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韓進海運の破産の影響…韓国輸出企業「運賃30%上昇」

昨年9月に韓進(ハンジン)海運が法定管理(企業回生手続き)に入った後、業界が懸念していた海上運賃の上昇が現実になっている。韓進海運は先月17日、裁判所の破産宣告を受け、清算手続きを踏んでいる。

韓国貿易協会は昨年の輸出実績が100万ドル以上の輸出企業332社を対象に「韓進海運破産による輸出物流環境変化」を調査した結果、昨年9月以降「運賃が上昇した」という回答率が65.4%(217社)にのぼったと2日、明らかにした。 運賃の上昇幅は「10%以上から30%未満」が45.2%で最も多く、「10%未満」が29.0%、「30%以上」が20.3%だった。運賃が上昇したという企業は主に「価格競争力の低下」(45.7%)、「納期の遅延」(25.0%)、「取引先の離脱」(20.3%)などを懸念していることが分かった。

運賃上昇への対策として企業は「他の船会社利用」(57.6%)、「価格引き上げ」(12.3%)などで対応した。「特別な対応策がない」という回答も23.3%にのぼった。 貿易協会は「中小輸出企業は運賃上昇による輸出価格上昇を避けるために他の船を探して納期が遅れたり、取引先を失うなど複合的な問題に直面している」と分析した。


韓進海運事態以降、船腹(積載空間)不足による運送支障問題を経験した企業は全体の57.5%だった。韓国船会社の利用率は減り、外国船会社の利用率は増えた。回答企業の51.8%は「韓国船会社の利用率が減った」と答え、このうち半分は「外国船会社の利用率が30%以上増えた」と回答した。

韓国船会社の利用率減少の原因は「船腹の不足」(38.0%)、「船舶スケジュールの縮小」(25.1%)、「高い運賃」(21.2%)などが挙げられた。貿易協会は「韓国船会社は運賃が高く、外国船会社は韓国の貨物より中国など他国の貨物を優先するため、輸出企業はいずれにしても安心して利用しにくい状況」と説明した。
http://japanese.joins.com/article/431/226431.html?servcode=300§code=300

【管理人 補足記事&コメント】
韓国海運大手、韓進海運が破綻し世界的に物流が停滞、大きな混乱が生じた。一方の日本では、2015年に第一中央汽船が破綻しており、業績不振に見舞われる日本の海運大手である日本郵船・商船三井・川崎汽船はコンテナ船事業の統合を発表した。現在、世界の海運業界は激動の時代を迎えており、生き残りをかけた業界再編の動きが加速している。海運業界が抱えている大きな問題は船舶の供給過剰による運賃の下落である。世界のばら積み船の運賃の総合指標であるバルチック海運指数が2016年2月に過去最低水準を更新するなど運賃が低水準で推移しており、各社とも厳しい収益状況にある。

船舶の建造は船会社や海運会社だけではなく投機筋も絡んでいる。海運業界も金融化しており、建造された大量の船舶が市場に供給された事で船舶の供給過剰の一因となっている。一方で、中国の経済成長鈍化による資源需要の減少や鉄鋼の過剰生産能力削減などにより、鉄鉱石の輸送需要が減少している。海運業界において中国は非常に大きな存在感を放っている。世界の海上輸送の4割程度がばら積み船と呼ばれるタイプの船舶となる。ばら積み船とは、梱包されていない穀物や鉄鉱石などを船倉に積み込んで輸送するタイプの船舶で、中国の資源輸送需要が減少すれば、海上輸送の4割を占めるばら積み船を直撃する。

いずれ韓国は、日本や中国の輸送船に頼ることになるのではないか…。



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[ 2017年03月03日 12:21 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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