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抜け殻でスタートするネット銀行…韓国だけ後進国

韓国初のインターネット専用銀行Kバンクが今日から営業を始める。2号ネット銀行のカカオバンクも今年上半期中にスタートする予定という。モバイルとインターネットだけで営業するネット専用銀行時代が韓国国内にも本格的に開かれるということだ。ネット専用銀行は営業店はもちろん通帳もなく、365日・24時間稼働する。にもかかわらず預金・積立金、貸出など従来の銀行サービスはもちろん、銀行があまり扱わなかった中・低信用者対象の中金利貸出、ビッグデータを活用した信用評価、新しいモバイル決済なども提供する計画だ。ネット銀行が従来の金融産業地図はもちろん消費者の生活パターンにも少なからず変化をもたらすという見方が出ている理由だ。

しかしネット銀行の現実は容易でない。従来の銀行と異なるサービスのためには情報技術(IT)分野などに対する莫大な投資が要求される。また、初期資本金の相当部分をシステム構築などにすでに投入したため、数千億ウォン規模の増資も必要だ。ところが産業資本は議決権のある銀行の持ち株比率を4%までに制限した、いわゆる「銀産分離」規制がすべてを遮っている。ネット専用銀行が抜け殻でスタートするという声が出るのもそのためだ。 金融当局はネット専用銀行に限り銀産分離規制が緩和されると予想した。しかしネット銀行が「財閥の私金庫」に転落するという政界の一部の反対のため、今まで銀産分離緩和のための銀行法改正は延期されている。その間、従来の銀行はインターネットとモバイルサービスを大幅に強化、ネット銀行との格差を急速に狭めている。鳴り物入りで登場したネット専用銀行が本格的に営業を始める時点には立つ場所がほとんどない状況になるかもしれないということだ。

外国ではネット銀行が金融の一つの軸を担っている。米国ではすでに20余りが営業中であり、日本は2000年に異業種によるネット専用銀行設立を支援する法律ができて新規進出が拡大した。中国ネット銀行も急成長している。もたつけば韓国だけがネット銀行後進国になるかもしれない。
http://japanese.joins.com/article/603/227603.html?servcode=100§code=110

【管理人 補足記事&コメント】
オンライン・ゲームサイト、ハンゲームの設立者として知られる韓国IT業界の大物、金範沫氏が2010年に設立したカカオは、メッセンジャーアプリ「カカオトーク」で大ブレイク。ユーザー数は全世界で1億5000万人を超える。2015年5月に大手韓国ポータルサイト・プロバイダー、ダウム・コミュニケーションとの経営統合を発表後、同年11月に16の銀行と提携してモバイル・ウォレット・サービスとP2P決済を開始している。また中国の巨大組織アリババが運営するAlipay、友利銀行(Woori Bank)、韓国の保険会社、ハンファ生命などのサポートを受けての立ち上げとなっているKTは、NECとともに通信サービスの発展にむけたプロジェクトを組んでおり、現在5Gの共同開発を進めている。こうした高度なテクノロジー技術を金融事業に活かすことが期待されている。

一方懸念されるのは、端的には、セキュリティの問題だ。自宅に設置されているPCを思い浮かべれば、セキュリティ対策は十分に取られているかもしれない。個人情報の管理体制の厳格化やそれに伴うITセキュリティ意識の高まりから、PCのセキュリティ対策は進んでいる。PCへのセキュリティソフトの導入率は80%を超えている(2014年トレンドマイクロ調べ)。PCの大部分で脅威対策が行われているのが現状だ。だが実は、多くの家庭で見過ごされがちな盲点もある。スマートフォンやタブレットだ。こうしたスマートデバイスがセキュリティの“穴”になることもあり、セキュリティ対策が取られているスマートデバイスは半分にも満たないという(2014年トレンドマイクロ調べ)。

ネット銀行の普及もよいが、それを悪利用する比率が高まるのも事実。韓国人の性格を考慮すれば、セキュリティー対応策をどのように対応するのかも取り決めないと駄目なのではと思うが…。



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[ 2017年04月03日 10:36 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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