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トランプ政権発足後の円安、日本企業に追い風

日本の主要企業が最近、急激な円安を追い風にして、業績見通しを上方修正している。12日付ウォール・ストリート・ジャーナル伝えた。SMBC日興証券の集計によると、東京証券取引所1部に上場する1446社のうち200社を超える企業が2017年3月期の業績見通しを引き上げた。業績を下方修正した企業は76社にとどまった。

業績を楽観する企業の大半はトヨタ、キヤノンなどの輸出主導型企業だ。トヨタは純利益見通しを1兆5500億円(前期比33.0%減)から1兆7000億円(26.5%減)に引き上げた。売り上げの80%を海外に依存するキヤノンも純利益予測を前期比13%増の1700億円と予想した。総合商社の三井物産、三菱商事も利益見通しを30%前後引き上げた。楽天証券の窪田真之チーフストラテジストは「利益見通しに対して慎重な日本企業が早くも今期業績見通しを上方修正するのは、それほど増益の可能性が高いことを示している」と語った。

日本の主要企業が楽観的な業績見通しを示す要因は、円安ドル高の進行だ。円安は日本企業にとって、商品の競争力を高め、輸出が伸び、貿易収支が改善する効果がある。米ドルは昨年11月のトランプ氏当選以降、拡張的な財政政策と規制緩和などに対する期待感が高まり、上昇傾向を示している。円の対ドル相場はトランプ氏当選後の3カ月余りで104円72銭から113円19銭(11日)へと8.1%円安が進んだ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/02/14/2017021400482.html

【管理人 補足記事&コメント】
20ヶ月移動平均線とドル/円の関係に変化があり、20ヶ月移動平均線の上で推移しているうちは円安、逆に下回った場合は円高という構図だったが、昨日のNY終値でその20ヶ月移動平均線を下回って取引を終えた。 つまり、昨年12月からの円安は終了、今回の円安は短命で終わることとなる。トランプ大統領就任以降、立て続けに大統領令を発動。選挙期間中の公約を次々に実行しているだけに、前回の株高・金利高の同居が続く中、ドル/円は、日米首脳会談時に踏み込んだ話し合いが行われなかった。むしろこの首脳会談では波風が立ちにくい状態で維持したと言える。

円安を背景に、アベノミクスと名がついたが、昨年は世界の様々な情勢で円安一年を損した形である。今年は円高というよりは、程々の値でしか推移しないだろう。今年一年は昨年分と考えても、昨年で一時途切れたわけで、連続してこそ意味があったが、何とも残念ではある。成長戦略としては、大手企業の戦略形成がやっとだろう…。新たな事業や既存事業に、新しい風がほしいのは企業の経営者の考えであるから、買収や事業提携に金を使いたいわけで、そのうえでの人材投資となり、人材投資が優先されるわけではない。

まして日本は中小企業雇用70%の国であるから、平均年収が上昇するには中小企業の売り上げ利益増が不可欠となる。一方で内部留保は300兆円を超え、事業拡大或いは老朽化した工場の建設修理などなどを考えれば、人材投資にまで資金が回るには無理がある。成長戦略に最低3年、結果が出るまでには5年以上かかる。経営者の重い腰を上げるには内部留保金への課税と私は主張してきたが、日本政府はまだ最後の手段として温存している状態だ。

従って景気は現状を維持する程度と考えたほうが良いが、アイデア豊富な日本企業であるから、人事考課面や臨時ボーナスなどでしか対応できないと考えれば、中小企業の年収アップには力不足となる。まして安倍総理が掲げたTPPからアメリカが離脱した今、FTAでは日本にとっては恩恵は限定的でしかないのも事実。アメリカ有利となりやすいわけで、FTAには十分注意が必要となる。同時にアメリカ輸出が占める割合が高い日本であるから、関連する企業は、アメリカへの投資や工場建設が迫られるわけで、自国人材投資には逆風となりそうだが…。



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[ 2017年02月14日 10:35 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
ほどほどに
世界的なスロートレードの中で、日本は比較的
バランスのいい産業・貿易構造で、他国と比べて
うまくいっていると思われます。
原油安が効いて、2016年は貿易収支が黒字転換。

わずかのリードで為替レートはほどほどでいい。
大きく稼ぐと円買いがきて円高に戻る。
[ 2017/02/14 12:20 ] [ 編集 ]
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