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韓国の対外債権7843億ドル、対外債務3809億ドル

韓国銀行は22日、韓国の対外債権が前年比638億ドル増の7843億ドルとなったのに対し、対外債務は151億ドル減の3809億ドルだったと発表した。

対外債権の増加は1000億ドル近い経常収支黒字で豊富な資金を抱える企業が海外投資を積極的に行ったためとみられる。韓銀国際投資統計チームのホン・ギョンヒ次長は「保険会社などの運用資産規模が膨らみ、海外債券投資だけで347億ドル増えた」と説明した。

対外債務では長期対外債務が160億ドル減少し、短期対外債務は8億ドル増えた。外貨準備高(3711億ドル)に占める短期対外債務(1052億ドル)の割合は28.3%で前年と同じだった。

同割合は2013年の32.3%、14年の32.0%、15年の28.3%と年々低下してきた。1997年の通貨危機当時(283.1%)、2008年の金融危機当時(79.3%)に比べるとはるかに低い水準だ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/02/23/2017022300602.html

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【管理人 補足記事&コメント】
「韓国から外国に投資している金額」に含まれている「その他外国債権債務」という金額は604兆ウォンで、韓国の外国に対する投資残高のおよそ半額を占める。対外純債権約30兆円と比べても非常に巨額だ。「外国から韓国に投資している金額」にも同じく「その他外国債権債務」という金額が含まれるが、この金額は166兆ウォンに達しており、韓国が外国から資金調達している金額の15%程度を占めていると言われる。

資産側にせよ負債側にせよ、「その他の外国債権債務」という項目が、ここまで巨額に達することは通常ありえない。韓国の場合、「その他の外国債権債務」という項目は対外投資残高の半額で、日本円に換算して60兆円を超えている。さらに、604兆ウォンのうち、実に374兆ウォンは、中央銀行が保有している。通常、中央銀行のバランスシートには、資産側には流動性の高い項目が計上される。日本の場合だと大部分が日本国債となる。韓国の中央銀行である韓国銀行には、日本円換算で、実に42兆円もの「正体不明の資産」が計上されている。、Bloombergのデータによると、韓国は2016年6月末時点で371兆ウォンの外貨準備を保有しているが、外貨準備の金額と「その他の外国債権債務」の金額とほぼ一致している。

韓国の外貨準備は流動性がない資産で占められいるという情報があるが、「その他の外国債権債務」が外国からの借入金で、日本の民間銀行からの借入金という可能性が高い。「その他の外国債権債務」勘定でお金を借りている主体は、韓国国内の金融機関と企業であるから、通貨危機の際に韓国から逃げ出してしまうかもしれない金額は、韓国が公表しているよりも巨額となる。韓国の純資産もどれだけ正しいのは不透明である。記事では外貨準備高3711億ドルに占める短期対外債務1052億ドルの割合は28.3%で前年と同じだったというが、外貨準備自体流動性のある金額は10兆円もないのではないか…。短期対外債務(1052億ドル)が仮に正しいと考えれば、外貨準備は形だけで実質ゼロとなるが…。

日本の純資産は世界一位だが、韓国はマイナスであるから、なお問題となる。
朝鮮日報は自国対外資産や対外債務などなどを明確に掲載できるだろうか…。




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[ 2017年02月23日 10:41 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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