクリアできる高容量正極材を開発できた。50年余りにわたり鉄鋼を生産し高温で各種素材を加工して最終製品を作り出すノウハウを蓄積したおかげだ。また、浦項(ポハン)産業科学研究院(RIST)が30年余りのわたりリチウム、ニッケル、チタン、炭素素材など各種新素材を対象に実験した研究結果も役立った。
http://japanese.joins.com/article/702/225702.html?servcode=300§code=300

【管理人 補足記事&コメント】
現在,携帯電話やパソコンなどに使用されている電池はリチウムイオン二次電池が主流であり、正極材料としてはコバルト酸リチウムが最も多く使用されている。しかし、携帯電話の高機能化などにともない、さらに高容量、長寿命で安全性の高い正極材が求められている。一般にニッケル系正極材料は容量がコバルト酸リチウム,マンガン酸リチウムより高いことは以前から知られていたが、過充電時の温度上昇で酸素が正極材結晶から遊離し、発火や爆発を誘引するという安全性に対する問題があり、市場ではあまり使用されていなかった。

ポスコがこの新技術を適用した工場をアルゼンチンに竣工して、大量の商用生産に拍車をかけるとしたのが2013年3月である。ポスコと現地関係者などによると、ポスコがアルゼンチン北部フフイ州カウチャリ塩湖の近くに建設していた「リチウム直接抽出技術」実証プラントが最終的な技術検証を開始した。年間生産能力200トン規模のこのプラントは、今後約1年間の最終的な技術検証期間を経て、2016年から商業生産を開始する予定としていた。二次電池を全世界で最も多く生産する韓国が、肝心の素材のリチウムは全量を輸入に頼っていた。リチウムは電気自動車(EV)はもちろん、ノートPCや携帯電話などの携帯機器に使用される二次電池の必須素材である。

一方でリチウムイオン電池の正極材料で日独の企業で手を結んでいる。「車載分野は三元系が伸びる」BASFと戸田工業がBTBMを合弁で設立した背景には、2017~2018年ごろにリチウムイオン電池市場が大幅に拡大するだろうという予測があるとしている。



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[ 2017年02月13日 14:10 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
売上の足し
ポスコは売上高6兆円の大企業。
金属屋はやっぱり金属、ということか、
正極材事業はマジに多角化の柱らしい。
正極材は4000億円の市場。半分とって2000億円。
3%くらいの増収になる。減収減益をひっくり返す
ほどには期待できるのか。
[ 2017/02/13 19:20 ] [ 編集 ]
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