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THAADで報復強める中国、官営メディアが「断交」言及

在韓米軍の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備に関する手続きが加速化し、中国による「THAAD報復」も激しさを増している。官営メディアは「断交」にまで言及するなど世論形成に走っているほか、韓国大使とのインタビューも一方的に中止した。

中国共産党の機関紙、人民日報の海外版が運営するソーシャルメディア「侠客島」は28日「ひとたびTHAADが(韓国に)配備されれば、中国は韓国と準断交の状況まで進む可能性も排除してはならない」と書いた。また、人民日報の姉妹紙、環球時報はロッテの不買運動をあおる社説を掲載したのに続き、不買運動に関するオンラインアンケートまで実施した。中国国営の中国中央テレビ(CCTV)は、ロッテ免税店の売り上げのほとんどが中国人観光客の買い物のおかげだと繰り返し報道した。

また、国営新華社通信系のニュースサイト「新華網」は、28日に予定されていた金章洙(キム・ジャンス)駐中韓国大使とのインタビューを27日午後になって突然キャンセルした。韓国大使館の関係者は「インタビューの前日に中止になるのは納得がいかない」と遺憾の意を表明し「中止の理由を正式な公文書で送ってほしい」と要請したと話した。

中国はロッテに対する報復もさらに強めている。北京の東城区公商分局は同日午前、北京のロッテマート崇文支店に対し、違法な広告を掲出したとして罰金4万4000元(約75万円)を科した。美容整形手術に関する未申請の広告物を公共の場所に掲示したという容疑だが、中国国内で同様の理由で罰金を科されたのは今回が初めてだと新華網は伝えた。またこの日、中国版ツイッター「微博」には、吉林省にあるロッテマートの前で中国人らが大型プラカードを掲げ、不買デモを行う様子が投稿された。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/02/28/2017022803646.html

【管理人 補足記事&コメント】
朝鮮日報は、韓国国防部は28日、在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)を配備するため、ロッテと敷地交換契約を結んだ。27日にロッテが臨時取締役会を開き、慶尚北道星州にあるロッテのスカイヒル・ゴルフ場をTHAADの敷地として提供することを決定してから、わずか1日での契約締結となったと報じている。

28日に結ばれた契約の内容は、THAADの配備予定地となっている星州のゴルフ場(148万平方メートル)をロッテが国防部へ提供する代わりに、ロッテは京畿道南楊州市退渓院にある軍用地20万3000平方メートルのうち、ゴルフ場の価値(約890億ウォン=現在のレートで約88億5000万円)に相当する6万7000平方メートルを受け取るという。ハンギョレ新聞は、THAAD(高高度防衛ミサイル)配備の敷地を国防部に提供する予定のロッテに、中国メディアが「中国から遠く離れよ」とし、事実上、全社会的な不買運動の必要性を主張したと報じている。

中国の「環球時報」は21日付の社説で「ロッテの決定を変えることはできないが、THAAD配備を支持した対償を払わせるべきという中国社会の決心も固い」としたうえで、「このように直接的にTHAAD配備に向けて全力を尽くして、中国の利益を損なった企業は必ず中国から遠く離れなければならない」とし、「世界は非常に広い。他の地域に行って多くの店を開き、彼らと幸せな日々を送ることに対して、私たちは全く嫉妬しない」と主張した。「中国を離れてもロッテは多分これからも生きていけるだろう。だから、THAAD配備への支持を選択するだけで、北京の態度がどうであれ、そのこと(配備)は実現できるだろう」とロッテを皮肉っている。

ロッテ以外の追加的制裁の可能性も当然あるわけで、今年は制裁処置は加速するだろう。しかし韓国政府はTHAAD配備の撤回」を一貫して要求している中国に、実際に撤回が容易ではないという否定的な見通しを示したわけで、大統領不在の韓国では、外交力ゼロであるから、中国とまともに話もできないだろう。



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[ 2017年03月01日 10:54 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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