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“米中協力”局面、THAAD配備急ぐ時ではない

ホワイトハウスの外交政策参謀が16日、THAAD(高高度防衛ミサイル)の朝鮮半島配備完了および運用時点について「まだ解決しなければならないいくつかの問題がある。(韓国の)次の大統領が決める事案だ」と話した。3月にTHAAD発射車両を韓国に持ってきて以来、一貫して配備を急いできた米国の方針が変わったのではないかと思える内容だ。その翌日に韓国を訪問したマイク・ペンス米副大統領は、黄教安大統領権限代行と会談した後「韓米同盟のためにTHAADを配備する」と述べた。

二つの発言は一見相反するように見える。だが、ホワイトハウス参謀の発言は韓国に向かうペンス副大統領の専用機の中で出た。発言の全文を見ても「(韓国の)次の大統領」と明確に話した。そうした点から見て、ペンス副大統領の発言はホワイトハウス参謀の話を覆すものというよりは、韓国と緊密に協議するという意味だと見られる。

米中首脳会談以後、米国が中国の対北朝鮮圧迫を誘導するために「THAADのスピード調節」に乗り出したと見る方がむしろ合理的な推論だろう。ホワイトハウスのハーバート・マクマスター国家安保補佐官も16日(現地時間)、マスコミとのインタビューで「北朝鮮問題と関連して少なくとも現時点では先制攻撃などの『軍事的行動』は選択事項でない(off the table)」と明らかにした。「軍事的対応」をも含む「すべてのオプションを考慮中」という以前の方針から一歩後退したのだ。これもまたTHAAD発言と脈が通じている。米中首脳会談以後、中国が北朝鮮の核を制御するために熱心に動いているが、米国がこうした雰囲気を無視してTHAAD配備を加速化する理由はないと見るのが合理的だ。

しかし、韓国政府は朝鮮半島を巡る変化の兆候にもかかわらず、相変らず「早期に計画どおり進める」という話だけをオウムのように繰り返している。「THAAD配備」に命をかけるような性急さを露骨にしている。韓国政府は無理なTHAAD配備強行で次期政府の選択権を奪ってはならない。どのみち3週間しか残っていない過渡政府でTHAAD配備を物理的に完了することはできない。

そうであれば大統領選挙以後に発足する新政府が、THAAD配備の最終決定権を持つのは当然だ。選挙戦を戦う候補者らは、朝鮮半島を取り巻く米中の動きなどを綿密に分析し、当選に備えた外交的準備を今からしていかなければならない。
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/27097.html

【管理人 補足記事&コメント】
日本敗戦後、朝鮮半島の主権争いでアメリカに助けられ、その後はアメリカが韓国を守り、今では企業統治下として日本傘下の国となっている韓国。朝鮮戦争継続中を韓国は理解しないで、自国経済も自国防衛も他国に頼ってきたわけで、北朝鮮と外交すら満足にできないのが韓国である。軍事境界線のまま70年以上経過している。だが、朝鮮半島の主権争いは実は裏では継続中である。まして最近では大国である中国が参入し、ロシアと中国そしてアメリカの歩み寄りがないことから、朝鮮半島は一向に進展しないまま、日本のODAで韓国だけが発達してきた。

過去を見れば朝鮮半島は国が出来ては統一分裂を繰り返し、のちに日本統治下となり、解放後南と北の分裂状態で今日に至る。北朝鮮は軍事面でロシアに支えられ、中国その他の国で外貨を稼ぎ、韓国の裕福な経済発展や通貨危機で国の再建を裏腹に、自給自足でしのいできたのが北朝鮮である。朝鮮戦争冷戦期とはいえ、圧倒的に優勢であった朝鮮戦争でアメリカに押し上げられた恨みと脅威は、今なお衰えるどころかタイミングを狙っている状態と言える。また裏で支えるロシアの存在は大きいわけで、アメリカとていままで北朝鮮の先制攻撃を避けてきた理由でもある。

しかしトランプ大統領になり、過朝鮮半島の歴史認識不足でアメリカが武力に走れば、ロシアも中国も黙ってはいないだろう。北と南の争いと言う概念は朝鮮半島の主権争いにおいては、単純ではない。まして日本は大国の間で外交する立場であり、さらにはアメリカと対等の日米同盟国である。下手をすれば、朝鮮戦争の再開は大戦争を意味するわけで、何とも厄介なことである。輪をかけて日本は自国防衛とはいえ集団的自衛権をネタに、上記の戦争に巻き込まれるのは目に見えている。それだけに、軍事技術が向上した今、大戦争などという事は国の破壊でしかないわけで避けるべきだろう。

それを仲介するのも日本政府の役目と言える。脅威が増せば北朝鮮は日本に歩み寄るだろう。今の日本は核は保有していないが中国軍に劣らない軍事力である。いずれ中国はさらに強大な軍事力を持つようになるだろう。戦争避ける意味においても自国防衛は軍事力拡大を強いられるのは事実。日本とてすでに軍事力強化は加速している。あとは有能な人材となる数の確保となる。いずれにしても大小にかかわらず戦争は避けるべきで、外交努力に専念してほしいものであるが…。



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[ 2017年04月18日 10:26 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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